「札幌といえばラーメン」のイメージが強くて、うどんはどこで食べればいいのか分からない——そんな声をよく聞きます。実際、味噌ラーメンやスープカレーの陰に隠れがちですが、札幌には讃岐の本格手打ちから博多直系の肉うどん、道産小麦を使った地元の名店まで、実力派のうどん屋がしっかり根づいています。
結論から言うと、札幌でうどんを食べるなら「何系のうどんが食べたいか」で選ぶのが失敗しないコツです。コシの強い讃岐系、甘辛い肉とやわ麺の博多系、ダシで勝負する地元手打ち系。系統を知っていれば、観光の合間でも普段のランチでも、自分好みの一杯にたどり着けます。
この記事では、札幌に住んで5年の友達に教えてもらう感覚で、地元で本当に通われているうどん店7軒を、価格・アクセス・混雑のリアルまで含めて紹介します。読み終えるころには、今日どの店に行けばいいかがはっきり決まっているはずです。
・札幌のうどんは讃岐系・博多系・地元手打ち系の3系統で選ぶと失敗しない
・大通や札幌駅周辺でサッと寄れる店から、車で行く期間限定の名店まで7軒を厳選
・各店の住所・営業時間・予算・アクセスと、混雑や売切れの注意点
・一人ランチ・デート・家族連れ・出張など、シーン別のおすすめの選び方
札幌でうどんを食べるなら知っておきたい3つの系統と相場
札幌のうどんを語るうえで最初に押さえたいのは、街なかのうどん店が大きく3系統に分かれることです。香川仕込みのコシ重視「讃岐系」、福岡仕込みのやわ麺と甘辛い肉が主役の「博多系」、そしてダシと手打ちで勝負する「地元手打ち系」。この違いを知っているだけで、店選びの精度が一気に上がります。
札幌はラーメンの陰に隠れた実力派のうどん激戦区
札幌はラーメン王国として知られますが、その裏でうどん文化も静かに育っています。香川や福岡で修行した職人が地元に戻って開いた専門店が点在し、道産小麦を使う店も増えてきました。結論として、札幌は「うどん不毛地帯」どころか、各系統の実力店が揃う隠れた激戦区です。ランチ営業中心の店が多く、平日昼はビジネス街で行列ができることも珍しくありません。観光客がラーメンに流れるぶん、うどん店は比較的並ばずに入れる穴場でもあります。まずは「今日はコシ系か、ダシ系か、肉系か」を決めてから店を探すと、迷わずたどり着けます。

讃岐系・博多系・地元手打ち系の見分け方
3系統の違いは、麺・ダシ・主役メニューに表れます。讃岐系はエッジの立ったコシの強い麺が主役で、釜玉やぶっかけ、かけうどんでシンプルに麺を味わうのが王道です。博多系はやわらかめの麺に甘辛く炊いた肉やごぼ天を合わせるのが定番で、ダシは昆布といりこのやさしい味わい。地元手打ち系は、サバ節やウルメイワシなど店ごとに個性的なダシを引き、鍋焼きや煮込みなど温かい一杯に強いのが特徴です。どれが上というわけではなく好みの問題なので、初めての札幌うどんなら、まずは讃岐系のぶっかけと博多系の肉うどんを食べ比べると違いがよく分かります。注意点として、讃岐系のセルフ店は注文方式に戸惑いやすいので、後ほど解説します。
ランチ680円〜の価格帯と予算の目安
