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ファーム富田を地元目線でレビュー|入園無料で回れる14の花畑と混雑を外す時間帯

ファーム富田を地元目線でレビュー|入園無料で回れる14の花畑と混雑を外す時間帯のアイキャッチ画像

富良野のラベンダーといえばファーム富田、というところまでは誰でもたどり着きます。ただ実際に行こうとすると「入園料はいくら?」「どの畑を見れば正解?」「7月なら紫一面なんでしょ?」と、調べれば調べるほど情報が散らばっていて決めきれない。そんな状態でこのページを開いた方が多いはずです。

結論から言うと、ファーム富田は入園料も駐車場も無料で、園内には14の花畑と14の施設があります。滞在の目安は2〜3時間。そして「紫一面」に当たるかどうかは、行く週と歩く畑の選び方でほぼ決まります。ラベンダーは4品種あって見頃が3週間ほどずれるため、7月下旬に行って「思ったより刈られていた」となる人が毎年出ます。

この記事では、ファーム富田の花畑と施設を実際の価格・営業時間ベースで整理し、混雑を外す時間割、ソフトクリーム450円からのカフェの選び方、そして本園だけで帰ると損をする周辺スポットまでをまとめました。2026年9月23日でラストランを迎えるノロッコ号の話も含めて、行く前に決めておくべきことが一通りそろいます。

📌 この記事でわかること

・ファーム富田の入園料・営業時間・駐車場の実際(無料の範囲はどこまでか)
・14ある花畑のうち、時間が限られている人が見るべき4か所
・ラベンダー4品種の見頃カレンダーと「紫一面」に当たる週の選び方
・駐車場が朝から満車になる日の見分け方と、待たずに停める時間割
・ソフトクリーム450円ほか、園内スイーツの価格一覧と選び方

目次

ファーム富田のレビューを結論から|入園無料で3時間、狙うのは7月上旬〜中旬

ファーム富田のレビューを結論から|入園無料で3時間、狙うのは7月上旬〜中旬の解説画像

入園料も駐車場も無料。お金がかかるのは食べ物とお土産だけ

ファーム富田は入園料無料、駐車場も無料です。北海道の有名観光地で入園料ゼロという施設はそう多くなく、ここが最初に驚くポイントになります。駐車場は敷地内外を合わせて約500台分あり、大型バスも入ります。

つまり、園内で財布を開くのはカフェとショップだけ。ラベンダーソフトクリームがコーン450円・カップ400円、ラベンダーアイスクリームが380円、やきたてふらのメロンパンが390円なので、ソフトクリームとメロンパンを1つずつ買っても840円で収まります。家族4人で来て入場料が0円というのは、旅行の予算組みでは大きく効いてきます。

使い方としては、富良野・美瑛エリアを車で回る日の午前中に組み込むのが最も収まりがよいです。旭川空港から国道237号経由で約45分、新千歳空港からは道東自動車道占冠IC経由で約2時間30分、札幌市内からは道央自動車道三笠IC経由で約2時間30分。札幌から日帰りだと往復5時間の運転になるため、旭川か富良野で1泊する行程のほうが無理がありません。

注意点としては、無料だからこそ人が集まるという構造です。7月の土日は駐車場に入るまでに時間がかかり、園内の通路も肩がぶつかる密度になります。無料=空いている、ではないことは頭に入れておいてください。

📍 ファーム富田
住所 〒071-0704 北海道空知郡中富良野町基線北15号
電話番号 0167-39-3939
営業時間 6月下旬〜8月中旬 8:30〜17:30/5月〜6月中旬 8:30〜17:00/8月下旬〜9月 9:00〜17:00/10月〜11月 9:30〜16:30/12月〜4月上旬 10:00〜16:00(花人の舎)
定休日 無休(施設ごとに冬期クローズあり)
入園料 無料
駐車場 無料(敷地内外あわせて約500台)
アクセス JR中富良野駅から徒歩約25分/JRラベンダー畑駅から徒歩約7分
公式サイト ファーム富田 オフィシャルサイト

