「永山に新しくできた中華、気になるけど実際どうなの?」「唐揚げが山盛りって聞いたけど、値段は?」――旭川市永山の国道39号線沿いを車で走っていると、赤い看板の中華料理店が目に入ります。2026年4月にオープンした極上中華軒の旭川永山店です。美幌、滝川に続いて旭川に進出したチェーンで、旭川の人にとってはまだ「名前は聞くけど行ったことがない」お店かもしれません。
先に結論をお伝えすると、このお店は「とにかくお腹いっぱい食べたい日」と「ちょっと変わった中華を試したい日」の両方に応えてくれる一軒です。口コミで1番人気と紹介されているセットは唐揚げ5個・炒飯・サラダ・スープが付いて1,000円。さらに、自分で具材を選べる麻辣湯(マーラータン)が食べられるのも永山店の大きな特徴です。一方で、支払いは現金のみ、営業時間は昼と夜に分かれているなど、知らずに行くと戸惑うポイントもあります。
この記事では、公開されている口コミや地域メディアの情報をもとに、メニューと価格、麻辣湯の頼み方、アクセスと駐車場、美幌・滝川店との違い、よくある失敗まで、行く前に知っておきたいことをひと通りまとめました。
・1,000円の人気セットや858円の日替わりランチなど、主なメニューと価格
・グラム制・辛さ3段階の麻辣湯を上手に頼むコツ
・車・バスでの行き方と、駐車場約10台の使い方
・現金のみ・中休みありなど、行く前に知っておきたい注意点
極上中華軒 旭川 永山店ってどんなお店?

国道39号線沿いにできた、ボリューム重視の町中華
極上中華軒 旭川永山店は、ひとことで言えば「量と値段で勝負する町中華」です。場所は旭川市永山2条11丁目、国道39号線沿い。以前ベントスがあった建物に入っており、永山エリアに住んでいる人なら「あそこか」とピンとくる立地です。
食べログには「ボリューミーな中華!」という見出しの口コミが並び、地域メディアでも唐揚げの量や定食の価格の手頃さが繰り返し取り上げられています。メニューは唐揚げや炒飯、餃子といった定番から、角煮刀削麺、麻婆豆腐定食、レバニラ定食、そして麻辣湯まで幅広く、町中華と本格中華の中間くらいの品揃えです。
使いやすいのは、部活帰りの学生や、仕事の昼休みにしっかり食べたい人、家族で取り分けたい人。唐揚げのセットを1人1つ頼むだけでもテーブルがいっぱいになるので、「今日はとにかく食べたい」という日に向いています。
注意したいのは、オープンして間もないお店なので、メニュー構成や価格が今後変わる可能性があること。この記事の価格も口コミや地域メディアに掲載された時点のものなので、店頭のメニューで最終確認してください。
店内は真っ赤なシートと観葉植物で異国情緒たっぷり
店に入ってまず目に入るのは、真っ赤なシートです。地域情報サイトのasatanでは「真っ赤なシートと随所に配置された観葉植物が目を引く」「天井には中華らしい装飾が施されていて、チェーン店ながら異国情緒を感じる空間」と紹介されています。ファミレスのような無機質さはなく、中華街の食堂に入ったような雰囲気です。
席はソファータイプのテーブル席が中心で、カウンター席はないとされています。つまり、1人でふらっと入っても基本的にはテーブル席に案内されるということ。ソファー席なので、子ども連れでも座らせやすく、荷物を横に置けるのも地味にうれしいポイントです。
家族連れやグループで大皿をシェアするシーンにはぴったりですし、友達同士で唐揚げ・餃子・麻辣湯をいくつか頼んで回し食べするのも楽しい使い方です。
一方で、カウンターがないぶん、ピークの時間帯に1人で行くと「テーブルを1つ占有するのが気まずい」と感じる人もいるかもしれません。1人で行くなら、昼のピークを少し外した時間帯を選ぶと落ち着いて食べられます。
美幌・滝川に続く、道内展開中のチェーン
極上中華軒は旭川発祥のお店ではなく、道内で店舗を増やしているチェーンです。食べログを見ると、網走郡美幌町の店舗が2024年、滝川市の店舗が2025年2月19日にオープンしており、旭川永山店はその後に続く形で2026年4月に開店しました。