札幌のうどんは、かけうどんやぶっかけなら680〜800円前後、天ぷらや肉をのせると1,000円前後が相場です。ラーメンの一杯が900〜1,200円ほどなので、うどんは同等かやや手頃に感じる価格帯と言えます。たとえば大通の「うどんのそうまや」はランチ680円〜、東区の「洸香」は昼予算〜999円と、ワンコイン強で満足できる店も少なくありません。一方、手打ちの天ぷらうどんや鍋焼きうどんは1,000〜1,500円ほどになります。出張中のサッと済ませたいランチなら駅近のセルフ系、しっかり食事として楽しみたいなら手打ちの天ぷらうどん、と予算とシーンで使い分けるのがおすすめです。なお、価格は改定されることがあるため、最新の金額は各店の公式情報での確認をおすすめします。
うどん店はランチ営業が中心で、なかには14時台で閉める店もあります。平日12時〜13時のビジネス街は回転が早い反面、入店までに行列ができることも。狙い目は開店直後の11時台か、13時半以降の遅めランチです。「13時に着いたら売切れで麺が終了していた」という事態を避けるためにも、人気店は早めの時間帯を意識しておくと安心です。
大通・札幌駅周辺でサッと立ち寄れるうどん店
観光やショッピングの合間、出張のスキマ時間に立ち寄るなら、地下鉄大通駅まわりが便利です。地下街や駅直結の立地で、雨や雪の日でも濡れずに行けるのが大きな強み。ここでは大通エリアで気軽に入れる2軒を紹介します。
黄金のだしが自慢「うどんのそうまや 大通店」
オフィス街でコスパ抜群の一杯を探すなら、まず候補に挙げたいのが「うどんのそうまや 大通店」です。羅臼昆布や鹿児島・枕崎の鰹節、いわし節などを合わせた「黄金のだし」が看板で、国産小麦を使ったもちもちの麺と相性抜群。ランチは680円〜と手頃で、肉ごぼううどんや、エビ・ごぼう天・生わかめ・たまごがのった「そうまやスペシャル」が人気です。地下鉄大通駅1番出口直結、JR札幌駅からも徒歩7分で、平日は11:30〜20:00、土曜は11:00〜15:00(日祝休み)で、遅めランチにも対応してくれるのが使い勝手の良いところ。出張の遅めランチや、買い物の合間の小腹満たしにも向いています。ビジネス街なので平日12時台は混みやすく、ゆっくり食べたいなら時間をずらすのがおすすめです。
| 住所 | 札幌市中央区大通西5-8 昭和ビル1階 |
| 営業時間 | 平日 11:30〜20:00、土曜 11:00〜15:00(日祝休み) |
| 予算目安 | ランチ680円〜 |
| アクセス | 地下鉄大通駅1番出口直結/JR札幌駅から徒歩7分 |
昭和41年創業の老舗セルフ「饂飩の四國 札幌シャンテ店」
本場讃岐の味を札幌の中心で味わいたいなら「饂飩の四國 札幌シャンテ店」です。母体の「饂飩の四國」は昭和41年(1966年)創業で、本場讃岐でセルフうどんをいち早く成功させ、讃岐うどん文化を全国に広めた先駆け的存在として知られています。店内で粉から打つ麺はコシが強く、ダシのうまみもしっかり。名物のじゃこ天など、四国らしいサイドメニューも揃います。地下鉄大通駅直結の札幌シャンテ内にあり、地下からそのままアクセスできるので、悪天候の日や荷物が多い観光客にも便利です。シンプルなかけうどんから創作系まで幅広く、観光の合間に「ちゃんとした讃岐うどん」を押さえたい人に向いています。営業時間や定休日は施設に準じるため、訪問前に公式情報を確認しておくと確実です。
| 住所 | 札幌市中央区(札幌シャンテ内) |
| アクセス | 地下鉄大通駅直結 |
| 公式サイト | 饂飩の四國 公式サイト |

観光の合間に寄るならどちらを選ぶ?
