「札幌から日帰りで、その日に獲れたばかりの魚介を浜値で買える朝市があるって本当?」——そんな声をよく聞きます。答えはイエスです。札幌の中心部から車で1時間ほど北上した石狩市厚田区にある厚田港朝市は、漁師さんが朝に水揚げしたカレイやホタテ、夏はウニ、秋は鮭までが、スーパーでは考えられない値段で並ぶ場所です。
ただ、初めて行くと「営業時間を勘違いして到着したら売り切れだった」「現金を持っていなくて買えなかった」といった失敗が起こりがちなのも事実。せっかく早起きして1時間かけて向かうのですから、空振りはもったいないですよね。
この記事では、札幌に住んで5年の地元目線で、厚田港朝市の開催期間・時間、札幌からの行き方、季節ごとに買える魚介と値段の目安、そして失敗しないための買い物のコツまでをまとめて紹介します。読み終えるころには、次の休みに迷わず厚田へ向かえるはずです。
・厚田港朝市の開催期間(4月上旬〜10月中旬)と営業時間
・札幌からの具体的な行き方と駐車場・バス情報
・季節ごとに買える魚介と値段の目安(さっぽろノート調べの比較表つき)
・売り切れ・現金問題を避ける、失敗しない買い物のコツ
\多彩な味わいが楽しめる干物セット/
厚田漁港の朝市とは?浜値で魚介が買える石狩の人気スポット

厚田港朝市は、石狩市厚田区の厚田漁港で開かれる、地元の漁師さんと漁協が運営する直売の朝市です。観光向けに整えられた市場というより、「前浜で獲れた魚をその日のうちに売り切る」漁師町の日常がそのまま観光資源になっている場所だと考えるとイメージしやすいと思います。札幌の二条市場や場外市場とはまた違う、素朴で活気のある雰囲気が魅力です。
その日に水揚げされた魚介を「浜値」で買える
厚田港朝市の最大の特徴は、前浜でその日に水揚げされた新鮮な魚介類を「浜値(はまね)」で直売している点です。浜値とは、流通を通さず漁師さんから直接買う卸に近い価格のこと。だからこそ、立派なホタテが1袋15〜16枚で1,000円前後、宗八カレイが2枚800円程度といった、スーパーでは見ない値付けが実現します。仲卸も小売も挟まないぶん、鮮度と価格の両方で得をするのが朝市の醍醐味です。一人旅でちょっと贅沢に夏のウニを狙う人から、家族で大量にホタテを仕入れてバーベキューを楽しむ人まで、目的に合わせて使えます。注意点として、魚は基本的にその場で捌いてもらえません(秋鮭のみ対応してくれる店もあります)。持ち帰って自分でさばく前提で買いましょう。
場所は石狩市厚田区の厚田漁港内
会場は石狩市厚田区厚田7-4の厚田漁港内です。札幌市内からは国道231号(通称オロロンライン方面)を北上した日本海沿いにあり、厚田の市街地を抜けた漁港エリアに朝市のテントや店が並びます。運営の問い合わせ先は石狩湾漁業協同組合の厚田支所(0133-78-2006)。天候や漁の状況で開催が左右されるため、遠方から向かう日は事前に電話で確認しておくと安心です。下に基本情報をまとめておきます。
| 住所 | 石狩市厚田区厚田7-4 厚田漁港内 |
| 電話番号 | 0133-78-2006(石狩湾漁業協同組合 厚田支所) |
| 開催期間 | 4月上旬〜10月中旬の毎日(時化など天候により休む場合あり) |
| 営業時間 | 7:00〜14:00頃(商品がなくなり次第終了) |
| 駐車場 | 会場周辺に多数あり(無料) |
| 公式情報 | 石狩市公式サイト(厚田港朝市) |
二条市場・場外市場とは何が違う?
札幌の二条市場や場外市場が「観光客向けに整った市場+海鮮丼の食べ歩き」だとすれば、厚田港朝市は「漁師さんから直接買う産地直売」です。海鮮丼を出す飲食店が立ち並ぶわけではなく、あくまで魚介そのものを買う場所。そのぶん価格は安く鮮度も抜群ですが、その場で食べる前提の人には物足りないかもしれません。札幌中心部で気軽に海鮮丼を楽しみたいなら市場、自分でさばいて持ち帰る前提で安く大量に買いたいなら厚田、と使い分けるのがおすすめです。市場同士の比較は下の記事で詳しく解説しています。
どんな人に向いている?