チェーンと聞くと「どこでも同じ味」を想像するかもしれませんが、極上中華軒は店舗ごとにメニューの色が少しずつ違います。美幌店では黒坦々麺やカニ炒飯、滝川店では台湾ラーメンや黒担々麺が人気として挙がっていて、旭川永山店では具材を選べる麻辣湯が目玉になっています。
道東や空知方面に出かけることが多い人なら、「旭川で食べて気に入ったら、滝川や美幌の店舗にも寄ってみる」という楽しみ方もできます。店舗ごとの違いは後半の比較表で詳しく紹介します。
ただし、公式サイトが見当たらず、店舗ごとの情報は食べログや地域メディアが頼りです。営業時間や定休日は掲載サイトによって書き方が違うこともあるので、遠方の店舗に行くときほど事前に電話で確認しておくと安心です。
| 住所 | 北海道旭川市永山2条11丁目1-39 |
| アクセス | 旭川駅から道北バス(68・69・70・81・630・669系統)で永山2条10丁目下車 徒歩1分(1時間に2~3本)。永山駅から約2km |
| 駐車場 | あり(約10台) |
永山エリアは旭川駅周辺に比べて飲食チェーンの選択肢が限られ、「国道沿いで駐車場があって、しっかり食べられる店」は重宝されます。極上中華軒がベントス跡地に入ったことで、永山の昼ごはんの選択肢に中華が1つ加わった形です。
旭川で他のジャンルのお店も探しているなら、ラーメンや新子焼きまでまとめたこちらの記事も参考にしてください。

旭川に行くなら、何を食べればいい?そう聞かれたら「旭川ラーメン・新子焼き・塩ホルモンは外せない」と即答できます。北海道第2の都市として知られる旭川市は、人口約3…
まず頼みたいのはどれ?セット・定食の価格とボリューム
迷ったら1,000円の「1番人気セット」を
初めて行くなら、口コミで1番人気と紹介されているセットを頼んでおけば間違いが少ないです。内容は唐揚げ5個・炒飯・サラダ・スープで、価格は1,000円。ブログ「きょくめし」では「なんと1,000円」と驚きをもって紹介されています。
唐揚げは「カラッとあがった衣が抜群」と書かれていて、衣のザクッとした食感が持ち味。そこに炒飯が1皿まるごと付くので、唐揚げ定食と炒飯を別々に頼んだようなボリュームになります。スープとサラダも付くので、揚げ物と炒飯だけで口の中が重くなるのをほどよく中和してくれます。
向いているのは、食べ盛りの学生や、肉体労働の合間のお昼、「今日はとにかくお腹を満たしたい」という日。1,000円でここまで揃うと、旭川市内の定食屋と比べても手頃な部類です。
ただし、量が多いぶん、少食の人や女性1人だと食べきれない可能性があります。持ち帰りに対応しているかは口コミでは確認できなかったので、心配な人は注文時にお店の人に聞いてみるか、次に紹介する小さめのセットを選ぶのが安全です。
少しだけ食べたい日は600円の唐揚げ2個とライス
「唐揚げは食べたいけど、5個はさすがに多い」という人には、唐揚げ2個とライスのセットがあります。価格は600円で、1番人気セットよりぐっと身軽です。
このセットのいいところは、ほかのメニューと組み合わせやすいこと。たとえば唐揚げ2個とライスのセットに焼き餃子を足すと、600円+380円で唐揚げ・餃子・ご飯が揃います。麻辣湯を少なめに頼んで、ご飯のおかず代わりに唐揚げを添える、という使い方もできます。
シーンでいえば、ランチを軽めに済ませたい会社員、子どもにひとり分を頼んであげたい家族連れ、「いろいろ少しずつ食べたい」2人組などにちょうどいいサイズです。
注意点として、口コミに出てくる価格は掲載時点のものです。オープン直後のお店は、半年ほどで価格や内容を見直すことがよくあります。店頭のメニュー表で最新の価格を確認してから注文しましょう。
858円から選べる日替わりランチの使いどころ
昼に行くなら、日替わりランチも候補に入れておきたいところです。号外NET旭川市の記事によると、日替わりランチは780円(税抜)、858円(税込)からの提供と紹介されています。