どちらも大通駅から至近ですが、選び方の軸ははっきりしています。コスパとボリューム、平日は20時まで開いている柔軟さを重視するなら「うどんのそうまや」。本場の讃岐セルフを体験したい、創業の歴史込みで味わいたいなら「饂飩の四國」です。たとえば、午前中に大通公園や時計台を観光して遅めの昼を取りたい日は、夜まで営業するそうまやが便利。買い物のついでにサッと讃岐うどんを押さえたいならシャンテの四國、という使い分けがしっくりきます。どちらも一人でも入りやすいカウンター利用ができるので、出張や一人旅にも向いています。注意点として、土日の昼や大型連休は周辺の人出が増えるため、ピークを少し外すとスムーズです。
コシで選ぶ本格讃岐うどんの実力店
「うどんはやっぱりコシ」という人には、香川仕込みの手打ち讃岐がたまりません。茹でたての麺をそのまま味わうぶっかけや釜玉は、麺のクオリティがダイレクトに出るメニュー。ここでは札幌で本格讃岐を打つ2軒を紹介します。
茹でたての手打ちが光る「手打ちうどん寺屋」
コシの強い手打ち讃岐を求めるなら、琴似エリアの「手打ちうどん寺屋」が外せません。つややかでコシの強い麺は手打ち・茹でたてにこだわった一杯で、サバ節やウルメイワシでとる力強いダシとよく合います。てんぷらうどんやかしわ天ざるうどんが1,000円前後、カレーうどんは999円以下と、手打ちの専門店としては良心的な価格帯。うどんが茹で上がるまでの待ち時間に、おでんや一品料理で軽く飲めるのも嬉しいポイントです。営業は水〜金が11:00〜14:30(火〜金はディナー18:00〜21:00もあり)、土日祝が11:00〜17:00で、いずれも売切れ次第終了。月曜・第3火曜が定休なので、訪問前に必ず確認しておきましょう。茹でたてを狙うなら開店直後が狙い目です。
| 住所 | 札幌市西区山の手三条 |
| 営業時間 | 水〜金11:00〜14:30(火〜金ディナー18:00〜21:00)/土日祝11:00〜17:00(売切次第終了) |
| 定休日 | 月曜・第3火曜 |
| 予算目安 | 1,000円前後 |
| アクセス | 地下鉄琴似駅周辺 |
| 公式サイト | 手打ちうどん寺屋 公式サイト |
修行仕込みの一杯「手打ち讃岐うどん 洸香」
東区で本格讃岐を味わうなら「手打ち讃岐うどん 洸香」がおすすめです。店主は兵庫・尼崎の本格讃岐うどん店「穂乃香」で修行した実力派で、手打ちならではのコシと小麦の香りが楽しめます。昼の予算は〜999円とリーズナブルで、ワンコイン強で本格手打ちが食べられるのは札幌でも貴重。営業は11:00〜15:30で、ランチ特化の運営です。地下鉄栄町駅から徒歩約11分とやや歩きますが、店前に駐車スペースがあるため車での来店がしやすいのも特徴。住宅街に近い立地で落ち着いて食べられるので、一人ランチや、車移動の家族連れにも向いています。人気店ゆえ昼ピークは混みやすいので、開店直後か13時以降を狙うと比較的スムーズです。
| 住所 | 〒007-0841 札幌市東区北41条東8丁目2-1 丸藤ビル1階 |
| 電話番号 | 011-704-3881 |
| 営業時間 | 11:00〜15:30 |
| 予算目安 | 〜999円 |
| 駐車場 | あり(店前スペース) |
| アクセス | 地下鉄栄町駅から徒歩約11分 |
讃岐ならではの麺・ダシの楽しみ方
讃岐うどんを最大限楽しむコツは、麺そのものを味わうメニューを選ぶことです。初めてなら、温かいダシをかけた「かけうどん」か、冷たい麺にダシをかける「ぶっかけ」が基本。コシをダイレクトに感じたいなら、釜から上げた麺に生卵を絡める「釜玉」が王道です。トッピングは欲張らず、ちくわ天やかしわ天など1〜2品に絞ると麺の良さが引き立ちます。注意したいのは、讃岐の麺はのびやすいので、運ばれてきたらすぐに食べ始めること。写真を撮るなら手早く済ませましょう。
