北海道の駅弁おすすめ6種を駅別に紹介|いかめしだけじゃない地元民の本命はどれ?

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「北海道旅行の楽しみといえば駅弁。でも種類が多すぎて、どれを選べばいいのか分からない」——そんな声をよく聞きます。新千歳空港の空弁、札幌駅の海鮮弁当、長万部のかにめし、森のいかめし。北海道には全国に名前が知られた駅弁がいくつもあって、正直、初めての人ほど迷ってしまうものです。

結論から言うと、北海道の駅弁は「どの駅で・何を買うか」をあらかじめ決めておくのが正解です。なぜなら名物駅弁の多くは販売場所や時間が限られていて、行き当たりばったりだと「売り切れていて食べられなかった」という結末になりやすいから。逆に言えば、駅ごとの主役さえ押さえておけば、移動中の車内が一気に北海道グルメの舞台に変わります。

この記事では、札幌に暮らして長い地元目線で、森・長万部・札幌・函館・旭川・帯広という主要駅の名物駅弁6種を、価格・内容・買える場所・注意点までまとめて紹介します。それぞれの味の特徴はもちろん、「いつ・どこで買えば失敗しないか」まで踏み込んでいるので、旅程に合わせて読んでみてください。

📌 この記事でわかること

・北海道を代表する駅弁6種の味・価格・買える場所
・「森のいかめし」「長万部かにめし」など名物の見分け方と注文のコツ
・売り切れ・販売時間・持ち帰りで失敗しないための注意点
・一人旅・カップル・家族・出張、シーン別のおすすめ駅弁

目次

北海道の駅弁はどこで買える?種類・値段・選び方の基礎知識

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まずは全体像から。北海道の駅弁は大きく「海鮮系」「肉系」「ご当地名物系」の3タイプに分かれます。札幌や函館の駅では海鮮系が主役、帯広では豚丼の肉系、森や長万部ではいかめし・かにめしといったご当地名物が看板です。値段はおおむね1,180円〜1,780円ほど。コンビニ弁当より高く感じるかもしれませんが、北海道の食材をぎゅっと詰めた内容を考えると納得の価格帯です。

北海道の駅弁は「駅ごとに主役が違う」のが面白い

北海道の駅弁最大の特徴は、駅ごとに看板商品がはっきり決まっていること。森駅なら「いかめし」、長万部なら「かにめし」、札幌なら「石狩鮭めし」、函館なら「鰊みがき弁当」、旭川なら「蝦夷わっぱ」、帯広なら「豚どん」というふうに、その土地の食材と歴史が一品に凝縮されています。だから複数の駅を回る旅程なら、駅ごとに違う駅弁を1つずつ買い集めるだけで、北海道の食の地図がそのまま体験できるわけです。逆に「とりあえず札幌駅で全部揃えよう」と考えると、森や長万部の元祖の味は手に入りません。どの駅で何を買うかを旅程と一緒に決めておくのが、満足度を左右する最初のポイントです。

値段の目安は1,200〜1,800円|6種を一覧で比較

「結局どれがいくらなの?」という疑問に答えるため、今回紹介する6種の価格と特徴を一覧にまとめました。価格は2026年6月時点で各社公式・公的情報をもとにしたさっぽろノート調べです。海鮮系はやや高め、いかめしやかにめしは1,000円台前半とコスパ良好。予算と気分で選ぶ際の目安にしてください。

駅弁名(駅) 価格(税込) タイプ
森のいかめし(森) 約1,426〜1,450円 ご当地名物
かにめし(長万部) 1,180円 ご当地名物
石狩鮭めし(札幌) 1,780円 海鮮系
鰊みがき弁当(函館) 1,380円 海鮮系
蝦夷わっぱミックス(旭川) 約1,390円 海鮮系
炭焼豚どん(帯広) 1,400円(少量795円〜) 肉系

買う前に知っておきたい「販売時間と売り切れ」の落とし穴

北海道の駅弁を選ぶうえで一番大事なのが、実は味よりも「いつ・どこで売っているか」です。たとえば帯広駅の豚どん駅弁は早朝6時〜8時半ごろの販売が中心で、昼に行っても買えません。長万部のかにめしは売り切れ次第閉店。森のいかめしに至っては、かつて駅売りされていた元祖が、現在は百貨店の催事やオンライン中心になっています。つまり「駅に着けば必ず買える」とは限らないのが北海道の駅弁。確実に手に入れたいなら、事前に各社の公式情報で販売場所と時間を確認し、人気商品は電話で取り置きを頼むのが堅実です。観光のハイシーズンは午前中で完売することも珍しくありません。