日替わりの内容は日によって変わりますが、asatanでは酢豚ランチが取り上げられていて、「ひと口食べるとしっかりとした酸味が広がります。全体的に味付けは濃いめで、ご飯との相性は抜群」と描写されています。濃いめの味付けでご飯が進むタイプの中華だと考えておくとイメージしやすいでしょう。
毎週のように通う近所の人や、職場が永山周辺にある人にとっては、日替わりランチがいちばん飽きずに使えるメニューです。「今日は何かな」と楽しみにできるのも日替わりのいいところです。
ただし、ランチメニューは昼の時間帯限定です。夜に行って「日替わりがない」とがっかりしないよう、夜は単品やセットを組み合わせるつもりで行きましょう。
| メニュー(さっぽろノート調べ) | 価格 | こんな人に |
|---|---|---|
| 1番人気セット(唐揚げ5個・炒飯・サラダ・スープ) | 1,000円 | がっつり食べたい人 |
| 唐揚げ2個とライスセット | 600円 | 軽めに済ませたい人 |
| 日替わりランチ | 780円(税抜)/858円(税込)から | 近所で通う人 |
| 角煮刀削麺 | 950円(税抜) | 麺をしっかり食べたい人 |
| 焼き餃子 | 380円 | もう1品ほしい人 |
| 蒸しエビ餃子(3個) | 480円 | 点心好きな人 |
※価格は食べログ・号外NET旭川市・個人ブログなどの掲載時点の情報をもとにさっぽろノートが整理したものです。
定食の味付けは濃いめ、ご飯が進むタイプ
極上中華軒の定食は、全体的に味付けが濃いめでご飯が進むタイプです。先ほどの酢豚ランチの描写でも「全体的に味付けは濃いめで、ご飯との相性は抜群」とあり、食べログの口コミにも麻婆豆腐定食やレバニラ定食といった「ご飯のおかず系」のメニューが並んでいます。
濃いめの味付けは、冬の旭川で体を温めたいときや、汗をかいた仕事帰りにはうれしいもの。レバニラ定食や麻婆豆腐定食は、しっかりした味のおかずで白いご飯をかき込みたい人に向いています。
家族で行くなら、大人は定食、子どもは唐揚げ2個とライスのセット、というように分けると、味の濃さを調整しやすくなります。
気をつけたいのは、薄味が好きな人や塩分を控えている人には少し重く感じられる可能性があること。その場合は、スープが付くセットを選んで口をリセットしたり、蒸しエビ餃子のようなあっさり寄りのメニューを組み合わせたりすると食べやすくなります。
具材を選べる麻辣湯はどう頼む?

そもそも麻辣湯(マーラータン)ってどんな料理?
麻辣湯は、中国・四川地方発祥のスープ料理です。料理情報サイトのcookpitでは「四川料理特有の『麻(しびれ)』と『辣(辛さ)』が効いたスープに、自由な具材を煮込んで楽しむ中華系スープ料理」と説明されています。「麻」は花椒(ホアジャオ)のピリピリしたしびれ、「辣」は唐辛子の辛さのことです。
定番の具材は、きくらげ、チンゲンサイや小松菜・豆苗・春菊といった葉物野菜、えのき・しめじなどのきのこ、白菜、豆腐、春雨、豚肉など。これらを好みで選んでスープで煮込み、1杯に仕上げます。ラーメンのように「麺が主役」というより、具だくさんのスープを楽しむ料理です。
日本では2010年代以降に本場スタイルの専門店が上陸し始め、東京の新大久保や池袋などの中華街エリアを起点に全国へ広がりました。薬膳や漢方のイメージから「健康的」「ヘルシー」という印象を持たれ、女性や若い世代を中心に人気が高まっています(cookpit:マーラータン解説)。
ただ、「ヘルシー」というのはあくまでイメージの話で、具材やスープの量によって中身は大きく変わります。辛さやしびれも人によって感じ方が違うので、初めての人は控えめな設定から試すのがおすすめです。
グラム制+辛さ3段階、「おまかせ」から始めるのが無難
永山店の麻辣湯は、自分で具材を選ぶスタイルです。ブログ「北海道よりみち話」では料金が「グラム制」と紹介されていて、選んだ具材の重さで値段が決まる仕組みです。辛さは、きょくめしによると3段階から選べます。
「具材を選ぶのが面倒」「何を入れればいいかわからない」という人には、具材おまかせセットがあります。きょくめしで紹介されているおまかせの中身は「練り物や野菜たっぷりなほか、春雨の麺だけではなく太麺、平麺なども入っていました」とのこと。練り物・野菜・数種類の麺がバランスよく入るので、初めての1杯にはちょうどいい選択です。