滞在2時間では足りない人が多い理由

所要時間の目安は2〜3時間です。ガイドブックには「1時間」と書かれていることもありますが、それは花畑を一周して写真を撮るだけの時間。実際にはカフェの行列、ショップでのお土産選び、香水の舎や蒸留の舎の見学が加わるので、2時間だと駆け足になります。

内訳としては、花畑を歩くのに45〜60分、カフェで休憩に30分、ショップで20〜30分、施設見学で20〜30分。ここに駐車場の入出庫の時間が前後に乗ります。園内は緩やかな斜面になっていて、トラディショナルラベンダー畑から彩りの畑へ上がるルートは軽い登りです。ベビーカーや車椅子で回る場合は、平坦な花人の舎周辺を中心に組み立てると負担が減ります。

時間が読めない旅程の人は、まず彩りの畑とトラディショナルラベンダー畑の2か所を先に押さえてください。この2つを見れば「ファーム富田を見た」と言える構成になっており、残り時間でカフェとショップに寄る、という優先順位が現実的です。

逆に注意したいのは閉園間際です。花畑自体は明るいうちなら歩けますが、ショップやカフェは営業時間で閉まります。16時台に着いてソフトクリームを目当てにしていると、店じまいに間に合わないケースがあります。

ベストシーズンは7月上旬〜中旬、ただし6月下旬も悪くない

ラベンダーの見頃は例年6月下旬〜7月中旬で、最盛期になりやすいのは7月上旬〜中旬です。この時期を外すと「紫の絨毯」ではなく「緑の丘に紫の帯」という景色になります。

根拠は品種構成にあります。ファーム富田で栽培されている主なラベンダーは濃紫早咲・ようてい・おかむらさき・はなもいわの4品種で、それぞれ見頃が6月下旬から8月上旬までずれています。7月上旬〜中旬はこの4品種の見頃が重なる期間にあたるため、園内のどこを歩いても紫が視界に入る状態になります。

混雑を避けたい人には6月下旬も選択肢です。濃紫早咲が咲き始めていて、トラディショナルラベンダー畑は十分に色づいています。観光バスのピークが来る前なので、写真を撮る余裕もあります。ただし彩りの畑の七色はまだ揃っていないため、「虹のような花畑」を期待していると肩透かしになります。

8月に入ると主役はラベンダーからサルビアやアゲラタムなど夏の花に移ります。ラベンダー目当てで8月中旬に行くと、遅咲きラバンジン畑を除いてほとんど刈り取り後です。旅程が8月しか取れない場合は、ラベンダーではなく「花畑と十勝岳連峰の景色」を目的に切り替えたほうが満足度が上がります。

香料の畑がなぜ観光地になったのか|1958年から1976年までの道のり

ファーム富田の土地に最初に鍬が入ったのは1903年(明治36年)、初代の富田徳馬が中富良野原野に入植したときです。ラベンダーが登場するのはその半世紀後。中富良野で栽培が始まったのが1952年、富田忠雄が21歳の夏に上田美一のラベンダー畑と出会い、1958年に妻の幸子とともに10アールの畑で香料用ラベンダー栽培を本格的に始めました。最初から観光目的ではなく、香料を採るための農業だったということです。

栽培は1970年にピークを迎え、富良野地方全体で230ヘクタール以上、関わる農家は約250戸に達します。ところが1972年、合成香料の技術進歩と貿易自由化による安価な輸入香料の台頭で買い上げ価格が急落。翌1973年には香料会社がラベンダーオイルの買い上げを中止し、近隣一帯のラベンダー栽培農家は事実上ファーム富田だけになりました。今の賑わいからは想像しにくいですが、この畑は一度産業として終わっています。

状況を変えたのは1976年、日本国有鉄道のカレンダーにこの畑の写真が掲載されたことでした。これをきっかけに全国から観光客が訪れるようになり、香料作物として限界を迎えていたラベンダーが観光資源として再評価されます。年表はファーム富田公式サイトの歴史ページで公開されており、園内の花人の舎2階でも4か国語の動画で同じ経緯を知ることができます。

この背景を知っていると、トラディショナルラベンダー畑の意味が変わります。あの畑は観光客のために作られた花畑ではなく、香料作物として残された畑。品種が濃紫早咲・はなもいわ・おかむらさきと香料向けで構成されているのも、その名残です。家族連れなら、子どもに話して聞かせるエピソードとしても使えます。

