札幌で本格的な十割そばを食べたいと思ったとき、ラーメンやスープカレーの情報は山ほど出てくるのに、蕎麦の名店情報って意外と少ないですよね。「板そば なみ喜」は、山形発祥の板そばを札幌で味わえる数少ない専門店です。そば粉と水だけで打つ十割そば、殻ごと挽く「挽きぐるみ」の力強い風味、そして知床鶏を使った名物の鳥天——。この記事では、本店・篠路店の2店舗のメニュー・料金・営業時間からサイズの選び方、混雑を避けるコツまで、初めて行く人が迷わないようにすべてまとめました。
・板そば なみ喜の十割そばの特徴と6段階のサイズ・料金体系
・本店と篠路店それぞれの営業時間・定休日・アクセス方法
・名物「鳥天」をはじめとするおすすめメニューの選び方
・混雑を避けるベストな来店タイミングと知っておきたい注意点
板そば なみ喜とは?札幌で山形発祥の十割そばが食べられる専門店

山形の「板そば」文化を札幌に持ち込んだ蕎麦店
板そば なみ喜は、山形県内陸部に伝わる「板そば」を札幌で提供する蕎麦専門店です。板そばとは、長い木の板や木箱にそばを盛り付けて大人数で囲む山形独特の食べ方で、もともとは農作業の後に大勢で蕎麦を分け合ったのが起源とされています。札幌市北区に本店を構え、同じく北区の篠路にも支店を展開しています。
北海道で蕎麦といえば幌加内や新得など道産そば粉の産地が有名ですが、なみ喜は山形スタイルの田舎そばにこだわっている点が他店との大きな違いです。札幌市内に蕎麦店は数あれど、板そばを専門に据えている店は限られるため、蕎麦好きの間では「知る人ぞ知る名店」として口コミで広がってきました。ただし最寄り駅から徒歩20分ほどかかるため、車での来店が現実的です。公共交通機関で向かう場合はバスの利用も検討してください。
十割・挽きぐるみ・毎日製粉——なみ喜の蕎麦へのこだわり
なみ喜の蕎麦は「十割」、つまりつなぎを一切使わずそば粉と水だけで打っています。さらに、そばの実を殻ごと粉にする「挽きぐるみ」製法を採用しているため、色はやや黒みがかった田舎そばの見た目になります。口に入れた瞬間、鼻に抜けるそばの香りが濃厚で、噛むほどに穀物の甘みが広がるのが特徴です。
製粉は篠路店に設置した石臼を使い、毎日その日に使うぶんだけ挽いています。前日に挽き置きしない分、そばの実の風味がダイレクトに感じられます。十割そばはつなぎがないぶん切れやすいイメージがありますが、なみ喜の蕎麦は適度なコシがあり、つるりとしたのど越しも楽しめます。ただし打ちたて・挽きたてにこだわっているため、売り切れ次第で閉店が早まることがある点は覚えておきましょう。
札幌の蕎麦シーンにおけるなみ喜の立ち位置
札幌で蕎麦を食べようとすると、駅前の立ち食い蕎麦から老舗の手打ち蕎麦店まで選択肢は幅広いです。なみ喜のポジションは「ボリューム×本格十割そば」。一般的な蕎麦店で大盛りを頼んでも物足りないという人が、1.5倍の板そばや2.5倍の大板を注文できるのは大きな魅力です。
価格帯は1,000〜2,000円程度で、十割そばとしてはリーズナブルな部類に入ります。家族連れで来ている客も多く、小上がり席やテーブル席も用意されているので、子ども連れでも入りやすい雰囲気です。一方で、住宅街の中にあるため「ふらっと通りかかる」タイプの店ではありません。わざわざ足を運ぶ価値がある店なので、初めて行くなら事前にルートを確認しておくのがおすすめです。
実は北海道は全国でもトップクラスのそば粉生産地ですが、「板そば」のスタイルで食べられる店は札幌でもほとんどありません。なみ喜は山形の食文化を北海道に根付かせた貴重な存在で、蕎麦通の間では「札幌で板そばといえばなみ喜」と認知されています。
板そば なみ喜のメニューと料金|6段階サイズで好みの量を選べる
蕎麦メニューの基本ラインナップと価格帯
なみ喜の蕎麦メニューは冷たいそばと温かいそばの両方がそろっています。冷たいそばの定番は「ざるそば」で、つけ汁でいただくスタイル。そのほか「鳥天ざる」が1,020円、「鴨ざる」が1,080円、ピリ辛のつけ汁で食べる「辛みざる」が930円と、つけ汁のバリエーションが豊富です。温かいそばでは「温鳥天」が1,100円で、寒い冬場に人気があります。