意外と知られていないのですが、麺のコシは温度差で印象が変わります。冬の札幌で冷えた体に温かいかけうどんを流し込むと、やわらかく感じやすい一方、夏のぶっかけはエッジの立ったコシをはっきり味わえます。同じ店でも季節で表情が変わるので、四季それぞれに通うと讃岐うどんの奥深さが見えてきます。
博多×讃岐の融合「肉うどん」を札幌で味わう
コシ系とは対極にあるのが、やわらかい麺に甘辛い肉を合わせる博多系のうどんです。札幌では数が少ない貴重なジャンルですが、博多と讃岐の良いとこ取りをした名店があります。ダシのやさしさと肉の旨みを味わいたい人にぴったりです。
食べログ百名店にも選ばれた「増田うどん」
札幌で博多系の肉うどんを食べたいなら、まず「増田うどん」です。福岡出身の店主が香川で讃岐うどんの修行を積み、博多と讃岐の両方の良さを融合させたのがこの店の個性。看板の「増田肉うどん」は甘辛く炊いた肉がやさしいダシに溶け、増田肉うどんが1,130円、ごぼ天うどんが1,000円で味わえます。「食べログ うどん 百名店 2020」に選ばれた実力店で、札幌ではあまり見かけないうどん専門店として支持を集めています。地下鉄中央区役所前駅から徒歩4分、営業は平日11:00〜15:30・18:00〜20:30、土日祝11:00〜19:00で木曜・第1第3水曜定休。電話は011-231-8188です。やさしい味わいなので、こってりしたものが続いた旅行中のリセットにも向いています。木曜と第1第3水曜が休みなので、訪問前に必ず確認しておきましょう。
| 住所 | 札幌市中央区南3条西9-1000-6 イオ3条ビル1階 |
| 電話番号 | 011-231-8188 |
| 営業時間 | 平日 11:00〜15:30 / 18:00〜20:30、土日祝 11:00〜19:00 |
| 定休日 | 木曜・第1第3水曜 |
| 予算目安 | 増田肉うどん 1,130円/ごぼ天うどん 1,000円 |
| アクセス | 地下鉄中央区役所前駅から徒歩4分 |
甘辛い肉とごぼ天が主役の一杯
博多系の肉うどんの魅力は、甘辛く炊いた肉とダシの一体感にあります。増田うどんの肉うどんは、肉の甘みがダシにじんわり溶け出し、最後の一滴まで飲み干したくなるやさしい味わい。そこにサクッと揚がったごぼ天を合わせると、ダシを吸ったごぼうの風味が加わって食べ飽きません。讃岐のようにコシで攻めるのではなく、麺はやわらかめでダシと肉に寄り添うバランス型です。辛いものや脂っこいものが苦手な人、年配の方や子どもと一緒のときにも食べやすいのが博多系の強み。スープカレーやジンギスカンで胃が疲れた旅行中盤に、ほっとひと息つける一杯としても重宝します。
讃岐の麺×博多のダシという独自ポジション
増田うどんが面白いのは、讃岐の麺づくりと博多の出汁文化を一人の店主が両立させている点です。讃岐で鍛えた製麺技術をベースにしつつ、博多らしい甘めのダシと肉うどんを看板に据える——この組み合わせは全国的にも珍しく、札幌ではほぼ唯一無二の存在と言えます。「讃岐のコシは好きだけど、たまにはやわらかい肉うどんも食べたい」という欲張りな願いに応えてくれるのがこの店。系統の違いを一店で体感できるので、札幌うどん巡りの2軒目・3軒目として組み込むと、味の幅をぐっと広げられます。人気店のため昼の時間帯は席が埋まりやすく、少し早めの来店が安心です。
行列覚悟でも行く価値あり|期間限定&老舗の名店