14ある花畑のどこを見ればいい?外せない4か所と歩く順番

まず向かうべきは「彩りの畑」

時間が限られているなら、最初に彩りの畑へ向かってください。ファーム富田を代表する畑で、紫のラベンダーに加えて白のカスミソウ、赤のポピー、ピンクのコマチソウ、オレンジのカリフォルニアポピーが、緩やかな斜面に色の帯を作ります。

見頃は7月中旬〜下旬。栽培されているのはアゲラタム、カスミソウ、カリフォルニアポピー、コマチソウ、ポピー、ラベンダーおかむらさきで、この組み合わせが「七色の花畑」と呼ばれる理由です。写真で見るファーム富田のイメージ画像は、多くがこの畑を撮ったものです。

斜面を利用しているので、下から見上げる構図と、脇の通路を登って上から見下ろす構図で印象がまったく変わります。カップルや友人同士なら、まず下から全景を1枚、次に登って背景に十勝岳連峰を入れて1枚、という撮り方が効率的です。

注意点は、ラベンダー単体の見頃(7月上旬〜中旬)と彩りの畑の見頃(7月中旬〜下旬)が微妙にずれること。両方を最大限に見たいなら、7月中旬が唯一の重なりどころになります。

ラベンダー畑らしさなら「トラディショナルラベンダー畑」

「紫だけの畑」を求めているなら、トラディショナルラベンダー畑が答えです。濃紫早咲・はなもいわ・おかむらさきの3品種を栽培していて、見頃は7月上旬〜中旬。ファーム富田の原点にあたる畑で、ここが香料用ラベンダーとして残された部分です。

3品種の色の差が並んで見えるのがこの畑の面白いところで、濃い紫の濃紫早咲、淡く見えるはなもいわ、穂の長いおかむらさきが帯になっています。風が吹くとおかむらさきの穂が波打ち、そのタイミングで香りが強く立ちます。香りを楽しみたいなら、風のある日の午前中が向いています。

畑のすぐ目の前には香水の舎があるので、畑を見てから香りの製造工程を見学する流れが自然です。展望デッキからは春秋の花畑と十勝岳連峰が見渡せます。

注意したいのは刈り取りのタイミングです。ラベンダーは収穫作業が入るため、7月下旬に訪れると品種によってはすでに刈られていることがあります。「7月なら大丈夫だろう」と月単位で考えるのではなく、週単位で計画するのがこの畑の付き合い方です。

入口の「花人の舎」は休憩所ではなく展示施設

駐車場から入ってすぐの大きな三角屋根の建物が花人の舎です。ここをただの売店だと思って素通りする人が多いのですが、2階に日本のラベンダーとファーム富田の歴史を伝える資料室があり、4か国語の動画で経緯を知ることができます。

同じ2階には「香りの体験室」があり、5品種のラベンダーオイルから好みの香りを選んで「香りのしおり」を無料で作れます。子ども連れなら、ここが園内でいちばん時間を使える場所になります。ムスリム用の礼拝室も設けられており、海外からの来園者への配慮が行き届いた施設です。

1階にはオリジナル商品を扱うショップ「マリー」があり、東側入口にはコインロッカー(500円)も設置されています。大きな荷物を持ったまま花畑を歩く必要はありません。

営業時間は季節で細かく変わり、6月下旬〜8月中旬は8:30〜17:30、12月〜4月上旬は10:00〜16:00。冬でもこの建物とカフェ「ルネ」は営業しているため、雪のラベンダー畑を見に行くという通好みの訪問も可能です。

時間が余ったら「倖の畑」と「森の彩りの畑」へ

主要2か所を押さえたあと、まだ余裕があるなら倖の畑と森の彩りの畑まで足を延ばしてください。園内には花人の畑、倖の畑、彩りの畑、トラディショナルラベンダー畑、春の彩りの畑、秋の彩りの畑、森の彩りの畑、花人ガーデン、グリーンハウス、マザーズガーデン、森のラベンダー畑、山の彩りの畑、白樺の森、遅咲きラバンジン畑と14の畑があります。