💡 地元メモ

「駅弁」と「空弁(そらべん)」は別物です。新千歳空港で売られているのが空弁で、こちらは保安検査後の制限エリアでも買える店があり、フライト前に調達しやすいのが利点。一方、由緒ある駅弁はやはり鉄道の駅で買うのが王道です。鉄道旅なら駅弁、飛行機旅なら空弁、と使い分けるのがおすすめです。

元祖の味「森のいかめし」は北海道駅弁の原点

北海道の駅弁を語るうえで外せないのが、森町(もりまち)生まれの「森のいかめし」。1941年(昭和16年)の誕生以来、日本一有名と言われる駅弁です。函館本線・森駅の名物として知られ、いまも百貨店の駅弁大会では常連の人気商品。北海道の駅弁の原点とも言える一品です。

秘伝のタレで炊いた小ぶりのイカが主役

森のいかめしは、小ぶりのスルメイカの胴にもち米とうるち米を詰め、秘伝の甘辛いタレでじっくり炊き上げた駅弁です。最大の魅力は、イカの旨みがしみ込んだ米と、噛むほどに味が出るやわらかなイカの一体感。1パックに2〜3尾入っていて、価格は約1,426〜1,450円(販売場所により変動)。海鮮系の駅弁が1,800円近くすることを考えると、ボリュームと満足度のわりに手頃です。常温でも美味しく、車内でも食べやすいサイズ感なので、移動中の最初の一品にぴったり。甘辛い味付けはご飯が進むので、お腹が空いた状態で食べると箸が止まりません。イカが苦手でなければ、北海道の駅弁デビューとして真っ先におすすめしたい味です。

どこで買える?催事中心になった「元祖」の今

注意したいのが購入方法です。製造元の「いかめし阿部商店」は北海道茅部郡森町に本店を構えていますが、現在は売上の多くが百貨店などの催事販売で、森駅構内での常時駅売りは以前より縮小しています。確実に元祖の味を楽しみたいなら、本店(下記カード)や公式オンラインショップ、あるいはお住まいの地域で開催される「駅弁大会」を狙うのが現実的です。北海道旅行中に森駅を通る場合は、事前に販売状況を確認しておくと安心。レトルトタイプも販売されているので、お土産として持ち帰る選択肢もあります。

📍 いかめし阿部商店(本店)
住所 北海道茅部郡森町御幸町112
電話番号 01374-2-2256
営業時間 9:00〜18:00
定休日 日曜
価格 元祖森名物いかめし 約1,426〜1,450円
公式サイト いかめし阿部商店 公式

こんな人におすすめ|手軽さ重視のデビュー駅弁

森のいかめしは「まず北海道らしい駅弁を一つ食べてみたい」という人にぴったりです。価格が手頃で、サイズも小ぶりなので、これから何駅も回る旅の序盤に軽く一品、という使い方が向いています。一人旅で気軽につまむのはもちろん、2〜3尾入りなのでカップルや友人とシェアするのにもちょうどいいボリューム。一方で「がっつり海鮮を堪能したい」「ボリューム満点の肉系がいい」という人には少し物足りないかもしれません。その場合は後述の石狩鮭めしや帯広の豚どんと組み合わせて、駅弁の食べ比べを楽しむのがおすすめです。

⚠️ 知っておきたい注意点

「森駅で元祖のいかめしを買おう」と意気込んで途中下車したのに、駅の売店で常時販売されておらず買えなかった、というのはよくある失敗です。元祖の味は催事・本店・オンラインが中心。森駅で確実に手に入る保証はないので、旅程に組み込むなら必ず事前確認を。

70年以上愛される長万部「かにめし」は1,180円の実力派

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函館本線・長万部(おしゃまんべ)駅の名物が「かにめし」。発売から70年以上というロングセラーで、北海道西南部・長万部の駅弁といえばこれ、という不動の存在です。カニの身を丁寧にほぐして一度炒め、香ばしさを引き出してご飯に乗せた一品は、海鮮系のなかでも1,180円という手の届きやすさが魅力です。

