札幌すすきので「本当に旨いラム肉を食べたい」と思ったとき、候補に挙がるお店はたくさんあります。ジンギスカン激戦区の札幌では、老舗から新店まで200店を超えるラム肉の店がひしめいていますが、そのなかでも「自社牧場で育てた羊を、そのまま店で焼いて出す」というスタイルを貫くお店はごくわずかです。士別バーベキューは、北海道・士別市にある士別三協牧場で飼育した純国産サフォーク種のラム肉を、産地直送で提供している羊肉専門店。狸小路7丁目のアーケード内という好立地にありながら、観光客だけでなく地元のラム肉好きにも支持されています。この記事では、士別バーベキューのメニュー・価格・予約方法から、本店とハナレの使い分け、混雑を避けるコツまで、初めて行く人が迷わないように情報をまとめました。
・士別バーベキューが「自社牧場直送」にこだわる理由と他店との違い
・初めてでも失敗しないおすすめメニューと価格帯
・本店とハナレの雰囲気の違い&シーン別の選び方
・混雑ピークを避ける具体的な時間帯と予約のコツ
士別バーベキューは自社牧場直送の純国産ラムを炭火で味わえる札幌の羊肉専門店
士別三協牧場から届くサフォーク種ラム|「牧場直営」だからできる鮮度の理由
士別バーベキューで提供されるラム肉は、北海道北部の士別市にある士別三協牧場で飼育されたサフォーク種です。サフォーク種は顔と脚が黒いのが特徴の肉用種で、国内で流通するラム肉のうち純国産はわずか1%程度。そのほとんどがオーストラリアやニュージーランドからの輸入品です。士別三協牧場では広大な牧草地で放牧飼育し、牧草と穀物をバランスよく与えることで、臭みが少なくジューシーな肉質に仕上げています。牧場から店舗まで自社グループで一貫管理しているため、冷凍を最小限に抑えた状態で札幌の店舗に届きます。一般的なジンギスカン店では輸入冷凍ラムを使うことが多いなか、この「牧場→店舗」の距離の短さが、士別バーベキューの肉の鮮度と味わいに直結しています。ただし、自社牧場産のため供給量には限りがあり、時期によっては一部メニューが品切れになることもある点は覚えておいてください。
吹き抜けの開放的な店内と炭火バーベキュースタイル|一般的なジンギスカンとの違い
士別バーベキュー本店に入ると、まず目に入るのが天井の高い吹き抜け空間と、横長のバーベキュー台です。一般的な札幌のジンギスカン店では、テーブルごとにドーム型のジンギスカン鍋を使いますが、士別バーベキューでは炭火のバーベキューグリルで焼くスタイルを採用しています。炭火の遠赤外線効果で肉の表面をパリッと焼き上げつつ、中はしっとりとしたレア感を残せるのが炭火の利点です。店内は換気設備がしっかりしているので、焼肉店にありがちな煙のこもりはほとんど感じません。席数は本店で約60席あり、カウンター席もあるため一人でも入りやすい雰囲気です。狸小路のアーケード内にあるため雨や雪の日でも濡れずにアクセスできるのは、天候が変わりやすい札幌では地味にありがたいポイントです。
札幌の羊肉専門店のなかで士別バーベキューが選ばれる3つの理由
札幌にはジンギスカン・ラム肉の店が数多くありますが、士別バーベキューが選ばれる理由は大きく3つあります。1つ目は、前述の自社牧場直送という圧倒的な鮮度。2つ目は、肩ロースやフィレだけでなく、ラムタン・ラムハツ・ラムカワといった希少部位まで取り扱っている品揃えの幅広さです。羊の希少部位を出せるのは、一頭買いに近い仕入れができる牧場直営ならでは。3つ目は、ランチのサフォーク丼が980円という価格設定です。高級ラム専門店でありながら、ランチならワンコイン+αで希少なサフォーク種を味わえるコストパフォーマンスの高さは、他店にはない強みです。一方で、ディナー帯は1人あたり4,000〜6,000円程度の予算感になるため、ランチとディナーで価格帯が大きく異なる点は知っておくとよいでしょう。