サイドメニューとして「鳥天丼」1,180円も用意されており、蕎麦と一緒に注文する人も多いです。予算の目安はそば単品なら1,000円前後、鳥天などをつけると1,200〜1,500円程度。ランチでもディナーでも同一価格なので、夜に行っても割高にならないのは嬉しいポイントです。ただし蕎麦がなくなり次第閉店なので、特に休日の夜は早めの来店をおすすめします。
ハーフから特板まで——なみ喜独自の6段階サイズ制
なみ喜で注目すべきはそばの量を6段階から選べるサイズ制です。少ない順に「ハーフざる」「ざる(1倍・通常量)」「板(1.5倍)」「中板(2倍)」「大板(2.5倍)」「特板(3倍)」と細かく刻まれています。初めて来た人は「板」か「ざる」を選ぶのが無難です。
大板は1,260円程度で通常の2.5倍の量が盛られてきます。木の板の上にどっさり盛られた蕎麦は見た目のインパクトも十分で、ボリュームに自信がある人にはたまりません。一方、小食の方やお子さんには「ハーフざる」が用意されているので、食べ切れない心配は不要です。なお、同行者とサイズ違いで注文して食べ比べるのも楽しい食べ方です。
| サイズ | 量の目安 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| ハーフざる | 通常の半分 | 小食・お子さん・サイドメニュー重視派 |
| ざる(1倍) | 通常量 | 初めての方・女性・軽めに食べたい方 |
| 板(1.5倍) | 1.5人前 | しっかり食べたい方・一番人気のサイズ |
| 中板(2倍) | 2人前 | 蕎麦好き・男性のランチに |
| 大板(2.5倍) | 2.5人前 | 大食い・コスパ重視派(1,260円程度) |
| 特板(3倍) | 3人前 | チャレンジ精神のある方・シェア用 |
初めて行くなら何を頼む?迷ったときのおすすめ注文パターン
初訪問でまず試してほしいのは「鳥天ざる」1,020円です。なみ喜の看板メニューである十割そばと、名物の知床鶏の鳥天を一度に味わえるので、この店の実力を一皿で知ることができます。サイズは「板(1.5倍)」にすると、鳥天と合わせてちょうどお腹が満たされる量になります。
2回目以降は「鴨ざる」1,080円に挑戦するのがおすすめ。鴨の脂が溶け出した温かいつけ汁が、冷たい十割そばの風味を引き立ててくれます。辛いもの好きなら「辛みざる」930円もあり、ピリッとしたアクセントが蕎麦の甘みを際立たせます。ただし辛みざるは想像以上に辛さが強いので、辛さに弱い方は控えめに。ランチであればそば単品で十分ですが、夕食時は鳥天丼1,180円を追加してがっつり食べるのも一つの手です。
名物「鳥天」|知床鶏を使った看板サイドメニュー

国産の知床鶏を使った鳥天はなぜ人気なのか
なみ喜で蕎麦と同じくらい注目を集めているのが「鳥天」です。国産の知床鶏のムネ肉をやや薄めにスライスし、衣をつけてカラッと揚げています。鶏ムネ肉は一般的にパサつきがちですが、なみ喜の鳥天は肉の厚みを工夫しているため、ジューシーさと軽い食感を両立しています。
鳥天は単品でも注文可能ですが、蕎麦とセットになった「鳥天ざる」1,020円が一番人気のメニューです。天つゆではなく塩で食べるスタイルも楽しめるので、好みに合わせて味変できます。衣が薄めなので脂っこさが少なく、蕎麦を食べながらでも胃もたれしにくいのも嬉しい点です。ただし鳥天は揚げたてが提供されるため、混雑時は少し待ち時間が長くなることがあります。
鳥天丼1,180円のボリュームと満足度
蕎麦だけでは物足りないという人に推したいのが「鳥天丼」1,180円です。ご飯の上に鳥天がたっぷり乗せられ、甘辛いタレがかかった丼ぶりは食べごたえ十分。蕎麦を「ハーフざる」で注文し、鳥天丼とセットで食べる常連客も多いようです。
鳥天丼は単品としても完成度が高いので、蕎麦にそこまで興味がない同伴者がいても「ここなら鳥天丼があるから」と誘いやすい店でもあります。ランチタイムは鳥天丼だけを目当てに来る人もいるほどで、特に休日の12時台は注文が集中します。スムーズに食べたいなら、11時の開店直後か13時以降を狙うのが賢明です。