厚田港朝市が特に向いているのは、車を運転できて早起きが苦にならない人です。クーラーボックスを積んで朝早く向かい、ホタテやウニを箱買いして帰る——そんな使い方がハマります。逆に、公共交通だけで気軽に立ち寄りたい人や、その場で海鮮丼を食べたい人にはハードルが高め。札幌からの日帰りドライブの目的地として、温泉や道の駅とセットで組み込むと満足度が上がります。次の章では、行く前に必ず押さえておきたい「いつ行けるのか」を詳しく見ていきます。
いつ行ける?開催期間・営業時間と天候のリスク
厚田港朝市で最初につまずきやすいのが「開催している時期と時間」です。一年中やっているわけでも、夕方までやっているわけでもありません。ここを正しく押さえておくだけで、空振りのリスクはぐっと下がります。
開催は4月上旬〜10月中旬、冬は休み
厚田港朝市は例年4月上旬から10月中旬まで開かれ、漁のある日は毎日営業します。逆に言えば、11月から3月の冬季は開催されません。雪の北海道で日本海側の漁港が休みになるのは自然なことで、「冬に厚田まで来たのに朝市がやっていなかった」という失敗はこの期間を知らずに起こります。旅行の計画を立てる段階で、まず「行けるのは春から秋まで」と頭に入れておきましょう。ウニやホタテといった人気の魚介は時期がさらに限られるため、お目当てがある人は後述の季節カレンダーも合わせて確認してください。
営業時間は朝7時〜14時頃、ただし売り切れ次第終了
営業時間は朝7時から14時頃まで。ただしこれはあくまで「目安」で、実際には人気の魚介が売り切れ次第その店は閉まっていきます。とくにホタテやウニは午前中の早い時間になくなることが多く、14時に行っても残っているのは加工品や一部の魚だけ、というのもよくある話です。確実に良いものを選びたいなら午前中、できれば9〜10時台までに到着するのが基本。一方で、後述するように「あえて昼前を狙う」上級者の楽しみ方もあります。
朝市は天候に大きく左右されます。海が時化(しけ)て漁ができなかった日は、開催そのものが見送られたり、並ぶ魚介がぐっと少なくなったりします。札幌から1時間以上かけて向かう日は、前日や当日朝に石狩湾漁業協同組合 厚田支所(0133-78-2006)へ電話で開催状況を確認してから出発すると、空振りを避けられます。
季節ごとに主役の魚介が入れ替わる
厚田港朝市の楽しさは、訪れる時期によって主役が変わることにあります。4〜6月はカレイ・ヒラメ・ソイ、5〜6月はシャコとマメイカ、6〜8月はホタテとウニ、9〜10月は秋鮭が中心です。糠ニシンや数の子といった加工品は通年で手に入ります。つまり「いつ行っても何かしらの旬がある」のが厚田の強み。ウニが目当てなら7月から8月のお盆あたり、秋鮭の筋子(生筋子)が欲しいなら9月以降と、目的に合わせて訪問月を決めるのがコツです。具体的な値段は次の章の比較表でまとめます。
札幌からの行き方|車・バス・駐車場を完全ガイド

厚田港朝市は札幌から決して近くはありませんが、道は分かりやすく、ドライブとしても気持ちのいいルートです。ここでは車と公共交通、それぞれの行き方を整理します。
車なら札幌から約1時間〜1時間半
もっとも現実的なのが車でのアクセスです。札幌市内中心部からは約50km、所要時間はおおむね60〜90分。札樽自動車道の札幌北ICから国道231号に入り、石狩・厚田方面へひたすら北上します。日本海を右手に見ながら走る231号は信号も少なく、ドライブそのものが楽しい区間です。厚田の市街地に入ってセイコーマートが見えたら、その手前を漁港方面へ左折。慣れていない人はカーナビに「厚田漁港」または住所「石狩市厚田区厚田7-4」を入力しておくと安心です。一人旅でもカップルでも、早朝のオロロンライン方面のドライブは爽快なので、行き帰りの道のりごと楽しむ計画にすると満足度が高まります。
無料駐車場は会場周辺に多数