サフォーク種は英国原産の肉用羊で、日本国内の飼育頭数は限られています。士別市は「羊のまち」として知られ、市内の「羊と雲の丘」では牧場見学もできます。士別バーベキューの肉を食べて気に入ったら、夏に士別市を訪れてみるのも面白い旅のプランです。
士別バーベキューで頼むべきおすすめメニュー|初めてなら3種盛りからスタート
まず注文したい「ラム3種盛り合わせ」1,980円|部位の食べ比べで好みを見つける
士別バーベキューに初めて行くなら、最初のオーダーは「ラム3種盛り合わせ」1,980円(税込)がおすすめです。肩ロース・モモ・バラなど、その日の仕入れ状況に応じた3部位がワンプレートで届くので、それぞれの味わいや食感の違いを比較しながら楽しめます。肩ロースは脂の甘みが強くジューシーで、モモは赤身の旨みが際立ち、バラは脂身と赤身のバランスがよいのが特徴です。3種を食べ比べてから好みの部位を追加注文するのが、損しない頼み方の基本パターン。2〜3人でシェアするなら、3種盛りに加えて希少部位を1〜2品追加すると、合計で1人2,500〜3,000円ほどに収まります。なお、盛り合わせの内容は日によって変わることがあるので、特定の部位が食べたい場合は単品で注文するのが確実です。
希少部位「ラムタン」980円と「ラムハツ」が食べられるのは牧場直営の強み
士別バーベキューの隠れた人気メニューが、ラムタン(980円)やラムハツといった希少部位です。牛タンは多くの焼肉店で定番ですが、ラムのタンを出す店は札幌でもかなり珍しく、1頭から取れる量が少ないため、一般的な仕入れルートではまず手に入りません。ラムタンは牛タンよりも小ぶりですが、コリコリとした歯ごたえがあり、噛むほどに羊独特の風味が広がります。レモンと塩で食べるのが定番の食べ方です。ラムハツ(心臓)はクセがほとんどなく、プリッとした弾力のある食感が特徴で、「羊は苦手かも」という人にこそ試してほしい部位です。これらの希少部位は入荷量が限られるため、ディナー後半の時間帯では売り切れていることがあります。確実に食べたい場合は、17時台の早めの来店が得策です。
ラムチョップ1,180円は見た目のインパクトも抜群|SNS映えする一品
ラムチョップ(1,180円)は、骨付きのあばら肉を豪快に炭火で焼く一品です。骨を持ってかぶりつくスタイルで食べるのが醍醐味で、見た目のインパクトもあるため写真映えします。骨の周囲についた肉は脂がのっていて、炭火で焼くと表面がカリッと香ばしく仕上がります。ラムチョップは1本単位での注文なので、少人数でも気軽に頼めるのが利点です。ただし、骨付き肉なので可食部は見た目ほど多くありません。食事のメインとして考えるなら、1人2〜3本は必要になります。ラムチョップ単体だと1人2,360〜3,540円になるので、盛り合わせと組み合わせて注文するほうがコスパは良いでしょう。
サイドメニューも見逃せない|自家製タレと北海道産野菜の組み合わせ
士別バーベキューでは肉だけでなく、サイドメニューにも力を入れています。特に自家製のタレは、赤ワインをベースに中国味噌やスパイスを配合したオリジナルで、甘すぎず辛すぎないバランスが羊肉の風味を引き立てます。焼き野菜は北海道産のじゃがいも・かぼちゃ・とうもろこしなどが季節替わりで登場し、炭火で焼くと素材の甘みが凝縮されます。ライスは北海道産米を使用しており、肉との相性は間違いありません。ドリンクメニューでは、ラム肉と合わせるなら赤ワインや、すっきりとしたハイボールがよく合います。なお、食べ放題プランは用意されていないため、単品で好きなものを好きなだけ注文するスタイルです。食べ放題に慣れている人は最初に戸惑うかもしれませんが、質重視で一品一品を楽しむのがこの店のスタイルです。
| メニュー | 価格(税込) | 特徴 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| ラム3種盛り合わせ | 1,980円 | 初来店なら迷わずこれ | ★★★★★ |