休日の昼12時〜13時はピーク時間帯で、30分以上待つこともあります。特に鳥天系メニューは揚げ時間がかかるぶん提供が遅れることも。開店直後の11時か、ピークを過ぎた14時頃の来店がスムーズです。
鳥天以外の天ぷら・サイドメニューも見逃せない
鳥天が看板ですが、野菜の天ぷらもしっかり美味しいのがなみ喜の底力です。季節の野菜天ぷらは衣が薄くサクッと揚がっていて、素材の味がしっかり感じられます。蕎麦と天ぷらの組み合わせは定番中の定番ですが、十割そばの力強い香りには天ぷらの油分がちょうどいいコントラストになります。
また、蕎麦湯もぜひ味わってほしい一品です。十割そばの茹で汁はとろみが強く、そば粉の風味が溶け出した濃厚な味わい。つけ汁を蕎麦湯で割って飲むと、食事の締めくくりとして満足感がぐっと高まります。蕎麦湯は無料で提供されるので、遠慮なくお願いしましょう。デートや接待では蕎麦湯まで楽しむ余裕を持ったスケジュールで訪問するのがおすすめです。
板そば なみ喜 本店の基本情報|営業時間・定休日・アクセスまとめ
本店の所在地と営業時間を確認しよう
板そば なみ喜 本店は、札幌市北区北24条西13丁目2-1にあります。宮の森北24条通り沿いの住宅街の中に位置しており、初めて行く場合はカーナビやスマホの地図アプリで「板そば なみ喜」と検索するのが確実です。
営業時間は昼が11:00〜16:00(ラストオーダー15:30)、夜が17:00〜20:30(ラストオーダー20:00)の二部制です。昼と夜の間に1時間の休憩があるため、16時に駆け込んでも入れない点に注意してください。定休日は木曜日と第1・第3月曜日で、祝日に当たる場合は翌日が振替休日になります。電話番号は011-746-0156です。遠方から訪問する場合は、念のため電話で営業を確認してから向かうと安心です。
| 店名 | 板そば なみ喜 本店 |
| 所在地 | 札幌市北区北24条西13丁目2-1 |
| 営業時間 | 11:00〜16:00(LO 15:30)/17:00〜20:30(LO 20:00) |
| 定休日 | 木曜日、第1・第3月曜日(祝日の場合は翌日休み) |
| 予算目安 | 1,000円〜2,000円 |
| 電話番号 | 011-746-0156 |
| アクセス | 地下鉄南北線 北24条駅から徒歩約20分(車でのアクセス推奨) |
本店へのアクセス方法|車が基本、バスなら北24条駅から
最寄り駅は地下鉄南北線の北24条駅ですが、徒歩で約20分かかります。JR八軒駅からも同程度の距離があるため、車での訪問が現実的です。駐車場は店舗前に用意されていますが、台数が限られるため休日のピーク時は満車になることがあります。
車がない場合は、北24条駅からバスを利用する方法があります。北24条バスターミナルから「北24条西」方面へ向かうバスに乗り、数停留所で下車できます。ただしバスの本数は多くないので、時刻表を事前に確認しておくのが安全です。タクシーなら北24条駅から5分程度、料金は1,000円前後で到着します。出張で札幌に来ている方はタクシーが一番手軽でしょう。
本店の雰囲気と座席|一人でも家族連れでも入りやすい
本店の店内は木のぬくもりを感じる和の空間で、テーブル席と小上がり席があります。蕎麦屋らしい落ち着いた雰囲気でありながら、堅苦しさはなく普段使いしやすい空気感です。一人客がカウンター席で黙々と蕎麦をすする姿もよく見かけます。
家族連れにも対応できる小上がり席は、小さなお子さんがいる場合に重宝します。ハーフざるが用意されているので、子ども用メニューがなくても量の調整は可能です。店内は決して広くはないため、4人以上のグループで訪問する場合はピーク時間を避けるか、篠路店を選ぶのも一つの手です。
篠路店の特徴|90席の広々空間と充実の駐車場
篠路店の基本情報|石狩街道沿いで車でのアクセス良好