駐車場は漁港の会場周辺に多数あり、基本的に無料で利用できます。漁港の奥にもスペースがあるほか、近隣の駐車スペースも開放されているため、車を停められずに困るケースは少なめです。ただし、ウニやホタテの最盛期である7〜8月の週末は来場者が一気に増え、漁港のすぐ近くは満車になることもあります。少し離れた場所に停めて歩く可能性も見込んで、時間に余裕を持って到着するのがおすすめ。買った魚介を車に積むことを考えると、クーラーボックスや保冷バッグを車に常備しておくと安心です。
「公共交通でも行けるだろう」と下調べせずにバスで向かい、本数の少なさに帰りの足で苦労する——これは厚田で起こりやすい失敗です。厚田地区を通る路線バスは本数が限られ、朝市の時間に合わせて往復するには綿密な時刻確認が必要です。バス利用を考えるなら、北海道中央バスの厚田線の時刻表を事前に必ずチェックしておきましょう。
公共交通なら中央バス厚田線で「厚田支所」へ
車がない場合は、北海道中央バスの厚田線を使い、厚田支所または道の駅石狩「あいろーど厚田」で下車するルートがあります。ただし本数が多くないため、札幌からの所要時間と帰りの便を含めて時刻表を入念に確認することが前提です。朝市は午前中が勝負なので、始発に近い便で向かい、午前のうちに買い物を済ませて昼の便で戻る、といった逆算が必要になります。公共交通でのアクセスは上級者向けと考え、初めての人やまとめ買いをしたい人は車を強くおすすめします。バスの最新時刻は北海道中央バスの公式情報で確認してください。
季節の魚介と値段の目安|さっぽろノート調べの早見表
ここからは、厚田港朝市で実際に買える魚介と値段の目安を整理します。浜値ゆえに日によって変動はありますが、相場感をつかんでおくと現地で迷いません。価格は公開情報をもとにさっぽろノートがまとめた目安です。
魚介別・値段と旬の早見表
まずは代表的な魚介を一覧にまとめました。買い物の計画を立てる際の参考にしてください。値段はあくまで目安で、その日の水揚げ量によって上下します。
| 魚介 | 値段の目安 | 主な時期 |
|---|---|---|
| ホタテ | 1袋1,000円(15〜16枚) | 6〜8月 |
| ホタテ稚貝 | 1袋400円 | 6〜8月 |
| ムラサキウニ | 1kg約2,000円 | 7月〜お盆 |
| バフンウニ | 1kg約3,000円 | 7月〜お盆 |
| 秋鮭メス(筋子入り) | 1kg約1,600円 | 9〜10月 |
| 秋鮭オス | 1kg約500円 | 9〜10月 |
| カレイ | 1籠4匹で500円 | 4〜6月 |
| シャコ | オス150円・メス200円 | 5〜6月 |
※さっぽろノート調べ。価格は公開情報をもとにした目安で、その日の水揚げ量により変動します。最新の相場は現地でご確認ください。
夏の主役はホタテとウニ
厚田の夏といえば、やはりホタテとウニです。立派なホタテが1袋1,000円前後で15〜16枚入り、稚貝なら1袋400円。殻付きのまま炭火で焼けば、観光地で食べるより圧倒的に安く本場の味が楽しめます。ウニはムラサキウニが1kgあたり約2,000円、濃厚なバフンウニが約3,000円が目安。生食で楽しめる新鮮さですが、後述のようにアニサキスへの注意は必要です。家族でバーベキューをするなら、この時期にホタテをまとめ買いするのが厚田の王道の使い方。ただし人気ゆえに午前中で売り切れることが多いので、ウニ・ホタテ狙いの日は早めの到着が鉄則です。
秋は鮭と筋子、春はカレイやシャコ
9月から10月にかけては秋鮭のシーズン。メスは筋子入りで1kgあたり約1,600円、オスなら約500円が目安で、自分で生筋子をほぐしていくらの醤油漬けを作る楽しみもあります。春先の4〜6月はカレイやヒラメ、ソイが中心で、カレイは1籠4匹で500円という驚きの値段。5〜6月はシャコ(オス150円・メス200円)やマメイカも並びます。どの季節も、スーパーでは味わえない鮮度と価格が魅力です。海鮮を安く楽しむという点では、札幌市内で安い海鮮丼を探すのも一つの手。こちらの記事も参考になります。
失敗しない買い物のコツ|現金・持ち物・売り切れ対策
せっかく早起きして厚田まで来たのに「買えなかった」では悲しいもの。ここでは、初めてでもスムーズに買い物するための実践的なコツを紹介します。