この規模を無料で開放しているのがファーム富田の特異な点で、逆に言えば「全部見る」設計にはなっていません。中心部から離れるほど人が減るため、静かに花を見たい人には奥のエリアのほうが向いています。

写真目的なら白樺の森周辺が狙い目です。中心部の写真はどうしても他の来園者が写り込みますが、奥のエリアなら人の少ない構図が撮りやすくなります。一人旅で「花畑と向き合う時間」を求めている人には、ここが本命になります。

遅咲きラバンジン畑は名前のとおり開花が遅く、7月下旬以降でも紫が残っています。訪問が7月末〜8月上旬になってしまった場合、この畑があるかないかで満足度が変わります。

畑の名前 見どころ 見頃 優先度
彩りの畑 七色の花の帯が斜面に広がる 7月中旬〜下旬
トラディショナルラベンダー畑 3品種の紫のグラデーション 7月上旬〜中旬
花人の畑・花人ガーデン 入口すぐ・平坦で歩きやすい 初夏〜秋
遅咲きラバンジン畑 7月下旬以降も紫が残る 7月下旬〜
白樺の森・山の彩りの畑 人が少なく静かに歩ける

ラベンダーは4品種で見頃が3週間ずれる|いつ行けば紫一面に当たるのか

ラベンダーは4品種で見頃が3週間ずれる|いつ行けば紫一面に当たるのかの解説画像

最初に咲くのは「濃紫早咲」、6月下旬から色が出る

園内で最も早く開花するのが濃紫早咲(のうしはやざき)です。見頃は6月下旬〜7月中旬で、名前のとおり濃い紫色が特徴。トラディショナルラベンダー畑の主力品種で、6月末に訪れて「もう咲いていた」となるのはこの品種です。

6月下旬を狙うメリットは混雑の軽さです。7月に入ると観光バスと個人客が一気に増えますが、6月末はまだ余裕があります。駐車場で待たされる確率も下がり、カフェの行列も短くなります。

一方でデメリットもはっきりしています。彩りの畑のポピーやコマチソウはまだ本調子ではなく、園内全体としては「一部の畑だけが色づいている」状態。SNSで見るような一面の景色を期待していると差を感じます。

使い分けとしては、写真より「香りと静けさ」を優先する人、平日に休みを取れる人、そして富良野・美瑛を数日かけて回る人に向いた時期です。逆に一発勝負の旅行なら7月上旬以降を選ぶほうが確実です。

香りで選ぶなら「おかむらさき」、見頃は7月中旬から

ラベンダーの香りを目的にするなら、おかむらさきが咲く7月中旬〜8月上旬が狙い目です。ファーム富田のラベンダーの中でも香りがよい品種とされ、穂が長く、風が吹くと波のようにうねる姿が見られます。

この品種は彩りの畑にも植えられているため、七色の花畑の紫のラインを担当しています。つまり7月中旬に行けば、彩りの畑の色の重なりとおかむらさきの香りを同時に体験できるということです。1回の訪問で得られる情報量が最も多い時期といえます。

香水の舎で扱う香水やエッセンシャルオイルも、こうした品種の違いを前提に作られています。畑で香りを確かめてからショップで選ぶと、「なんとなくラベンダーの香り」ではなく品種の差で選べるようになります。花人の舎2階の香りの体験室では5品種のオイルを無料で比べられるので、買い物前に立ち寄る価値があります。

注意点は、収穫が始まると畑の一部が刈り取られることです。香りのピークと収穫のタイミングは近いため、8月に入ってから香りを目当てに行くのは避けたほうが無難です。

「ようてい」と「はなもいわ」が色の幅を作る

残る2品種、ようていとはなもいわが、ファーム富田の紫に幅を持たせています。ようていは7月上旬〜下旬が見頃で、他の品種と比べて赤味が強めに出る品種。はなもいわは7月中旬〜下旬が見頃で、うぶ毛のような繊維が生えているため淡い色合いに見えます。

この4品種が並ぶことで、写真で見る「紫のグラデーション」が生まれます。単一品種の畑では出せない奥行きがあり、トラディショナルラベンダー畑を近くで見ると色の境目がはっきりわかります。