慣れてきたら、好きな具材だけを選ぶ「お好み」スタイルに挑戦するのも楽しいです。葉物野菜ときのこを多めにしてスープを味わう、麺を多めにして主食代わりにする、など、その日の気分で中身を変えられるのが麻辣湯の面白さです。
ただし、辛さの段階はお店の基準なので、「いちばん下でもしびれは感じる」と思っておいたほうがよいでしょう。辛いものが苦手な人や子どもと一緒のときは、いちばん控えめな辛さを選び、取り分け用の小皿をもらうと安心です。
失敗パターン①:具材を入れすぎて1,500円を超える
麻辣湯でありがちな失敗が、「あれもこれも」と具材を取っていたら、会計で思ったより高くなっていたというパターンです。北海道よりみち話では、海鮮を中心にいろいろ入れたら1,500円程度を超えたという例が紹介されています。
原因は、グラム制の料金体系です。見た目ではそれほど多く感じなくても、麺や練り物、海鮮はずっしり重く、重さがそのまま値段に跳ね返ります。セットメニューが1,000円で唐揚げ5個と炒飯まで付くお店なので、麻辣湯だけが割高に感じてしまう、というギャップも生まれがちです。
対策はシンプルで、「最初にボウルに入れる量を決めておく」こと。葉物野菜やきのこなど比較的軽い具材を中心に選び、麺や海鮮は1〜2種類に絞ると、値段を抑えつつ満足感のある1杯になります。迷ったら、内容が決まっている具材おまかせセットを選ぶのも有効です。
また、2人で行くなら麻辣湯は1杯を取り分けて、もう1人はセットメニューにする、という分け方も賢いやり方です。麻辣湯の価格はお店の掲示で確認できるので、選ぶ前に単価を見ておきましょう。
麻辣湯は具材の重さで料金が決まるグラム制です。麺・練り物・海鮮は重いぶん値段が上がりやすく、海鮮中心に多めに入れた例では1,500円程度を超えたと紹介されています。予算を決めてから具材を取るのがコツです。
実は「辛い料理」より「具だくさんスープ」として選ぶのが正解
意外と知られていないけれど、麻辣湯は「激辛チャレンジ」の料理というより、野菜をたっぷり食べられるスープとして選ぶと満足度が上がる料理です。cookpitでは、麻辣湯のスープは「出汁の旨味」「麻辣の香辛料」「油による香り」の三つの要素で構成されていて、この三層構造によって「辛さとしびれだけでなく、奥行きのある味わいが生まれます」と説明されています。
つまり、辛さの段階を上げなくても、出汁の旨味と花椒の香りだけで十分に麻辣湯らしさは楽しめるということ。辛さ控えめで具材を野菜中心にすれば、唐揚げや炒飯のような揚げ物・炒め物とは違う、軽めの一食になります。
特に、ランチに揚げ物が続いている人、夜遅めの時間に重いものを避けたい人、野菜不足が気になる一人暮らしの人には、この「具だくさんスープ」としての使い方がぴったりです。北海道よりみち話でも、自分で食材を選べる麻辣湯が若い女性に受けていると紹介されています。
とはいえ、スープには油の層もあるので、スープを最後まで飲み干すかどうかは体調と相談を。辛さとしびれは食べ進めるうちにじわじわ効いてくるので、最初のひと口で「物足りない」と感じても、途中で辛さを足すくらいの余裕を持っておくのがおすすめです。
① 初めてなら「具材おまかせセット」、慣れたら好きな具材を選ぶ
② 麺・海鮮は重くて値段が上がりやすいので1〜2種類に絞る
③ 辛さは3段階から。迷ったら控えめを選び、しびれ具合を確かめる
点心と麺で広がる楽しみ方
380円の焼き餃子はあっさり系、もう1品に最適
メインを決めたら、もう1品に加えたいのが焼き餃子です。価格は380円で、きょくめしでは「結構あっさり」と表現されています。
にんにくやニラが強烈に主張するタイプではなく、あっさり寄りなので、唐揚げや定食といった味の濃いメインとも喧嘩しません。むしろ、濃いめの定食の合間に食べると口の中がリセットされて、最後まで食べ飽きないバランスになります。