篠路店は札幌市北区篠路1条1丁目2-5、石狩街道沿いに位置しています。本店と比べてアクセスが格段にしやすく、札幌中心部から石狩街道をまっすぐ北上すれば到着します。駐車場が広く確保されているため、車で来店するなら篠路店のほうがストレスが少ないでしょう。
営業時間は11:00〜20:30(料理ラストオーダー20:00)で、本店のような昼夜の休憩時間がない通し営業です。定休日は木曜日のみ。本店が第1・第3月曜日も休みなのに対し、篠路店は木曜以外は基本的に営業しています。「月曜に行ったら本店が休みだった」という失敗を避けるには篠路店を選ぶのが確実です。電話番号は011-398-6707です。
| 店名 | 板そば なみ喜 篠路店 |
| 所在地 | 札幌市北区篠路1条1丁目2-5 |
| 営業時間 | 11:00〜20:30(料理LO 20:00) |
| 定休日 | 木曜日 |
| 予算目安 | 1,000円〜2,000円 |
| 電話番号 | 011-398-6707 |
| アクセス | 石狩街道沿い、広い駐車場完備 |
本店との違いは?篠路店を選ぶメリット
篠路店の最大の特徴は席数の多さです。90席を備えており、本店よりもゆったりとした空間で食事できます。休日の昼時でも本店ほどの待ち時間にはなりにくく、家族やグループでの来店に向いています。
また、篠路店にはなみ喜の蕎麦を支える石臼が設置されています。毎日この石臼でそばの実を挽いており、両店舗で使う蕎麦粉はすべて篠路店で製粉されたもの。いわば「製粉工場を兼ねた店舗」です。メニューや味は本店と基本的に同じですが、通し営業で休みも木曜だけという利便性の高さから、地元のリピーターは篠路店を常用している人が多いです。
篠路店ならではの楽しみ方と周辺環境
篠路エリアは札幌中心部から離れた住宅地ですが、石狩方面へのドライブの途中に立ち寄るルートとしては好立地です。石狩の海鮮市場や、あいの里方面の公園を巡った帰りに蕎麦で締める、というプランは地元ドライバーの定番コースになっています。
駐車場が広いため、車中泊旅行者やキャンピングカーで北海道を回っている旅行者にも使いやすい店です。ただし石狩街道は交通量が多い道路なので、右折での入庫がしにくいタイミングがあります。北方面から来る場合は通り過ぎないよう、事前にナビを設定しておきましょう。
| 本店のメリット | 篠路店のメリット |
|---|---|
| 地下鉄北24条駅から一応徒歩圏内 元祖・本店の雰囲気を味わえる こぢんまりとした蕎麦屋らしい空間 |
90席でゆったり・待ち時間が少ない 広い駐車場完備で車のアクセス良好 通し営業&定休日が木曜だけ |
120%楽しむシーン別ガイド|一人・デート・家族・出張
一人で行くなら本店のカウンター席が居心地いい
一人で蕎麦をじっくり味わいたいなら、本店のカウンター席がおすすめです。周りを気にせず自分のペースで食べられるので、蕎麦の香りや食感に集中できます。注文は「鳥天ざる」1,020円の板サイズが鉄板で、一人でもちょうどいい量と満足感を得られます。
平日の14時以降はかなり空いているので、混雑を避けて静かに食べたい一人客にはベストな時間帯です。蕎麦を食べ終わったら蕎麦湯をゆっくり楽しむ贅沢な時間も取れます。一人だと所要時間は30〜40分程度。駐車場の争奪戦もこの時間帯ならほぼ心配ありません。ただし本店は16時で昼営業が終わるので、15時半のラストオーダーに間に合うように余裕を持って向かってください。
デートや友人との食事なら篠路店のゆったり空間で
カップルや友人との食事には篠路店がおすすめです。90席の広い店内は隣席との間隔にも余裕があり、会話を楽しみながら食事できます。本店の小さな空間も趣がありますが、初めてのデートで窮屈な思いをするよりは、ゆったり座れる篠路店のほうが安心です。
二人で行くならサイズ違いで注文して食べ比べるのが楽しいでしょう。たとえば一人は「鳥天ざる」の板サイズ、もう一人は「鴨ざる」のざるサイズといった組み合わせなら、異なるつけ汁と量のバリエーションを味わえます。デートの場合は蕎麦だけで終わるとやや物足りないかもしれないので、近くのカフェでお茶する時間も計算に入れておくと良いでしょう。