| ラムチョップ | 1,180円 | 骨付き・写真映え◎ | ★★★★☆ |
| ラムカルビ | 1,180円 | 脂の甘みが強い | ★★★★☆ |
| ラムタン | 980円 | 希少部位・コリコリ食感 | ★★★★★ |
| サフォーク丼(ランチ) | 980円 | 平日限定・コスパ最強 | ★★★★★ |
士別バーベキュー名物「サフォーク丼」は平日ランチ980円が狙い目
サフォーク丼の中身|赤ワインベースの自家製タレと卵黄が肉の旨みを引き出す
士別バーベキューの看板メニュー「サフォーク丼」は、希少なサフォーク種のラム肉を贅沢に使った丼ぶりです。赤ワインをベースに中国味噌やスパイスを配合した自家製タレで味付けされた肉が、白いご飯の上にたっぷりと盛り付けられ、中央に卵黄がのっています。卵黄を崩して肉に絡めると、タレのコク深さと卵のまろやかさが合わさり、羊肉の旨みが何段階も引き上げられます。肉は薄切りではなく、しっかりとした厚みのある切り方で、噛むたびにジュワッと肉汁が広がるのが特徴です。ライスは北海道産米を使用しており、タレとの相性も良好。平日ランチタイム(11:30〜15:00)なら980円で提供されるため、士別バーベキューの味を手軽に試したい人にうってつけの一品です。
平日ランチと土日の価格差に注意|お得に食べるなら火〜金の11時半が正解
サフォーク丼の980円という価格は、平日ランチ限定の設定です。土日祝日はランチ営業も行っていますが、ランチメニューの内容や価格帯が異なる場合があります。平日ランチでサフォーク丼を確実に食べたいなら、開店時間の11:30に合わせて来店するのがベストです。12時を過ぎるとオフィス街からのランチ客で混雑し始め、12:30前後がピークになります。この時間帯は待ち時間が20〜30分になることも珍しくありません。一方、13:30以降は客足が落ち着くので、時間に融通が利く人は遅めのランチを狙うのも手です。ただし、14時を過ぎるとサフォーク丼が売り切れるケースもあるため、確実性を取るなら11:30〜12:00、混雑回避なら13:30〜14:00が狙い目の時間帯です。
平日ランチのサフォーク丼は数量限定です。14時以降は売り切れていることがあるため、確実に食べたい場合は13時までの来店をおすすめします。また、月曜日が定休日の場合があるので、来店前に公式サイトで営業日を確認してください。
サフォーク丼だけじゃない|ランチタイムに頼める他のメニューもチェック
サフォーク丼が注目されがちですが、ランチタイムには他にもメニューが用意されています。炭火焼きのラムステーキランチや、ラムカレーなどの選択肢もあり、丼ぶり以外の気分のときにも対応できます。サフォーク丼をメインにしつつ、サイドで焼き野菜やスープを追加すると満足度が上がります。ランチセットにはサラダや味噌汁がつくこともあるので、セット内容はオーダー時に確認するとよいでしょう。友人や同僚と行くなら、各自で違うランチメニューを頼んでシェアするのも楽しい食べ方です。ランチの所要時間は混雑していなければ30〜40分程度なので、昼休みの限られた時間でも立ち寄りやすいのが利点です。
士別バーベキュー本店とハナレの違い|デートなら断然ハナレを選ぶべき理由
本店はワイワイ炭火スタイル|友人同士・観光グループ向き
士別バーベキュー本店は、狸小路7丁目のアーケード内にあります。吹き抜けの開放的な空間に横長のバーベキュー台が並び、活気のある雰囲気が特徴です。炭火の煙が立ち上り、周りの席からも「ジュー」という肉の焼ける音が聞こえてくる、まさに「バーベキュー」の名にふさわしいライブ感があります。カウンター席もあるので一人でも入れますが、どちらかというとグループでワイワイ楽しむのに向いている空間です。席間隔はやや狭めで、隣のテーブルとの距離が近いため、静かに食事をしたいカップルや接待利用にはやや不向き。友人同士で気兼ねなく羊肉を焼きまくりたい、観光で札幌に来たグループで盛り上がりたい、といったシーンでは本店がぴったりです。