札幌のうどん通が口を揃えて名前を挙げるのが、郊外の期間限定店と、地元に長く愛される老舗です。少し足を延ばす価値のある2軒を紹介します。どちらも目当てに通うファンが多く、訪問のタイミングが肝心です。
北海道で本場の味「かばと製麺所」
本気の讃岐セルフを北海道で体験したいなら、当別町の「かばと製麺所」へ。店主は会社員時代に九州で讃岐うどんの魅力に出会い、高松と大阪の名店で修行を積んで、2011年7月に地元・当別で開業しました。国道275号沿いにあり、札幌中心部から車で約35分。ぶっかけや釜玉、かしわ天うどんなどを、打ちたて・茹でたてで味わえます。注目すべきは営業形態で、例年4月中旬〜11月ごろの期間限定営業。雪深い冬季は休業するため、行ける時期が限られます。平日でも行列ができる超人気店なので、開店前から並ぶ覚悟で訪れるのがおすすめ。ドライブがてら立ち寄れるので、車での家族旅行や、郊外を巡るルートに組み込むと満足度が高い一軒です。
| 住所 | 石狩郡当別町樺戸町355(国道275号沿い) |
| 営業期間 | 例年4月中旬〜11月の期間限定 |
| アクセス | 札幌中心部から車で約35分 |
「冬に札幌旅行のついでに行こうとしたら、かばと製麺所が冬季休業で食べられなかった」というのは定番の失敗です。期間限定営業の店は、雪のシーズンは長期休業するのが当たり前。郊外の人気店を目指すときは、出発前に営業期間と当日の営業有無を必ず確認しましょう。また、人気店は麺が売切れ次第早じまいすることもあるため、訪問は早い時間帯が鉄則です。
昭和51年創業の手打ち老舗「うどん亭」
温かい一杯でほっとしたいなら、琴似の「うどん亭」がおすすめです。昭和51年創業の手打ちうどんの老舗で、地元で長く愛されてきた一軒。名物は鍋焼きうどんで、「鍋焼きうどん」「煮込みうどん」「特製鍋焼きうどん」の3種類が揃います。釜揚げやきつねといった定番から、冷たいうどん、天丼などのご飯もの、おじやまでメニューが豊富で、何度通っても飽きません。夜の予算は1,000〜1,999円ほど。JR琴似駅から徒歩5分でアクセスしやすく、長年の常連に支えられた落ち着いた雰囲気です。雪の降る寒い日に、グツグツ煮立った鍋焼きうどんを食べる満足感は格別。家族でゆっくり食事をしたいときや、地元の老舗の空気を味わいたいときに向いています。
| 住所 | 札幌市西区琴似三条 |
| 予算目安 | 1,000〜1,999円(夜目安) |
| アクセス | JR琴似駅から徒歩5分 |
| 公式サイト | うどん亭 公式サイト |
行列・売切れを避けるための立ち回り
人気のうどん店を快適に楽しむには、時間帯の選び方がすべてと言っても過言ではありません。結論として、狙うべきは開店直後の11時台です。打ちたて・茹でたての麺を最高の状態で食べられるうえ、行列も比較的短くて済みます。ピークの12時〜13時はビジネス街・観光地ともに混雑必至で、人気店では入店待ちや売切れのリスクが上がります。郊外の期間限定店なら、開店前から並ぶつもりで動くのが安心。逆に、ゆっくり食事を楽しみたいなら13時半以降の遅めランチが狙い目です。鍋焼きなど夜営業のある店は、ディナータイムの早めに入ると落ち着いて過ごせます。事前に営業時間と定休日を確認しておけば、せっかく行ったのに閉まっていた、という失敗を防げます。
一人・デート・家族・出張|シーン別の選び方
同じ札幌のうどんでも、誰とどんな目的で行くかによって最適な一軒は変わります。ここでは4つの代表的なシーン別に、どの店を選べば失敗しないかを整理します。自分の状況に近いケースを参考にしてください。
一人ランチ・一人旅でサッと食べたい