シーンでいえば、2〜3人でシェアする「もう1皿」や、麻辣湯を少なめにしたときのボリューム追加にぴったり。子どもも食べやすい味なので、家族連れのテーブルにも向いています。
注意点として、「餃子にはガツンとしたパンチがほしい」という人には物足りなく感じる可能性があります。その場合は卓上の調味料で味を調整したり、しっかりした味付けの定食と組み合わせたりするとよいでしょう。
蒸しエビ餃子は3個480円、エビが1尾まるごと
点心好きなら、蒸しエビ餃子も試してほしい一品です。3個で480円。きょくめしでは「下味がしっかり」していて「エビが1尾入っている」と紹介されています。
蒸し餃子ならではのもっちりした皮の中に、エビが1尾まるごと入っているので、ひと口かじるとプリッとした食感が楽しめます。下味がしっかり付いているので、タレを付けなくてもそのまま食べられるのもうれしいところです。
焼き餃子よりひとつひとつが印象に残るタイプなので、飲茶気分を味わいたいとき、デートや友達との食事で「ちょっといいものを1皿」加えたいときに向いています。唐揚げ中心のがっつりメニューにこれを1皿足すと、テーブルの見た目も華やかになります。
ただし、3個入りなので3人以上でシェアすると1人1個になってしまいます。人数が多いときは2皿頼むか、焼き餃子と組み合わせて数を調整するのがおすすめです。
角煮刀削麺は950円(税抜)、麺をしっかり食べたい日に
麺類でいちばん気になるのが、角煮刀削麺です。食べログの掲載では950円(税抜)。刀削麺は、生地のかたまりを包丁で削りながら鍋に落として作る麺で、1本ずつ厚みや幅が違う、不揃いな形が特徴です。
不揃いな麺は、つるっとした薄い部分とむっちりした厚い部分が混ざっていて、一口ごとに食感が変わります。そこに角煮がのるので、麺と肉の両方をしっかり食べたい日にぴったりの一杯です。
旭川といえばラーメンの街ですが、「今日は旭川ラーメン以外の麺を食べたい」という日にちょうどいい選択肢になります。ラーメン屋のはしごに疲れた観光客や、地元の人の気分転換にも使えます。
注意点は、表示が税抜価格であること。会計時にはここに消費税が加わるので、予算をぴったりで考えている人は少し余裕を持っておきましょう。
旭川は醤油ラーメンの名店がひしめく街ですが、刀削麺や麻辣湯のような「中国の麺・スープ料理」を食べられる店は多くありません。ラーメン巡りの合間に、違うタイプの麺料理を挟むと旅の食事にメリハリが出ます。
旭川ラーメンの名店をあわせて巡りたい人は、こちらの記事で主要店を比較しています。

旭川ラーメンを食べに行こうと決めたものの、「蜂屋と梅光軒、どっちが自分好みなんだろう」「駅からどのくらい歩くの?」と手が止まっていませんか。旭川市内のラーメン店…
シェアするなら「唐揚げ+点心+麻辣湯」の三点盛り
グループで行くなら、メニューを「揚げ物」「点心」「スープ」に分けて頼むと、極上中華軒の良さをまんべんなく味わえます。具体的には、1番人気セット(1,000円)をひとつ、焼き餃子(380円)と蒸しエビ餃子(480円)を1皿ずつ、そこに麻辣湯を1杯という組み合わせです。
唐揚げのザクッとした食感、焼き餃子のあっさり感、蒸しエビ餃子のプリッとしたエビ、麻辣湯のしびれと出汁の旨味――と、味と食感の方向がばらばらなので、最後まで飽きずに食べ進められます。
この頼み方は、3〜4人の友達同士や家族連れに向いています。ソファータイプのテーブル席なので、大皿を真ん中に置いてシェアしやすいのもポイントです。
ただし、麻辣湯はグラム制なので、シェア前提で具材を多めにすると一気に値段が上がります。人数が多いときほど、麻辣湯は「おまかせセット」にして、足りなければ点心を追加するほうが予算をコントロールしやすくなります。
車?バス?永山までの行き方と駐車場
車なら国道39号線沿い、駐車場は約10台
いちばん行きやすいのは車です。お店は国道39号線沿いにあり、JR永山駅からは約2km。店舗前に駐車場があり、きょくめしによると「アスファルト10台くらい」とのことです。
国道沿いなので、旭川市中心部から永山方面へ向かう途中や、上川・層雲峡方面へのドライブの行き帰りに寄りやすい立地です。道北方面への旅行中に「どこかでしっかりお昼を食べたい」というときの候補にもなります。