「営業は14時までだから昼前で大丈夫」と10時頃にのんびり到着したら、お目当てのウニやホタテはすでに完売——これは厚田でいちばん多い失敗です。人気の魚介は午前の早い時間に売り切れます。ウニ・ホタテを確実に手に入れたいなら、開場の7時から9時台に到着するつもりで計画しましょう。
支払いは現金が基本、小銭も用意する
厚田港朝市は漁師さんや漁協が運営する素朴な市場なので、支払いは現金が基本です。キャッシュレス決済に対応していない店がほとんどと考えておきましょう。札幌の中心部から向かう途中で現金を下ろしておくのが安全です。厚田に着いてからコンビニATMを探すと時間をロスしますし、朝市周辺は店舗も限られます。1,000円札や小銭を多めに用意しておくと、複数の店でテンポよく買い物ができます。せっかく安く買えるのですから、支払い手段で足止めを食らわないよう準備しておきたいところです。
クーラーボックスと保冷剤は必須級
買った魚介を新鮮なまま持ち帰るには、クーラーボックスと保冷剤が必須級の持ち物です。とくに夏のウニやホタテ、生筋子は鮮度が命。札幌までの1時間以上、常温の車内に置けば一気に品質が落ちてしまいます。発泡スチロールの箱に入れてくれる店もありますが、自前のクーラーボックスがあれば安心感が違います。家族で大量に買う予定なら大きめのものを、一人なら保冷バッグでも十分。氷を別途用意するか、店で分けてもらえるか確認しておくとさらに万全です。
その場では捌いてもらえない前提で
注意したいのが、厚田港朝市では魚を基本的にその場で捌いてもらえないという点です(秋鮭のみ対応してくれる店もあります)。買ったカレイや鮭は、持ち帰って自分でさばくのが前提。さばくのが苦手な人は、すでに加工された糠ニシンや一夜干し、数の子などの加工品を選ぶと失敗がありません。ハタハタの一夜干しが10尾500円といった手頃な加工品もあり、これなら帰ってすぐ焼くだけ。調理のハードルを考えて、自分の腕に合った買い物をするのが満足度を上げるコツです。
シーン別の楽しみ方|一人旅・カップル・家族・出張
厚田港朝市は、誰とどう行くかで楽しみ方が変わります。ここではシーン別に、おすすめの回り方を提案します。
一人旅・ドライブ好きはルートごと楽しむ
一人旅なら、厚田を「日本海ドライブの目的地」として組み込むのがおすすめです。早朝の国道231号を北上し、朝市で旬の魚介を少しだけ買い、帰りに道の駅や温泉に寄る——そんな半日コースが組めます。買いすぎず、加工品やその日に食べきれる量を選べば一人でも気軽。早起きして人の少ない時間に到着すれば、漁師さんとの会話も楽しめます。海沿いの景色とセットで、札幌の喧騒から離れたい日にぴったりの行き先です。
カップルは朝市+道の駅でちょっと贅沢に
カップルなら、朝市でウニやホタテを買い、近くの道の駅や厚田の景勝地と組み合わせる過ごし方が映えます。厚田は夕日の名所としても知られ、海を眺めながらのドライブデートにぴったり。朝市で買った魚介は持ち帰ってその夜に二人で調理する、という楽しみ方もできます。ただし朝市は早い時間が勝負なので、ゆっくり起きたいカップルは「先に道の駅で景色を楽しんでから昼前に朝市へ」より「先に朝市、後で観光」の順番がおすすめです。
家族連れはホタテを箱買いしてBBQ
家族連れに圧倒的におすすめなのが、夏のホタテのまとめ買いです。1袋1,000円のホタテを数袋、稚貝も加えてクーラーボックスに詰めれば、自宅やキャンプ場でのバーベキューが一気に豪華になります。殻付きのホタテを炭火で焼く体験は子どもにも喜ばれますし、価格を考えればコスパは抜群。漁港の活気ある雰囲気そのものが、子どもにとって良い社会科見学にもなります。大量に運ぶことになるので、大きめのクーラーボックスと車での来場が前提です。
「朝市は早ければ早いほど良い」と思われがちですが、実は最初のウニ目当ての行列が落ち着く11時過ぎが、ゆっくり選べる穴場の時間帯になることもあります。早朝のピークを避けて落ち着いて買い物したい人は、あえて昼前を狙うのも手。ただしホタテやウニそのものが残っている保証はないので、「売り切れていてもいい、その日にあるものを楽しむ」くらいの気持ちで行ける人向けの裏ワザです。