知識として持っていくと、現地での見え方が変わります。「あの列は色が薄いから、はなもいわだな」と当たりを付けられると、ただ歩くだけの時間が観察の時間に変わる。家族連れなら、子どもと一緒に色の違いを探すゲームにするのもいい使い方です。

ただし、品種ごとの植え付け位置は年によって変わる可能性があります。園内の案内表示や公式サイトのファーム日誌で開花状況が更新されているので、出発前日に一度確認しておくと精度が上がります。

「7月に行ったのに刈られていた」を避ける週単位の考え方

ファーム富田でいちばん多い失敗が、7月下旬に訪れて「トラディショナルラベンダー畑がすでに刈り取られていた」というパターンです。原因は単純で、ラベンダーが観賞用であると同時に香料用の作物でもあり、香りが最も乗った状態で収穫されるからです。

対策は、月ではなく週で予定を組むこと。濃紫早咲を確実に見たいなら7月第1〜2週、彩りの畑の七色を見たいなら7月第3週、両方を狙うなら7月中旬に合わせます。7月最終週以降は遅咲きラバンジン畑が中心になると考えておくと、期待値のズレが起きません。

旅程が動かせない場合は、行き先の期待値を先に下げておくのが有効です。「ラベンダーは終わりかけだが、彩りの畑と十勝岳連峰の景色を見に行く」と目的を置き換えれば、同じ景色でも受け取り方が変わります。

⚠️ 知っておきたい注意点

ラベンダーの開花は年ごとの気温で1週間ほど前後します。カレンダーだけで判断せず、出発前日に公式サイトの開花状況を確認してください。特に7月下旬以降は収穫が進み、畑によっては刈り取り後になります。

品種 見頃 色・特徴 向いている目的
濃紫早咲 6月下旬〜7月中旬 園内で最も早咲き・濃い紫 混雑前に行きたい
ようてい 7月上旬〜下旬 赤味が強めに出る 色の違いを見たい
おかむらさき 7月中旬〜8月上旬 香りがよく穂が長い 香りを楽しみたい
はなもいわ 7月中旬〜下旬 うぶ毛状の繊維で淡い色合い 写真の陰影を出したい

※さっぽろノート調べ(2026年8月時点・ファーム富田公式サイト掲載情報より作成)

駐車場が朝から満車になる日の見分け方と、待たずに停める時間割

混雑ピークは11時〜14時。開園前着が最も確実

ファーム富田の混雑は時間帯にはっきりした山があります。ピークは11時〜14時で、この時間帯は観光バスと個人客が重なります。9時前後から混み始めるため、余裕を持って停めたいなら8時台の到着が現実的な線です。

駐車場そのものには営業時間の設定がなく、早い時間から入れます。園内も明るいうちなら歩けるため、8時に着いて花畑を先に見て、施設が開く8時30分にカフェへ、という順番が最も無駄がありません。

7月の土日や夏休み期間は、この前倒しが効きます。逆に14時以降は空き始めますが、今度は夕方の光になるため写真の条件が変わります。午前の順光で花の色をきれいに出したいなら、やはり早い時間が有利です。

平日に動ける人は、曜日を選ぶだけで体験が変わります。7月の平日午前は、同じ週の土曜午前と比べて明らかに人が少なくなります。

「30分以上動かない」が起きる条件

よくある失敗が、7月中旬の土曜10時半に到着し、駐車場の入口手前で列に捕まって停めるまでに30分以上かかったというパターンです。ラベンダーの見頃である7月中旬〜下旬は、朝から満車になる日があり、ピーク時は駐車場で30分以上待つこともあります。

原因は、道路から駐車場への流入が1か所に集中することです。対策は2つ。ひとつは到着時刻を8時台に前倒しすること。もうひとつは、混雑時に無理に列へ並ばず、いったん直進して次の信号でUターンし、駐車場へ入り直すルートを取ることです。これだけで待ち時間が短くなる場合があります。