ほぐしたカニを炒めて香ばしく|唯一無二の味わい

かにめしの主役は、なんといってもカニのほぐし身。生のカニをただ乗せるのではなく、一度炒めることで香ばしさと旨みを凝縮させているのが、かなや独自の製法です。錦糸卵の甘さと、下に敷かれた味付けご飯が合わさり、シンプルながら飽きのこない味わい。価格は1,180円で、札幌の海鮮駅弁より600円ほど安いのにカニの満足感はしっかり。冷めても美味しく仕上げられているので、長万部から函館・札幌方面どちらへ向かう列車でも、車内でゆっくり味わえます。カニ特有の磯の香りが穏やかなので、カニがそれほど得意でない人でも食べやすいのが嬉しいポイントです。

📍 かにめし本舗かなや(長万部駅前)
住所 北海道山越郡長万部町字長万部40-2
電話番号 01377-2-2007
営業時間 8:00〜16:00(売り切れ次第終了)
価格 かにめし弁当 1,180円
アクセス JR長万部駅前
参考情報 長万部観光協会

売り切れ次第終了|午前中に確保するのが鉄則

かにめしを狙うなら時間に注意。かなや本店はJR長万部駅前にあり、営業は8:00〜16:00ですが、かにめしが完売すると営業終了時間前でも閉店します。つまり「夕方の列車で長万部を通るから、そのとき買えばいい」という計画は危険。観光シーズンや週末は午前中で売り切れることもあります。確実に手に入れたいなら、事前に電話(01377-2-2007)で取り置きを頼んでおくのが安心です。北海道新幹線の延伸で長万部は将来の要衝としても注目されているエリア。途中下車して駅前のかなやで出来たてを買い、ホームで味わうのも旅の醍醐味です。

失敗談に学ぶ|「通過するだけ」で買い逃すパターン

長万部のかにめしでありがちな失敗が、特急列車で「通過するだけ」になってしまうこと。特急北斗などは長万部に停車しても停車時間が短く、ホームに駅弁売りが常時いるとは限りません。車内販売も縮小傾向のいま、「列車の中で買えるだろう」と油断すると、結局食べられずに終わります。対策はシンプルで、長万部で乗り換えや停車の予定があるなら事前に取り置きを依頼し、短い停車時間でも確実に受け取れるようにしておくこと。あるいは少し早い列車にして、駅前のかなや本店に立ち寄る時間を確保するのが確実です。せっかくの名物、計画的に動いて確実に味わいましょう。

札幌駅で買うなら「石狩鮭めし」|大正からのロングセラー

道都・札幌の玄関口、JR札幌駅。ここで長く愛されてきた駅弁が「石狩鮭めし」です。製造は大正時代創業の老舗・札幌駅立売商会(弁菜亭)。鮭のほぐし身にいくらの醤油漬けをたっぷり乗せた、北海道の海の幸を凝縮した一品で、札幌駅の駅弁といえばまずこれ、という定番です。

鮭といくらの親子づくし|1,780円の贅沢

石狩鮭めしの主役は、鮭のほぐし身とプチプチのいくら醤油漬けという「鮭親子」の組み合わせ。さらに鮭の昆布巻き、山フキ煮、かまぼこ、おしんこが添えられ、ご飯の上で北海道の食材が共演します。価格は1,780円と今回紹介する6種で最も高めですが、いくらをふんだんに使っていることを思えば納得。塩気のきいた鮭とまろやかないくら、その下の味付きご飯が三位一体になって、一口ごとに満足感があります。大正12年からのロングセラーという歴史も、味の安定感を裏付けています。札幌駅から特急や新幹線(新函館北斗方面)に乗る前に買って、車窓を眺めながら味わうのが王道の楽しみ方です。

📍 石狩鮭めし(札幌駅立売商会・弁菜亭)
販売場所 JR札幌駅 構内(弁菜亭ほか駅弁売店)
電話番号 011-721-6101
価格 石狩鮭めし 1,780円
アクセス JR札幌駅構内
公式サイト 札幌駅立売商会 公式

札幌駅には海鮮系がずらり|選べる楽しさ

札幌駅の駅弁売店には、石狩鮭めし以外にも北海道らしい弁当が並びます。海鮮系が充実しているので、「鮭といくらの気分じゃない」という日も選択肢に困りません。複数人で旅するなら、それぞれ違う駅弁を買ってシェアすれば、ちょっとした駅弁食べ比べ大会に。札幌駅は新幹線・特急・地下鉄が集まるターミナルで、駅弁を買ってそのまま乗り込める利便性も魅力です。出発前に駅ナカでゆっくり選ぶ時間を見ておくと、満足度がぐっと上がります。札幌駅周辺で温かいランチも気になる人は、こちらの記事も参考にしてみてください。