一人でサクッと食べるなら、カウンター利用がしやすいセルフ系や駅近の店が正解です。具体的には、大通駅直結の「饂飩の四國」や、大通駅1番出口直結の「うどんのそうまや」が便利。注文してすぐ出てくるので、出張のスキマ時間や観光の合間にも組み込みやすいのが魅力です。東区の「洸香」も一人客が多く、落ち着いて食べられます。ポイントは、一人なら回転の速いセルフ・カウンター中心の店を選ぶこと。混雑時でも相席や短時間利用がしやすく、気兼ねなく入れます。注意点として、ランチ特化の店は午後の早い時間に閉まることがあるので、遅めの一人ランチは営業時間を確認してから向かいましょう。
デート・友人とゆっくり味わいたい
会話を楽しみながらゆっくり食べたいデートや友人同士なら、メニューが豊富で長居しやすい店がおすすめです。琴似の「うどん亭」は鍋焼きや定食、ご飯ものまで揃い、シェアしながら楽しめます。手打ちの「寺屋」も、うどんを待つ間におでんや一品料理で軽く飲めるので、ちょっとした飲みを兼ねたい二人にぴったり。麺の食べ比べをしたいなら、讃岐系と博多系の店を1軒ずつはしごするミニうどん巡りも盛り上がります。注意したいのは、人気店の昼ピークは回転を優先する空気になりがちなこと。ゆっくり過ごしたいなら、混雑を避けた時間帯を選ぶと気兼ねなく会話を楽しめます。
家族連れ・子ども連れで安心して入れる
家族や子ども連れには、駐車場があって、やさしい味のメニューが揃う店が安心です。車で行きやすく店前に駐車スペースがある「洸香」や、当別までドライブして楽しめる「かばと製麺所」は、家族のお出かけと相性抜群。味の面では、甘辛い肉とやわらかい麺の「増田うどん」の肉うどんが、辛いものが苦手な子どもにも食べやすくおすすめです。鍋焼きやきつねうどんなど、子どもが好きな定番が揃う「うどん亭」も頼りになります。注意点として、ベビーカーでの入店可否や座敷の有無は店によって異なるため、小さな子ども連れのときは事前に電話で確認しておくと当日スムーズです。
出張・ビジネスでスピード重視
出張やビジネスの合間で時間が限られているなら、立地とスピードがすべてです。地下鉄大通駅直結・駅近の「饂飩の四國」「うどんのそうまや」なら、移動のロスがなく、注文から提供までも早いので短時間でしっかり食べられます。そうまやは平日20時まで営業しているため、商談の合間の遅めランチやディナーにも便利。ラーメンよりも比較的さっぱり食べられるので、午後の打ち合わせ前でも重くなりにくいのが利点です。ポイントは、ピークの12時台を少し外して11時台か13時以降に入ること。並ばずに入れて、時間を有効に使えます。荷物が多い移動日は、地下から濡れずに行ける駅直結店が断然ラクです。
札幌うどんの比較表とよくある質問
ここまで紹介した7軒を一覧で比較し、選ぶときの判断材料を整理します。あわせて、初めて札幌でうどんを食べる人からよく出る疑問にも答えていきます。系統・予算・アクセスを見比べて、自分に合う店を絞り込んでください。
7店の系統・予算・アクセス比較表
下の表は、本記事で紹介した7軒を系統・予算目安・アクセスで整理した「さっぽろノート調べ」の比較表です。価格や系統はあくまで目安ですが、どの店が自分の条件に合うかをひと目で把握できます。駅近で手軽に行きたいのか、車で本格派を狙うのか、まずは大きな方向性を決める材料にしてください。
| 店名 | 系統 | 予算目安 | アクセス |
|---|---|---|---|
| うどんのそうまや 大通店 | ダシ系 | 680円〜 | 大通駅1番出口直結 |
| 饂飩の四國 札幌シャンテ店 | 讃岐セルフ | 店頭で確認 | 大通駅直結 |