ハナレは落ち着いた個室感覚|デート・記念日・接待にも対応
士別バーベキューハナレは、本店のすぐ隣のタヌキスクエア(M’sビルディング)2階にあります。本店とは打って変わって、落ち着いた照明と木の温もりを感じる内装で、個室に近い半個室席もあるのが特徴です。会話を楽しみながらゆっくり食事をしたいデートや記念日ディナー、取引先との食事会にも使える雰囲気です。メニューは本店と共通ですが、ハナレ限定のコース料理が用意されていることもあり、特別な席にしたい場合はコースの事前予約がおすすめです。ハナレはホットペッパーグルメや食べログからネット予約ができるので、席の確保がしやすいのも利点です。ただし、ハナレは本店に比べて席数が少ないため、金曜・土曜の夜は予約なしだと入れないことが多い点は要注意です。
シーン別おすすめ早見表|一人旅・カップル・家族・出張で選び方が変わる
一人旅なら本店のカウンター席が気楽で入りやすく、周りの活気も旅の思い出になります。カップルや記念日ならハナレの半個室で、落ち着いた空間で会話を楽しみながら食事できます。家族連れの場合は本店のテーブル席がおすすめで、子どもがいても周囲の賑やかさに紛れるので気を使いすぎずに済みます。出張でのビジネスディナーならハナレのコース予約が無難で、予算も事前に確定できるため経費精算もスムーズです。どちらの店舗もすすきの駅から徒歩5分圏内にあり、移動の負担はほとんどありません。迷ったら「静かに食べたいか、賑やかに食べたいか」で決めるのが一番シンプルな判断基準です。
| 本店のメリット | 本店のデメリット |
|---|---|
| 活気ある雰囲気でライブ感◎ カウンター席で一人利用OK 席数が多く予約なしでも入りやすい |
席間隔が狭く静かな食事には不向き デート・接待にはやや騒がしい 個室・半個室がない |
士別バーベキューへのアクセス・営業時間・予約方法を徹底解説
地下鉄すすきの駅から徒歩5分|狸小路7丁目アーケード内でわかりやすい
士別バーベキュー本店の最寄り駅は、地下鉄南北線「すすきの駅」です。3番出口を出て、狸小路商店街のアーケードを西方向(7丁目方面)に歩くと、徒歩約5分で到着します。アーケード内なので、冬の雪や雨の日でもほぼ濡れずにたどり着けるのは札幌ならではの利点です。地下鉄東西線「大通駅」からでも徒歩10分ほどで、大通公園やさっぽろテレビ塔の観光帰りに立ち寄りやすいロケーションです。車で来る場合は専用駐車場がないため、近隣のコインパーキングを利用することになります。狸小路周辺は30分200〜300円の駐車場が複数ありますが、金曜・土曜の夜は満車になりやすいので、公共交通機関の利用がおすすめです。新千歳空港からはJRで札幌駅まで約40分、そこから地下鉄ですすきの駅まで約5分で、空港からの所要時間はトータル1時間弱です。
営業時間は平日と土日で異なる|月曜定休に注意
士別バーベキュー本店の営業時間は、月〜金が11:30〜15:00(ランチ)と16:00〜23:00(ディナー)の二部制です。15:00〜16:00は準備時間のため入店できません。土日祝日は11:30〜23:00の通し営業なので、午後の中途半端な時間に行きたい場合は土日祝日が便利です。ラストオーダーは閉店の30分前が目安です。定休日については公式サイトやSNSで不定期に告知されるため、来店前にチェックするのが確実です。年末年始やお盆期間は特別営業になることもあります。ハナレの営業時間も本店と同様ですが、臨時休業の場合があるため、ハナレを狙う場合は予約を入れておくのが安心です。
予約はホットペッパーか食べログのネット予約が便利|当日予約も可能