こんなシーンに|出張・帰省のおみやげ代わりにも

石狩鮭めしは、出張帰りや帰省のシーンにも向いています。鮭といくらという万人受けする内容で、車内で食べるのはもちろん、新幹線で本州へ帰る人が「北海道の味を最後にもう一度」と買っていくことも。少し値が張るぶん、特別感があるので、自分へのご褒美や、ちょっとしたお祝いの旅にもふさわしい一品です。ただし生のいくらを使っているため、夏場は購入後なるべく早めに食べるのが鉄則。長時間持ち歩く予定があるなら、保冷を意識するか、移動の直前に買うのがおすすめです。海鮮丼派の人は、札幌市内で食べられる安い海鮮丼の記事もどうぞ。

函館の名脇役「鰊みがき弁当」は通好みの渋い旨さ

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函館の駅弁として根強い人気を誇るのが「鰊(にしん)みがき弁当」。製造はJR北海道フレッシュキヨスクの「駅弁の函館みかど」で、昭和41年(1966年)の発売以来、製法を変えずに作り続けられている逸品です。派手さはないけれど、一度食べると忘れられない——そんな通好みの渋い旨さが魅力です。

骨までやわらかい鰊の甘露煮が主役

鰊みがき弁当の主役は、厚みのある鰊の甘露煮。じっくり炊かれているので骨までやわらかく、箸でほろりとほぐれます。甘辛いタレがしみた鰊と白いご飯の相性は抜群で、そこに味付け数の子のプチプチ、茎わかめの醤油煮、大根のみそ漬けが加わって、最後まで飽きずに食べ進められる構成です。価格は1,380円。海鮮系のなかでは中庸の価格帯ながら、鰊と数の子という「ニシン親子」を一度に味わえる満足度の高さがあります。北海道とニシンの歴史は深く、その食文化を一箱で体感できるのがこの駅弁の魅力。函館の海の歴史に思いを馳せながら味わうと、ひと味違って感じられます。

📍 鰊みがき弁当(駅弁の函館みかど)
販売場所 JR函館駅 改札口/新函館北斗駅 北海道四季彩館
価格 鰊みがき弁当 1,380円
そのほかの駅弁 いかめし1,180円/かにめし1,280円/大沼牛すき焼き弁当1,780円
アクセス JR函館駅構内
公式サイト 駅弁の函館みかど 公式

みかどには名物がずらり|迷ったら定番から

函館みかどは鰊みがき弁当だけでなく、いかめし(1,180円)、かにめし(1,280円)、はこだて大沼牛すき焼き弁当(1,780円)など、バリエーション豊富な駅弁を扱っています。「鰊はちょっと渋いかも」という人は、まず大沼牛のすき焼き弁当のような肉系から入るのも手。函館は北海道新幹線の新函館北斗駅もあり、本州から最初に降り立つ北海道の玄関口でもあります。新幹線で到着して最初の一食、あるいは札幌方面へ向かう特急の車内食として、函館みかどの駅弁は鉄板の選択です。迷ったら看板の鰊みがき弁当か、ボリューム重視なら大沼牛、と覚えておくと選びやすくなります。

渋さが魅力|こんな人に刺さる一箱

鰊みがき弁当は、派手な海鮮丼系よりも「滋味深い和の味」を好む人に刺さる駅弁です。お酒を少したしなむ大人の旅や、昔ながらの駅弁の味を知りたい人にぴったり。逆に、いくらやウニのような華やかさを期待すると、地味に感じるかもしれません。そこは好みの分かれどころ。とはいえ、数の子のプチプチ感と鰊の甘露煮は確かな満足感があり、「シンプルだけど何度でも食べたくなる」とリピーターが多いのも事実です。北海道の食の歴史を味わう一箱として、旅の記憶に残る駅弁になるはずです。

旭川「蝦夷わっぱ」と帯広「豚どん」|内陸の実力派2選

海沿いの駅弁だけが北海道ではありません。内陸の旭川と帯広にも、その土地ならではの個性派駅弁があります。旭川は彩り豊かな海鮮ちらし系の「蝦夷(えぞ)わっぱミックス」、帯広は名物・豚丼をそのまま駅弁にした「炭焼豚どん」。どちらも内陸の駅を盛り上げる実力派です。