| 手打ちうどん寺屋 | 手打ち讃岐 | 1,000円前後 | 琴似駅周辺 |
| 手打ち讃岐うどん 洸香 | 手打ち讃岐 | 〜999円 | 栄町駅徒歩11分 |
| 増田うどん | 博多×讃岐 | 1,000円〜 | 中央区役所前駅徒歩4分 |
| かばと製麺所 | 讃岐セルフ | 店頭で確認 | 当別町・車で約35分 |
| うどん亭 | 手打ち(鍋焼き) | 1,000〜1,999円 | JR琴似駅徒歩5分 |
蕎麦派の人や、うどん以外の麺もチェックしたい人は、こちらの記事もあわせてどうぞ。
初めての札幌うどんでよくある疑問
初めて札幌でうどんを食べる人からは、「ラーメンほど店がないのでは?」「観光のついでに寄れる?」といった声をよく聞きます。結論として、大通駅周辺だけでも気軽に入れる店があり、観光ルートに無理なく組み込めます。讃岐のセルフ店は注文の流れに戸惑いがちですが、麺のサイズを選び、トッピングを取り、会計後にダシをかける、という基本を押さえれば問題ありません。価格はワンコイン強から楽しめるので、ラーメンやスープカレーが続いて少し胃を休めたいときの選択肢としても優秀です。
季節・天候による注意点
札幌でうどん店を巡るうえで見落としがちなのが、季節と天候の影響です。郊外の「かばと製麺所」のように冬季休業する店があるため、雪のシーズンは営業期間の事前確認が欠かせません。逆に、冬は温かい鍋焼きうどんや煮込みうどんが恋しくなる季節で、「うどん亭」のような温かい一杯に強い店の出番です。大雪の日は郊外への車移動が難しくなるので、そんな日は地下から濡れずに行ける大通駅直結の店が安心。夏はコシの立ったぶっかけや冷たいうどんが映える季節で、讃岐系の手打ちが一段とおいしく感じられます。季節とその日の天気に合わせて店を選べば、札幌のうどんを一年中無理なく楽しめます。最新の営業情報は、訪問前に各店の公式サイトやSNSで確認しておくと確実です。
まとめ|札幌のうどんは系統で選べば失敗しない
札幌はラーメンのイメージが強い街ですが、讃岐の手打ちから博多直系の肉うどん、ダシで勝負する地元の老舗まで、うどんの実力店がしっかり揃っています。大切なのは「何系のうどんが食べたいか」を先に決めること。コシ重視なら讃岐系、やさしい味で胃を休めたいなら博多系、温かい一杯でほっとしたいなら地元手打ち系、と方向性が定まれば、自分にぴったりの一軒に迷わずたどり着けます。
今回紹介した7軒は、立地も系統も予算もさまざまです。観光や出張の合間なら駅近の店、本格派を求めるなら手打ちや郊外の期間限定店、と状況に合わせて使い分けてみてください。最後に、この記事の要点を振り返ります。
・うどんは讃岐系・博多系・地元手打ち系の3系統で選ぶと失敗しない
・かけやぶっかけなら680〜800円前後、天ぷら・肉のせで1,000円前後が相場
・大通駅周辺は「そうまや」「四國」が駅近で観光・出張に便利
・本格手打ちなら「寺屋」「洸香」、博多系の肉うどんなら「増田うどん」
・郊外の「かばと製麺所」は4月中旬〜11月の期間限定、冬季は休業に注意
・人気店は開店直後の11時台が狙い目、売切れ・定休日は事前確認を
まずは今日の予定に合わせて1軒、気になる店をマップに保存することから始めてみましょう。駅近の店なら、思い立った日にすぐ立ち寄れます。札幌のうどん巡りは、ラーメンとはひと味違う麺文化の奥深さを教えてくれるはずです。なお、営業時間・定休日・価格は変更されることがあるため、最新情報は各店の公式サイトでご確認ください。
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