路上駐車と大型バス専用駐車場への駐車は禁止されています。近隣は農地と生活道路なので、列を避けるつもりで路肩に停めるのは避けてください。

車以外で行くという選択肢

駐車場問題を根本から回避する方法が、公共交通で行くことです。JR富良野線の中富良野駅から徒歩約25分、タクシーなら約5分。ノロッコ号の運転日ならラベンダー畑駅から徒歩約7分です。

バスも使えます。ふらのバスの快速ラベンダー号なら、旭川駅前から中富良野まで約1時間25分、旭川空港からは約48分、富良野駅前からは約12分。空港からそのまま向かえるので、レンタカーを借りない旅程でも組み込めます。

特に出張の合間や、レンタカーの運転に不安がある人には公共交通が向いています。富良野駅前から12分という近さは、駅前のホテルに泊まって午前中だけ抜けてくる、という使い方も可能にします。

デメリットは本数の制約です。バスは1日8往復程度、ノロッコ号は運転日が限られるため、帰りの便を先に確認してから行かないと足止めされます。中富良野駅からの徒歩25分は、真夏の日差しの下では体力を使う距離でもあります。

⚠️ 駐車場で失敗しないための3か条

① 7月の土日は8時台着を目標にする(9時前後から混み始めます)
② 入口が渋滞していたら直進してUターン、回り込んで入る
③ 路上駐車と大型バス専用区画への駐車は禁止。近隣は農地と生活道路です

2026年9月23日でラストラン|ノロッコ号とラベンダー畑駅という選択肢

意外と知られていないけれど、2026年はファーム富田へのアクセスが大きく変わる年です。駐車場の混雑を丸ごと回避できる手段が、今年でひとつ消えます。1998年から28年間、富良野線を走ってきた観光列車「富良野・美瑛ノロッコ号」が、JR北海道の発表のとおり2026年9月23日でラストランを迎えます。

ノロッコ号は運転期間中だけ開設される臨時駅「ラベンダー畑駅」に停まり、そこからファーム富田までは徒歩約7分。車を持たない旅行者にとって最短のアクセス手段でした。全車指定席の3両編成で、乗車券のほかに指定席料金1,000円が必要です。旭川〜富良野間なら運賃1,380円+指定席1,000円で2,380円、旭川〜美瑛間なら運賃680円+指定席1,000円で1,680円(こども半額)。

2026年の運転日は6月6日〜7日、6月13日〜8月11日、8月15日〜9月13日の土日、9月19日〜23日。窓が大きく開いた客車で、美瑛の丘や中富良野のラベンダー畑では速度を落として走ります。指定席券はJRのみどりの窓口で購入する必要があり、ファーム富田では予約を受け付けていません。

2027年6月からは後継の観光列車「青い星」が旭川〜富良野間で運行を開始する予定です。とはいえ、ラベンダー畑駅に停まるかどうかは別の話。「駅から歩いてファーム富田へ」という体験を残しておきたい人にとって、2026年夏は区切りの年になります。

食べるものが多すぎる問題|ソフト450円から選ぶ正解と、買うべき土産

最初の1つはラベンダーソフトクリーム450円

園内で迷ったら、まずラベンダーソフトクリームです。コーン450円・カップ400円で、ラベンダーエキスを入れたオリジナル。後味がさっぱりしているので、日差しの強い日でも重くなりません。

販売場所が多いのも利点で、ポプリの舎、倖の小路、ポピーの舎、森の舎、ラポートの舎、花人の舎ルネ、プチルネ、ラワーレの舎、アルブの舎で買えます。1か所が混んでいても別の舎に回れるため、行列に並ぶ必要はありません。花畑を歩きながら「次の舎で買おう」と決められる構造です。

味の方向性が分かれるので、迷う人にはラベンダー&バニラ(コーン450円/カップ400円)が無難です。ラベンダー単体の香りが独特に感じる人でも、バニラと混ざることで食べやすくなります。メロン好きならメロンソフト、あるいはラベンダー&メロン(いずれもコーン450円/カップ400円)という選択肢もあります。

ラベンダーイースト限定のラベンダーホワイトチョコレート(コーン530円/カップ480円)は、ラワーレの舎でのみ扱われます。本園では買えないので、これ目当てなら営業期間中にラベンダーイーストへ行く必要があります。