士別バーベキューの予約方法は複数あります。ホットペッパーグルメからのネット予約が最も手軽で、空席状況がリアルタイムで確認できます。食べログからも予約可能で、特にハナレはネット予約対応の席が多く確保されています。電話予約ももちろん受け付けており、当日の空席確認を兼ねて電話するのもありです。金曜・土曜の18:00〜20:00は予約なしだと30分以上の待ちが発生することがあるため、週末ディナーは事前予約が必須と考えてください。逆に、平日の夜や日曜日は比較的空いていることが多く、予約なしでもすんなり入れるケースが大半です。大人数(6名以上)の場合は3日前までに予約しておくと、席の配置を調整してもらえます。
| 店名 | 士別バーベキュー 本店 |
| 所在地 | 札幌市中央区南3条西7丁目 狸小路アーケード内 |
| 営業時間 | 月〜金 11:30〜15:00 / 16:00〜23:00、土日祝 11:30〜23:00 |
| 定休日 | 不定休(公式サイト・SNSで要確認) |
| 予算目安 | ランチ 980円〜 / ディナー 4,000〜6,000円 |
| アクセス | 地下鉄南北線すすきの駅3番出口から徒歩約5分 |
士別バーベキューで損しないための注意点|混雑ピークと売り切れ対策
金曜・土曜18時台は予約必須|待ち時間45分のケースも
士別バーベキューが最も混雑するのは、金曜と土曜の18:00〜20:00の時間帯です。この時間帯に予約なしで来店すると、30〜45分の待ちが発生することがあります。特に観光シーズン(6〜9月、12月〜2月)は通常以上に混み合い、アーケード内で並んで待つことになります。待っている間は周辺に時間をつぶせるスポットが少ないため、寒い冬や暑い夏は待ち時間が体力的にもキツくなります。対策としては、17時台に早めのディナーを始めるか、20時以降の遅い時間に来店するか、そもそも予約を入れておくかの3択です。予約は前日まで可能なことが多いので、翌日の予定が決まったら早めに押さえておくのが賢い選択です。
希少部位は早い時間に売り切れることがある|ラムタン・ラムハツは17時台を狙う
ラムタンやラムハツなどの希少部位は、1日の入荷量に限りがあります。ディナータイムの後半、20時以降に来店すると「本日分は終了しました」と言われることが珍しくありません。希少部位を確実に食べたいなら、ディナー開始直後の16:00〜17:00台に来店するのが最善策です。逆に、肩ロースやカルビなどの定番部位は閉店近くまで残っていることがほとんどなので、遅い時間の来店でも問題ありません。週末は希少部位の売り切れが特に早い傾向があるため、「ラムタンが食べたい」という明確な目的がある場合は、平日の早い時間が最も確実です。入荷状況は日によって変わるため、どうしても気になる場合は来店前に電話で在庫を確認するのも一つの手段です。
服装と持ち物のアドバイス|炭火焼きなので匂い移りに注意
士別バーベキューは炭火焼きスタイルなので、どうしても服に煙の匂いがつきます。換気設備はしっかりしていますが、ゼロにはなりません。大切な服やコートは着て行かないか、入店時に店内のハンガーにかけて席から離しておくのが得策です。特に冬場はダウンジャケットに匂いがつきやすいので注意してください。ハナレのほうが換気面では本店より優れており、匂い移りが気になる人はハナレを選ぶのも手です。髪の長い人はまとめておくと、髪への匂い移りを軽減できます。逆に言えば、カジュアルな服装で気兼ねなく食べるのがこの店の楽しみ方なので、おしゃれをして行くよりも「汚れてもいい服」で行くほうが思い切り楽しめるでしょう。
士別バーベキューと札幌の他ジンギスカン店はここが違う|自社牧場の圧倒的強み
輸入ラムvs国産サフォーク種|味・食感・臭みの違いを知ると選び方が変わる