家族連れで荷物が多い日や、冬の寒い時期に徒歩移動を避けたい日は、車で行くのが圧倒的にラクです。駐車場から店内までの距離も短いので、小さい子ども連れでも移動の負担が少なく済みます。
注意したいのは、駐車台数が約10台と多くはないこと。昼のピーク時には満車になることも考えられるので、時間をずらすか、満車だった場合の代わりのお店を1つ考えておくと安心です。冬は駐車場の除雪状況によって停めにくくなることもあります。
バスなら永山2条10丁目で下車、徒歩1分
車がない人は、道北バスを使いましょう。北海道よりみち話によると、旭川駅から道北バスの68・69・70・81・630・669系統に乗り、永山2条10丁目で下車すれば徒歩1分です。
バス停からほぼ目の前なので、雪道を長く歩かずに済むのは冬の旭川ではありがたいポイント。旭川駅周辺に泊まっている観光客や、車を持っていない学生でも無理なく行けます。時刻や運賃は道北バスの公式サイトで確認できます。
一人旅で旭川ラーメンを巡る合間に、少し足を伸ばして永山まで行くというのもひとつの楽しみ方です。
ただし、バスは1時間に2〜3本と紹介されていて、帰りのバスを逃すと待ち時間が長くなります。食べ終わる時間を見込んで、帰りの時刻を先に調べておくと安心です。
失敗パターン②:中休みの時間帯に着いてしまう
永山店で意外と多そうなのが、「お昼をかなり過ぎてから行ったら、ちょうど中休みで入れなかった」という失敗です。食べログやasatanでは、営業時間が昼の部と夜の部に分かれていて、間に休憩時間があると紹介されています。
原因は、国道沿いのロードサイド店というイメージから「通し営業だろう」と思い込んでしまうこと。特に、観光の移動中や遅めのランチで立ち寄ろうとすると、この中休みにぶつかりやすくなります。さらに、バスで行った場合は、閉まっていたときに次のバスまで待つことになり、ダメージが大きくなります。
対策は、出発前に営業時間を確認しておくこと。ただし、昼の部の開始時刻は掲載サイトによって表記が違っていて、定休日も「不定休」「無休」と記載が分かれています。公式サイトが見当たらないので、Googleマップの最新情報や食べログの店舗ページを直前にチェックし、確実に行きたい日はお店に問い合わせるのが確実です。
昼の部の終わり際や夜の部の始まり直後など、時間の境目を狙うときほど要注意。余裕を持って、昼なら早め、夜なら開始から少し時間を置いて行くと安心です。
営業は昼の部と夜の部に分かれた2部制と紹介されていますが、開始時刻や定休日は掲載サイトによって記載が異なります。バスで行く場合は特に、店舗ページで最新情報を確認してから出発しましょう。
支払いは現金のみ、カード派は要注意
もうひとつ、行く前に必ず知っておきたいのが支払い方法です。食べログの店舗情報では「カード不可、電子マネー不可、QRコード決済不可」と記載されていて、きょくめしでも支払いは「現金」とされています。
最近はキャッシュレスで済ませる人が多いので、「財布にほとんど現金が入っていなかった」という事態は十分に起こりえます。特に、グループで麻辣湯や点心をいろいろ頼むと、1人あたりの会計が想定より膨らむこともあります。
家族で行くときや、友達同士で割り勘にするときは、事前に現金を多めに用意しておきましょう。1番人気セット(1,000円)のように価格がわかりやすいメニュー中心なら、予算も立てやすくなります。
永山周辺でATMを探す手間を省くためにも、出発前にコンビニなどで現金を引き出しておくのがおすすめです。車で行く場合でも、店に着いてから「現金が足りない」と気づくと、ATMを探して往復するはめになります。
旭川から少し足を伸ばしてドライブするなら、近郊の道の駅を比べたこちらの記事も役立ちます。

「旭川に行くから道の駅に寄りたい」と検索して、表示された件数の少なさに戸惑った方は多いと思います。北海道の道の駅は全道で126駅以上あるのに、旭川市内に限ると出…
美幌・滝川の極上中華軒と何が違う?