家族連れはハーフざる+取り分けで子どもも楽しめる
小さな子ども連れの場合、なみ喜にはキッズメニューこそありませんが、ハーフざるが子ども用として十分に機能します。大人は板サイズや中板サイズを頼み、子どもにはハーフざるを注文すれば、家族みんなで十割そばを楽しめます。篠路店なら座席数が多く、小上がり席もあるので子どもが動き回っても対応しやすいです。
鳥天丼1,180円は子どもにも食べやすい甘辛い味付けなので、蕎麦が苦手な子にはこちらを注文するのも手です。家族4人で訪問した場合、蕎麦+鳥天の組み合わせで一人あたり1,200〜1,500円、家族合計で5,000〜6,000円程度に収まります。十割そばの専門店としてはリーズナブルな価格帯です。
出張ビジネスマンはタクシーで本店へ直行が最短ルート
出張で札幌に来ているビジネスマンが「ランチでサッと美味しい蕎麦を食べたい」場合は、地下鉄北24条駅からタクシーで本店へ向かうのが最も効率的です。タクシー代は1,000円前後、所要時間は5分程度です。食事時間を含めても1時間あれば往復できます。
蕎麦は提供が早いので、ランチ休憩が短い日でも無理なく食べられます。注文から5〜10分で提供されるのが一般的です。出張先の手土産にはなりませんが、「札幌で十割そばを食べた」という話は意外と盛り上がるネタになるかもしれません。ただし木曜日と第1・第3月曜日は本店が定休なので、出張の曜日によっては篠路店を選んでください。
失敗しないための注意点|混雑・売り切れ・定休日の落とし穴
定休日の「第1・第3月曜日」を見落とすと空振りになる
なみ喜本店で最も多い失敗パターンは、定休日を把握せずに行ってしまうケースです。木曜定休はわかりやすいですが、「第1・第3月曜日」は意外と忘れがちです。月曜日に行こうとしている場合は、その月のカレンダーで何週目の月曜かを確認してから出発しましょう。
祝日が月曜に当たる場合は翌火曜が振替休日になるので、連休明けの火曜日も要注意です。篠路店は木曜定休のみなので、月曜に蕎麦を食べたいなら篠路店一択です。遠方から来る場合は電話で営業確認するのが最も確実。本店は011-746-0156、篠路店は011-398-6707です。
蕎麦の売り切れ閉店に要注意|特に休日の夜は危険
なみ喜は毎日その日のぶんだけ蕎麦を打つスタイルのため、蕎麦が売り切れると営業時間内でも閉店します。特に休日は客足が多く、夜の部(17:00〜)に行ったら「本日のそばは終了しました」と言われてしまうケースがあります。
確実に食べたいなら昼の部の早い時間帯、できれば11:00〜12:00の間に訪問するのが安全です。平日であれば夜の部でも売り切れることは少ないですが、休日や連休中は昼のうちに来店するのが無難でしょう。遠方からわざわざ来たのに食べられなかった、という事態を避けるためにも、時間には余裕を持って計画してください。
アクセスの不便さをカバーする3つの移動手段
なみ喜の本店は最寄りの北24条駅から徒歩20分と、公共交通機関でのアクセスはお世辞にも良いとは言えません。しかし移動手段を工夫すれば問題なく訪問できます。
最も楽なのは車で、本店にも篠路店にも駐車場があります。次にタクシーで北24条駅から1,000円前後、5分程度。バスの場合は北24条バスターミナルからの路線がありますが、本数が少ないため時刻表の確認が必須です。レンタカーを借りている旅行者なら、なみ喜で蕎麦を食べてから小樽方面にドライブする、という1日プランも組みやすいルートです。意外と知られていないですが、この「蕎麦→ドライブ」の流れは胃もたれしにくい蕎麦だからこそ成り立つコースです。
口コミ傾向と客層|どんな人がリピートしているのか
蕎麦通が足しげく通うリピート率の高い店
なみ喜の口コミを見ると、「何度もリピートしている」「月に2〜3回通う」という声が目立ちます。リピーターの多くは蕎麦の風味とボリュームに惹かれている層で、「この値段で十割そばがこの量食べられるのは札幌では他にない」という評価が共通しています。