札幌のジンギスカン店の大半は、オーストラリアやニュージーランドから輸入した冷凍ラム肉を使用しています。輸入ラムは安定供給できてコストも抑えられる一方、冷凍・解凍の過程でドリップ(肉汁)が流れ出し、食感がやや水っぽくなることがあります。対する士別バーベキューの国産サフォーク種は、冷凍期間が短い(または冷蔵の状態で届く)ため、肉のきめが細かく、噛んだときに繊維がほどけるような柔らかさがあります。「羊肉は臭い」というイメージを持っている人がいますが、それは主に輸入マトン(成羊の肉)の話で、国産のラム(仔羊)、しかもサフォーク種は臭みがほとんどありません。羊肉が苦手だった人が士別バーベキューで「羊の印象が変わった」と言うケースは多く、これは肉の品種と鮮度に起因するものです。
意外と知られていないけれど、ジンギスカン鍋と炭火グリルでは肉の仕上がりが全く違う
札幌のジンギスカンといえば、ドーム型の鍋で脂を落としながら焼くスタイルが定番です。鍋の上部で肉を焼き、流れ落ちた脂で周囲の野菜を煮るのが伝統的な食べ方ですが、士別バーベキューの炭火グリルはまったく異なるアプローチです。炭火の場合、遠赤外線が肉の内部までじっくり火を通すため、表面はカリッと香ばしく、中はしっとりジューシーに焼き上がります。ジンギスカン鍋では肉を薄切りにすることが多いですが、炭火グリルなら厚切りでも美味しく焼けるため、肉そのものの食べごたえが段違いです。どちらが上ということではなく、「ジンギスカン鍋の薄切り」と「炭火グリルの厚切り」は別の料理として楽しむのが正しい認識です。札幌でジンギスカン鍋はもう食べたという人こそ、士別バーベキューの炭火スタイルを試す価値があります。
価格帯の比較|士別バーベキューは「高いけど納得」のポジション
正直なところ、士別バーベキューのディナー予算4,000〜6,000円は、札幌のジンギスカン店としては高めの価格帯です。食べ放題で2,500〜3,500円のジンギスカン店が多い札幌では、「倍近い値段」と感じる人もいるでしょう。しかし、国産サフォーク種の希少性と、自社牧場から直送される鮮度を考えれば、この価格設定には根拠があります。輸入ラムの食べ放題と、国産サフォーク種の単品を同じ土俵で比較するのはそもそもナンセンスで、ステーキハウスとファミレスを比べるようなものです。予算を抑えたいなら平日ランチのサフォーク丼(980円)でまず味を確認し、気に入ったらディナーで本格的に楽しむという二段階のアプローチが合理的です。「とにかく安くたくさん食べたい」という目的なら他の食べ放題店のほうが向いていますし、「本当に旨い羊肉を味わいたい」なら士別バーベキューを選ぶ、というすみ分けです。
| 比較項目 | 士別バーベキュー | 一般的なジンギスカン店 | 高級ラム専門店 |
|---|---|---|---|
| 肉の産地 | 自社牧場(士別市) | 豪州・NZ産輸入 | 国産or輸入高級部位 |
| 焼きスタイル | 炭火グリル | ジンギスカン鍋 | 店舗による |
| ディナー予算 | 4,000〜6,000円 | 2,500〜3,500円 | 6,000〜10,000円 |
| 希少部位 | タン・ハツ・カワあり | 基本なし | 店舗による |
| ランチ | サフォーク丼980円 | ランチ営業なし多い | 店舗による |
士別バーベキューをもっと楽しむための裏ワザと周辺情報
タレと塩、どちらで食べるのが正解?|部位ごとのベストな食べ方
士別バーベキューでは自家製タレと塩の両方が用意されていますが、部位によって合う食べ方が異なります。肩ロースやカルビなど脂の多い部位は、赤ワインベースの自家製タレでしっかり味をつけるのがおすすめです。タレの酸味が脂をさっぱりさせてくれるので、何枚でも食べ進められます。一方、ラムタンやラムハツなどの希少部位は、塩とレモンでシンプルに食べるのが素材の味を楽しめるベストな選択です。フィレのような赤身部位は、最初の1枚を塩で食べて肉そのものの味を確認し、2枚目からタレに切り替えるのが通の食べ方。どちらか一方だけで食べ続けるよりも、交互に変えることで味に変化が出て飽きにくくなります。卓上にはわさびや柚子胡椒も用意されていることがあるので、味変のバリエーションも試してみてください。