厚田まで来たら寄りたい|道の駅とセットで楽しむ
せっかく札幌から1時間以上かけて厚田まで来たなら、朝市だけで帰るのはもったいないもの。周辺の立ち寄りスポットと組み合わせれば、一日たっぷり楽しめます。
道の駅 石狩「あいろーど厚田」で休憩とお土産
朝市から国道231号沿いにある道の駅 石狩「あいろーど厚田」は、厚田ドライブの定番立ち寄りスポットです。3階建ての建物で、最上階の展望テラスからは日本海と厚田の街並みを一望できます。地元の特産品やお土産、軽食も揃っているので、朝市で生鮮を買ったあとの休憩やお土産探しにぴったり。トイレは24時間開放されているため、早朝の朝市の前後どちらでも立ち寄れます。営業時間は時期により変動するので、訪問前に確認しておくと安心です。
| 住所 | 石狩市厚田区厚田98-2 |
| 電話番号 | 0133-78-2300 |
| 営業時間 | 9:30〜18:00(6〜8月は19:00まで。トイレは24時間) |
| 公式情報 | 石狩市公式サイト |
生で食べるならアニサキス対策を忘れずに
厚田の魚介を生で楽しむなら、アニサキス対策は必ず押さえておきましょう。新鮮な魚にはアニサキスがいる可能性があり、そのまま生食すると食中毒のリスクがあります。生で食べる場合は、しっかり目視で確認するか、いったん冷凍(一般家庭の冷凍庫でも長時間)してから解凍する、あるいは加熱して食べるのが安全です。せっかくの新鮮な魚介を安心して味わうための基本知識として頭に入れておきたいところ。心配な場合は、はじめから加熱前提のホタテや、加工済みの一夜干しを選ぶのも賢い選択です。
厚田の海鮮を札幌でも楽しむなら
「厚田まで行く時間はないけれど、北海道の新鮮な海鮮は楽しみたい」という人も多いはず。そんなときは、札幌市内の海鮮居酒屋で道産の魚介を味わうのも一つの手です。厚田のような産地の味を、お店の手で食べやすく仕立ててくれるので、さばく手間もいりません。札幌で海鮮を楽しめるお店はこちらの記事でまとめています。
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まとめ|厚田港朝市は早起きして向かう価値がある
厚田港朝市は、札幌から車で1時間ほどの石狩市厚田区で、その日に水揚げされた魚介を浜値で買える漁師町の朝市です。4月上旬から10月中旬まで朝7時から14時頃まで開かれ、夏はホタテとウニ、秋は鮭、春はカレイやシャコと、訪れる時期によって主役が入れ替わります。スーパーでは見ない価格と鮮度が最大の魅力ですが、人気の魚介は午前中に売り切れること、現金が基本であること、そして魚は自分で捌く前提であることを押さえておけば、初めてでも失敗なく楽しめます。
最後に、この記事の要点を整理します。
・開催期間は4月上旬〜10月中旬、営業時間は朝7時〜14時頃(売り切れ次第終了)
・冬季(11〜3月)は休み。時化の日は休みや品薄になる
・夏はホタテ1袋1,000円・ウニ1kg2,000円〜、秋は鮭が主役
・ウニ・ホタテ狙いは午前の早い時間に到着するのが鉄則
・支払いは現金、クーラーボックス・保冷剤は必須級の持ち物
・魚は基本その場で捌いてもらえない(秋鮭のみ対応店あり)
・天候で開催が左右されるため、遠方からは事前に電話確認を
最初の一歩としては、まず行きたい月を決めることです。ウニやホタテが目当てなら7〜8月、秋鮭や筋子なら9〜10月を狙いましょう。訪問日が決まったら、前日や当日朝に厚田支所へ開催状況を電話で確認し、現金とクーラーボックスを準備して、朝早めに札幌を出発する——これだけで、厚田の朝市は十分に「早起きして向かう価値のある」一日になります。新鮮な北海道の海の幸を、ぜひ産地の活気ごと味わってみてください。
※営業時間・開催状況・価格は変動する場合があります。最新情報は石狩市公式サイトや石狩湾漁業協同組合 厚田支所でご確認ください。

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