旭川「蝦夷わっぱミックス」は彩り豊かな海鮮ちらし

盆地の町・旭川の駅弁が「蝦夷わっぱミックス」。丸い漆器風の容器に酢飯を詰め、ホタテ、いくら醤油漬け、ズワイガニフレーク、トラウトサーモン、ししゃも卵、錦糸卵などを彩りよく敷き詰めた、見た目も華やかな海鮮ちらし系の駅弁です。1985年頃の発売以来、旭川駅の名物として親しまれてきました。価格は約1,390円(2024年11月時点・最新は要確認)。海の幸が少ない内陸の旭川で、あえて海の幸をぎゅっと詰め込んだのが面白いところです。旭川は旭山動物園やラーメンで知られる観光拠点。動物園帰りに駅で買って、富良野・美瑛方面や札幌方面の車内で味わうのにぴったりです。酢飯ベースなので、こってりしたものが続いた旅の途中、口直しにもなります。

📍 蝦夷わっぱミックス(旭川駅立売商会)
販売場所 JR旭川駅 構内売店
価格 約1,390円(最新は公式で要確認)
アクセス JR旭川駅構内
参考情報 旭川駅立売商会

帯広「炭焼豚どん」は名物豚丼をそのまま駅弁に

豚丼の本場・帯広の駅弁が、ぶた八の「炭焼豚どん」。帯広名物の炭火焼き豚丼を駅弁にした一品で、炭火で香ばしく焼いた豚肉を甘辛いタレで仕上げ、ご飯に乗せています。価格は1食1,400円、少量・加熱なしタイプは795円〜と幅があり、食べる量や予算で選べるのが嬉しいところ。十勝の豚と炭火の相性は抜群で、タレの香ばしさはまさに帯広の味そのものです。肉系の駅弁が食べたい人には、これ以上ない選択肢。海鮮が続いた旅の締めに、がっつり肉、というメリハリにもなります。十勝・帯広エリアを巡るなら、ぜひ駅で確保しておきたい一箱です。帯広の豚丼をもっと深掘りしたい人は、こちらの記事もどうぞ。

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📍 炭焼豚どん(ぶた八)
住所 北海道帯広市西1条南11丁目11-2
電話番号 0155-29-0161
駅弁販売時間 JR帯広駅 6:00〜8:30(早朝のみ)
価格 炭焼豚どん 1,400円(少量795円〜)
公式サイト ぶた八 公式

失敗談に学ぶ|「昼に帯広駅で豚どん」は買えない

帯広の豚どん駅弁で注意したいのが販売時間です。ぶた八のJR帯広駅での駅弁販売は朝6:00〜8:30ごろが中心。「昼に帯広で乗り換えるから、そのとき豚どん駅弁を買おう」と考えていると、売店の販売時間を過ぎていて買えない、という失敗が起こります。早朝の列車に乗る人向けの駅弁、という性格が強いのです。対策としては、早朝発の列車を利用する場合に駅で確保するか、時間が合わなければ帯広市内のぶた八店舗で出来たての豚丼を味わうのが現実的。駅弁にこだわらず「帯広で豚丼を食べる」と目的を広く持っておくと、時間に縛られず十勝名物を楽しめます。販売時間は変わることもあるので、事前確認をおすすめします。

北海道の駅弁を120%楽しむための実践ガイド

ここまで6種を紹介してきましたが、最後に「どう選び、どう食べるか」の実践編をまとめます。シーン別のおすすめ、買うタイミング、ちょっとした逆張りの視点まで。これを押さえれば、北海道の駅弁体験がぐっと充実します。

シーン別おすすめ|一人旅・カップル・家族・出張

旅のスタイルで選ぶと失敗しません。一人旅なら、手軽でサイズ感のちょうどいい森のいかめしや長万部のかにめしが◎。気軽につまめて、車窓の景色と相性抜群です。カップル・友人旅なら、石狩鮭めしと豚どんのように系統の違う2種を買ってシェアし、食べ比べを楽しむのがおすすめ。家族連れなら、子どもも食べやすいいかめしや豚どんを中心に、大人は鰊みがき弁当で渋く、と役割分担すると全員満足。出張・ビジネスなら、片手で食べやすく満足感のある石狩鮭めしや豚どんが、移動中のしっかりした一食になります。誰と・どんな移動かをイメージして選ぶと、駅弁選びがぐっと楽しくなります。