3店舗を並べるとわかる、それぞれの個性
極上中華軒は、美幌・滝川・旭川永山の各店舗でそれぞれ個性が違います。食べログや地域メディアの情報をもとに、3店舗の特徴を並べてみました。
| 比較項目 | 旭川永山店 | 滝川店 | 美幌店 |
|---|---|---|---|
| オープン | 2026年4月 | 2025年2月19日 | 2024年 |
| 注目メニュー | 具材を選べる麻辣湯、唐揚げセット | 台湾ラーメン、黒担々麺、中華飯 | 黒坦々麺、カニ炒飯、エビチリ |
| 席・設備 | ソファータイプのテーブル席 | 150席・個室あり・全席禁煙 | 掲載情報なし |
| 駐車場 | あり(約10台) | あり | あり |
| 支払い | 現金のみ | 現金のみ | 現金のみ |
こうして並べると、永山店は「麻辣湯とセットメニューで気軽に食べる店」、滝川店は「大人数の宴会にも使える大箱」、美幌店は「黒坦々麺やカニ炒飯など中華の品数で勝負する店」という色分けが見えてきます。
どの店舗も支払いは現金のみという点は共通しているので、チェーン全体の方針と考えてよさそうです。店舗をまたいで利用する人も、現金の準備だけは忘れないようにしましょう。
滝川店は150席・個室ありの大型店
滝川店は2025年2月19日にオープンした店舗で、食べログによると150席、個室あり(貸切可能)、全席禁煙という大型店です。子連れにも対応していると紹介されています。
150席という規模は、町中華としてはかなり大きめ。会社の宴会や親戚の集まり、スポーツ少年団の打ち上げなど、大人数で集まるシーンに使えるのが滝川店の強みです。人気メニューは台湾ラーメン、黒担々麺、中華飯と、麺類とご飯ものが中心です。
札幌と旭川の中間にある滝川は、道央自動車道や国道12号線で移動する人にとって休憩ポイントになりやすい場所です。札幌から旭川へ車で向かう途中に、滝川店で食事をしてから旭川へ入る、というルートも考えられます。
ただし、滝川店の営業時間は曜日によって違うと掲載されていて、公式サイトでの確認ができません。大人数で予約を入れたい場合は、必ず事前に電話で確認しましょう。
美幌店は黒坦々麺とカニ炒飯が目当てに
美幌店は2024年にオープンした店舗で、チェーンのなかでは先に開店した店舗のひとつです。食べログでは、黒坦々麺、炒飯、鶏の唐揚げ、中華飯、レバニラ、麻婆豆腐、エビチリ、酢豚、カニ炒飯など、ラーメンと中華料理の豊富なメニューが紹介されています。
なかでも黒坦々麺とカニ炒飯は、名前からして気になるメニュー。黒坦々麺は滝川店でも人気として挙がっていて、チェーンの看板メニューのひとつと考えられます。永山店のメニューとの違いを楽しむなら、美幌店では麺類を狙うのがいいでしょう。
美幌は女満別空港や屈斜路湖・摩周湖方面への通り道にあたるため、道東ドライブの途中で立ち寄る使い方が現実的です。旭川から道東へ抜ける旅行の途中に、永山店と美幌店の両方に寄って食べ比べる、というマニアックな楽しみ方もできます。
美幌店についても公式サイトでの営業時間の確認はできません。遠方からわざわざ行く場合は、到着前に営業しているかを電話で確かめておくと、無駄足を防げます。
永山店ならではの強みは「選べる麻辣湯」
3店舗を比べたうえで、永山店を選ぶ理由になるのは、やはり具材を選べる麻辣湯です。北海道よりみち話では、選べる麻辣湯は旭川永山店にあるメニューとして紹介されていて、記事タイトルでも「旭川で唯一の選べる麻辣湯もある」とうたわれています。
旭川市内で麻辣湯をカスタマイズして食べられるお店は、まだ多くありません。札幌や東京で流行している麻辣湯を「地元でも食べてみたい」と思っていた旭川の人にとっては、わざわざ永山まで足を運ぶ理由になります。
若い女性や学生のグループ、ヘルシー志向の人、流行りのグルメを試してみたい人には、永山店の麻辣湯が刺さりやすいはずです。一方で、がっつり食べたい人には唐揚げセット、という二刀流で使えるのが永山店の懐の深さです。
ただし、麻辣湯の具材の種類やスープの種類は、ほかの店舗や専門店と比べて多いか少ないかまでは確認できていません。「専門店レベルのバリエーション」を期待しすぎず、「町中華で麻辣湯も食べられる」くらいの気持ちで行くとちょうどいいでしょう。
どんな人に向いている?シーン別の使い方
学生・仕事の昼休みには「セット一択」