士別バーベキューの前後に立ち寄りたい狸小路周辺スポット
士別バーベキューがある狸小路7丁目周辺は、食後の散歩や二次会にも困らないエリアです。狸小路商店街を東に歩けば、ドン・キホーテやドラッグストアが並ぶ4〜5丁目エリアに出るので、食後の買い物やお土産探しにも便利です。すすきの方面に南下すれば、バーやカフェが密集するエリアがあり、二次会の選択肢にも困りません。夏場であれば、大通公園まで歩いて(徒歩10分ほど)ビアガーデンのはしごをするのも札幌らしい楽しみ方です。観光で来ている場合は、士別バーベキューでディナーを食べた後にすすきのの夜景を散策するプランが、移動効率もよくおすすめです。ただし、冬場は歩道が凍結していることがあるので、滑りにくい靴で来ることを忘れずに。
お土産にラム肉は買える?|士別三協牧場のオンラインショップ情報
「士別バーベキューの味を自宅でも楽しみたい」という人には、運営元の士別三協牧場がオンラインショップを展開しています。サフォーク種のラム肉をはじめ、ジンギスカン用のカット肉やタレなどが購入可能で、冷凍便で全国に配送されます。店舗で食べた味が気に入ったら、お土産としてオンラインで注文し、自宅のバーベキューやホットプレートで再現するのも楽しみ方の一つです。ただし、店舗で提供される状態と冷凍通販では鮮度に差があるため、まったく同じ味とはいかない点は理解しておきましょう。北海道土産として友人や家族に贈る場合にも喜ばれる品で、特に「お肉好き」な相手へのギフトとして選ぶ人が増えています。価格帯は部位やグラム数によって異なりますが、2〜3人前のセットで3,000〜5,000円程度が目安です。
士別市では毎年夏に「しべつ羊まつり」が開催され、サフォーク種のジンギスカンを屋外で楽しめるイベントがあります。士別バーベキューで味に惚れたら、夏の士別市まで足を伸ばしてみるのも北海道旅行の面白いプランです。札幌から士別市までは車で約2時間半、JR特急で約2時間です。
まとめ|士別バーベキューで札幌の羊肉の本当の旨さを体験しよう
士別バーベキューは、北海道・士別市の自社牧場で育てた純国産サフォーク種のラム肉を、札幌すすきので炭火焼きスタイルで味わえる羊肉専門店です。輸入ラムとは一線を画す鮮度と肉質、そしてタン・ハツ・カワといった希少部位まで揃う品揃えは、牧場直営だからこそ実現できるもの。札幌でジンギスカン鍋はすでに食べたことがある人にこそ、炭火で焼く厚切りの国産ラムという「もう一つの札幌の羊肉」を体験してほしいお店です。
この記事のポイントを振り返ります。
- 士別バーベキューは士別三協牧場直営の純国産サフォーク種ラム専門店で、臭みの少ない上質な羊肉を提供している
- 初来店なら「ラム3種盛り合わせ」1,980円で部位の食べ比べからスタートするのがおすすめ
- 平日ランチのサフォーク丼は980円で希少なサフォーク種を味わえるコスパ抜群の看板メニュー
- 本店はワイワイ楽しむグループ向け、ハナレはデートや接待向けと、シーンに応じて使い分けられる
- 金曜・土曜の18時台は30〜45分待ちになることがあるため、週末ディナーは事前予約が必須
- ラムタン・ラムハツなどの希少部位は入荷量限定。確実に食べたいなら17時台の来店がベスト
- ディナー予算は4,000〜6,000円と札幌のジンギスカン店では高めだが、国産サフォーク種の品質を考えれば納得の価格帯
まずは気軽に平日ランチのサフォーク丼から試してみてください。980円で「羊肉ってこんなに旨いのか」と感じたら、次はディナーで希少部位の食べ比べを。士別バーベキューは、札幌の羊肉の奥深さを教えてくれるお店です。
※メニューの内容や価格、営業時間は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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