グルメサイトでの評価も高く、蕎麦カテゴリでは札幌市内でトップクラスの評点を維持しています。ただし口コミの中には「駐車場が少ない」「場所がわかりにくい」というアクセス面のマイナス意見も散見されます。味に対する不満はほとんど見られないので、味の実力は折り紙付きと言えるでしょう。初訪問の際は「場所のわかりにくさ」だけ覚悟しておけば、あとはポジティブな驚きが待っています。
意外と知られていない「蕎麦湯」の楽しみ方
意外と知られていないのが、なみ喜の蕎麦湯のレベルの高さです。十割そばの茹で汁は一般的な蕎麦湯よりもとろみが強く、そば粉の栄養がたっぷり溶け出しています。つけ汁に注ぎ足してスープのように飲むのが基本ですが、そのまま飲んでもそばの甘みが感じられます。
蕎麦湯は無料なので、追加料金を気にする必要はありません。冷たいそばを食べた後に温かい蕎麦湯を飲むと、胃がほっと温まって食事の満足感が格段に上がります。常連客の中には「蕎麦湯まで飲んで初めてなみ喜を完食した」と言う人もいるほど。時間に余裕がないランチでも、蕎麦湯を一杯飲む5分は確保してほしいところです。
なみ喜の常連は「鳥天ざるの板サイズ+蕎麦湯」を黄金パターンと呼んでいます。初めてでも「常連さんと同じので」と言えば伝わるかもしれません。予算は鳥天ざる1,020円だけで蕎麦湯は無料なので、1,020円で完璧な蕎麦体験ができます。
さっぽろノート調べ|なみ喜の人気メニュー料金比較
| メニュー名 | 価格(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| 鳥天ざる | 1,020円 | 一番人気、知床鶏の鳥天+冷たいそば |
| 鴨ざる | 1,080円 | 温かい鴨つけ汁+冷たいそば |
| 辛みざる | 930円 | ピリ辛つけ汁、辛さ強めなので注意 |
| 温鳥天 | 1,100円 | 温かいそば+鳥天、冬場に人気 |
| 鳥天丼 | 1,180円 | 甘辛タレの丼ぶり、蕎麦が苦手な人にも |
| 大板そば | 1,260円程度 | 通常の2.5倍、コスパ最強サイズ |




あわせて読みたい


まとめ|板そば なみ喜で札幌にいながら本格山形そばを堪能しよう
板そば なみ喜は、札幌で山形発祥の十割そばを味わえる貴重な蕎麦専門店です。殻ごと挽く挽きぐるみ製法で毎日製粉し、そば粉と水だけで打つ十割そばは、鼻に抜ける力強い香りと噛むほどに広がる穀物の甘みが格別。ラーメンやスープカレーの印象が強い札幌ですが、この街にはこんな本格蕎麦店もあるのだと知ってほしい一軒です。本店も篠路店も、一度食べればリピートしたくなる味と量、そして価格帯のバランスが整っています。
この記事のポイントをおさらいします。
- なみ喜の蕎麦は十割・挽きぐるみ・毎日石臼製粉の三拍子で、そばの風味が濃厚
- サイズは「ハーフざる」から「特板(3倍)」まで6段階。初めてなら「鳥天ざる」の板サイズがおすすめ
- 名物の鳥天は知床鶏のムネ肉を薄くスライスして揚げた軽い食感。鳥天丼1,180円も人気
- 本店は札幌市北区北24条西13丁目、営業時間は11:00〜16:00/17:00〜20:30、定休日は木曜・第1第3月曜
- 篠路店は90席・駐車場完備・通し営業・定休日は木曜のみと利便性が高い
- 蕎麦の売り切れ閉店があるため、確実に食べたいなら昼の部の11:00〜12:00が安全
- 蕎麦湯は無料で提供され、十割そばならではの濃厚な味わいを最後まで楽しめる
まずは一番人気の「鳥天ざる」1,020円を板サイズで注文するところから始めてみてください。蕎麦の香りに驚き、鳥天の軽さに感心し、蕎麦湯で締めくくる——。この一連の流れを体験すれば、なみ喜がリピーターに愛される理由がわかるはずです。本店・篠路店どちらでも同じクオリティの蕎麦が楽しめるので、アクセスしやすいほうを選んで気軽に訪れてみてください。
※メニューの価格や営業時間は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトや電話(本店: 011-746-0156、篠路店: 011-398-6707)でご確認ください。

コメント