学生や、仕事の昼休みにさっと食べたい人には、セットメニューが最適です。1番人気セット(1,000円)なら唐揚げ5個・炒飯・サラダ・スープまで揃い、唐揚げ2個とライスのセット(600円)なら軽めに済ませられます。
セットメニューは内容が決まっているので、注文で迷う時間がありません。麻辣湯のように具材を選ぶ工程もないので、昼休みの限られた時間でも落ち着いて食べられます。日替わりランチ(780円(税抜)/858円(税込)から)も、昼休みの選択肢として使いやすいメニューです。
部活帰りの高校生や大学生なら、1番人気セットで満腹になれるのはうれしいところ。職場が永山周辺にある会社員なら、日替わりランチで毎日の昼ごはんのローテーションに組み込むのもいいでしょう。
注意点は、昼のピーク時に混み合う可能性があること。昼休みの時間が決まっている人は、少し早めに到着するか、ピークを外した時間を選ぶと待ち時間を減らせます。
家族連れはソファー席と唐揚げで子どもも満足
家族連れには、ソファータイプのテーブル席が使いやすいポイントです。子どもを座らせやすく、荷物も横に置けるので、小さい子ども連れでも落ち着いて食事ができます。
メニュー面では、唐揚げと焼き餃子が子どもにも食べやすい定番。大人は定食や麻辣湯、子どもは唐揚げ2個とライスのセット、というように分けると、家族それぞれが好きなものを食べられます。駐車場があるので、車で行けるのも家族には助かります。
休日のお昼に家族4人で行くなら、1番人気セットを1つと定食を2つ、焼き餃子と蒸しエビ餃子を1皿ずつ、といった頼み方で、みんなでシェアしながら楽しめます。
ただし、麻辣湯は辛さの段階によっては子どもには刺激が強いので、取り分けるなら一番控えめな辛さを選びましょう。また、支払いは現金のみなので、家族分の会計を考えて現金は多めに持っていくと安心です。
麻辣湯目当てのひとり客は時間をずらして
麻辣湯を食べに1人で行く人は、時間をずらして訪れるのがおすすめです。カウンター席がないため、1人でもテーブル席を使うことになり、ピーク時は少し気を使うかもしれません。
その反面、ソファータイプのテーブル席でゆったり座れるので、混雑していない時間帯なら1人でも居心地よく過ごせます。麻辣湯はグラム制なので、1人分の量を自分で調整できるのも一人客にはありがたいところです。
仕事終わりの夜にさっと食べたい人、ランチのピークを外して遅めの昼ごはんを食べたい人は、中休みの時間に注意しつつ、夜の部の早い時間帯や昼の部の後半を狙うと落ち着いて食べられます。
1人で麻辣湯を食べるなら、葉物野菜ときのこを中心に、麺を1種類加えるくらいが量と値段のバランスがとりやすい組み合わせです。物足りなければ焼き餃子を追加して調整しましょう。
向いている人・向いていない人をひと目で
ここまでの内容をもとに、極上中華軒 旭川永山店のメリットとデメリットを整理しました。行くかどうか迷っている人は、自分がどちらに当てはまるかをチェックしてみてください。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 1,000円で唐揚げ5個・炒飯付きのボリューム 具材を選べる麻辣湯が食べられる 国道39号線沿いで駐車場あり ソファー席で家族連れも座りやすい | 支払いは現金のみ 昼と夜の間に中休みがある 麻辣湯はグラム制で値段が読みにくい 駐車場は約10台で満車の可能性あり |
向いているのは、「量と値段のバランスを重視する人」「流行りの麻辣湯を旭川で試したい人」「車で気軽に行ける中華を探している人」。反対に、「キャッシュレスで済ませたい人」「薄味が好きな人」「本格的な中華コースを期待する人」は、事前に特徴を理解してから行くと、ギャップを感じずに楽しめます。
どちらにしても、初めて行くなら1番人気セットか麻辣湯のおまかせセットのどちらかを選べば、お店の良さをつかめるはずです。
まとめ
極上中華軒 旭川永山店は、がっつり食べたい日にも、流行りの麻辣湯を試したい日にも使える、永山エリアの新しい選択肢です。まずは財布に現金を入れて、1番人気セットか麻辣湯のおまかせセットのどちらかを頼んでみてください。気に入ったら、次は点心を足したり、麻辣湯の具材を自分で選んだりして、少しずつお気に入りの組み合わせを見つけていきましょう。
店舗情報は食べログの店舗ページで最新の口コミとあわせて確認できます。
※価格・営業時間・メニューは変更される場合があります。最新情報は店舗でご確認ください。

コメント