Q. 駅弁は温め直さないと美味しくないですか?
A. 北海道の伝統的な駅弁の多くは、冷めた状態でも美味しく食べられるよう味付けや調理が工夫されています。いかめし・かにめし・石狩鮭めし・鰊みがき弁当はいずれも常温で問題なし。豚どんなど一部は温かい状態を想定した商品もあるので、購入時に店員さんに確認すると安心です。生もの(いくら等)を含む駅弁は、夏場は早めに食べるのがおすすめです。

逆張り視点|「有名駅弁=正解」とは限らない

意外と知られていないのですが、北海道で一番満足度が高い駅弁は、必ずしも全国的に有名な銘柄とは限りません。たしかに森のいかめしは日本一有名な駅弁ですが、現在は元祖を駅で買うのが難しく、催事やレトルトで出会うことが多いのが実情。一方、長万部のかにめしや帯広の豚どんは、いまも現地でしか味わえない出来たての魅力があります。「有名だから」で選ぶより、「その駅・その場所でしか買えないか」「出来たてで食べられるか」を基準にすると、満足度の高い駅弁に出会えます。ガイドブックの定番を追うだけでなく、立ち寄る駅の地元銘柄に目を向けるのが、通の楽しみ方です。

買うタイミングと持ち歩きの注意点

最後に実務的なコツを。北海道の名物駅弁は午前中に動くのが基本です。かにめしは売り切れ次第終了、豚どんは早朝販売、いかめしは販売場所が限られる——いずれも「午後に余裕で買える」ものではありません。確実に食べたいなら、人気商品は電話で取り置きを頼むのが堅実です。また、いくらなど生ものを含む駅弁は、夏場は購入後の常温放置に注意。長時間持ち歩くなら移動直前に買うか、保冷を意識しましょう。駅弁は「買えたらラッキー」ではなく「計画して確実に手に入れる」もの。そう考えて動くと、北海道の駅弁旅は驚くほどスムーズになります。

⚠️ 知っておきたい注意点

駅弁の価格・販売場所・営業時間は変更されることがあります。とくに本記事の蝦夷わっぱミックスや豚どんの価格は時期により変動する可能性があるため、確実な情報は各社公式サイトや駅の売店でご確認ください。人気商品は完売も早いので、旅程が決まったら早めの予約・取り置きが安心です。

まとめ|北海道の駅弁は「駅ごとの主役」を狙え

北海道の駅弁は、駅ごとに看板商品がはっきり決まっているのが最大の魅力です。森のいかめし、長万部のかにめし、札幌の石狩鮭めし、函館の鰊みがき弁当、旭川の蝦夷わっぱミックス、帯広の炭焼豚どん——どれもその土地の食材と歴史が一箱に詰まっています。大事なのは「どの駅で・何を・いつ買うか」を旅程と一緒に決めておくこと。これさえ押さえれば、移動時間がそのまま北海道グルメの時間に変わります。

最後に、この記事の要点を整理しておきます。

  • 森のいかめし(約1,426〜1,450円)…日本一有名な元祖。現在は催事・本店・オンライン中心で要事前確認
  • 長万部かにめし(1,180円)…炒めたカニが香ばしい70年超のロングセラー。売り切れ次第終了なので午前中に
  • 石狩鮭めし(1,780円)…鮭といくらの親子づくし。札幌駅で買える大正からの定番
  • 鰊みがき弁当(1,380円)…骨までやわらかい鰊の甘露煮。函館の渋い名脇役
  • 蝦夷わっぱミックス(約1,390円)…旭川の彩り豊かな海鮮ちらし。価格は要確認
  • 炭焼豚どん(1,400円〜)…帯広名物の豚丼駅弁。駅販売は早朝のみなので注意
  • 人気駅弁は午前中・予約取り置きが鉄則。生ものは夏場の持ち歩きに注意

まずやってほしい最初の一歩は、自分の旅程に「どの駅を通るか」を書き出してみること。通る駅の主役駅弁を1つずつチェックして、人気のものは電話で取り置きを頼んでおけば、買い逃しはほぼ防げます。北海道は広く、駅から駅への移動も旅の大切な時間。その時間を名物駅弁で彩れば、車窓の風景まで一段と美味しく感じられるはずです。次の北海道旅では、ぜひ駅ごとの主役を狙ってみてください。

※記事内の価格・営業時間・販売情報は2026年6月時点のものです。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

北海道・札幌好きのグルメ大好き。グルメ好きだからこそ知っている穴場のお店や、観光では見落としがちなスポットを調査して発信しています。休日はカフェ巡りと温泉が趣味。札幌の四季折々の魅力をお届けします。

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