甘いものが得意でない人はカットメロンとメロンパン

ソフトクリームが続くとつらい、という人には富良野カットメロン(520円〜)とやきたてふらのメロンパン(390円)があります。どちらも花の舎で扱っており、カットメロンは倖の小路でも買えます。

富良野はメロンの産地なので、旅先で食べる価値がある一品です。カットメロンは切り分けた状態で出てくるため、荷物にならず歩きながら食べられます。やきたてのメロンパンは、外がさくっとして中がふんわりした食感。歩き回ったあとの小腹埋めにちょうどいいサイズです。

夏の暑い日には、自家製ラベンダーシロップのかき氷(550円・カフェ ルネ)も選択肢に入ります。ラベンダーの香りを氷で受け止める構成で、ソフトクリームより軽く済みます。

注意点は、人気商品の売り切れです。やきたて系は焼き上がりのタイミングに左右されるため、午後遅くに行くと品切れになっていることがあります。「あとで買おう」と思って戻ったら終わっていた、というのは園内でよく起きる失敗です。食べたいものを見つけたらその場で買うのが正解です。

プリンとケーキは持ち帰らず園内で食べる

スイーツの層が厚いのもファーム富田の特徴です。ラベンダーミルクプリン690円、メロンミルクプリン740円、ラベンダーはちみつプリン510円、ふらの雪どけチーズケーキ ラベンダー味470円、ラベンダーシフォンケーキ380円、ラベンダー生シュークリーム470円、メロンサクサクシュークリーム590円と、種類が並びます。

これらは冷蔵品なので、旅の途中で買うと持ち運びに気を使います。園内のベンチで食べてしまうのが合理的です。カップルや友人同士なら2〜3種類を買って分けると、価格を抑えつつ食べ比べができます。

お土産にするなら、常温で持ち帰れるドライフラワーやポプリ、香水、石けんのほうが現実的です。香水の舎ではラベンダーのエッセンシャルオイルを使った香水の製造工程を見学でき、そのまま購入もできます。畑で嗅いだ香りをそのまま持ち帰れるという意味で、ここでしか買えない土産といえます。

ドライフラワーの舎ではフラワーアレンジメントを扱っており、飾って残せるタイプの土産が手に入ります。食べ物と違って日持ちを気にしなくていいので、荷物に余裕がない旅程でも選びやすい選択肢です。

富良野で食事まで済ませるなら周辺の店へ

ファーム富田の園内は軽食とスイーツが中心で、腰を据えて食事をする場所ではありません。ポプリの舎や森の舎で軽食は取れますが、ランチをしっかり食べたいなら富良野市街や中富良野町内の飲食店に出るのが現実的です。

富良野といえばオムカレーや富良野和牛、地元野菜を使った洋食が充実しています。ファーム富田を午前中に回り、昼は富良野市街で食べて、午後は美瑛の丘へ、という組み立てが定番のルートです。

富良野エリアの飲食店については、ジャンル別にまとめた記事があります。

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ランチの店を先に決めておくと、ファーム富田を出る時刻の目安も立ちます。混雑する時間帯を避けて動くうえで、「11時半に出る」といった区切りを持っておくのは効果的です。

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商品 価格 主な販売場所
ラベンダーソフトクリーム コーン450円/カップ400円 ポプリの舎・倖の小路・ポピーの舎ほか9か所
ラベンダー&バニラソフト コーン450円/カップ400円 ポピーの舎・森の舎・ラポートの舎・プチルネ
ラベンダーホワイトチョコレート コーン530円/カップ480円 ラワーレの舎(ラベンダーイースト限定)
やきたてふらのメロンパン 390円 花の舎
富良野カットメロン 520円〜 倖の小路・花の舎
自家製ラベンダーシロップのかき氷 550円 カフェ ルネ
ラベンダーミルクプリン 690円 倖の小路・花の舎・ラポートの舎
ラベンダーアイスクリーム 380円 ポプリの舎・倖の小路・花の舎ほか

本園だけで帰るのはもったいない|徒歩圏と車10分圏の4スポット

日本最大級の紫を見るなら「ラベンダーイースト」

本園から東へ約4km、車で約7分のところにあるのがラベンダーイーストです。14万平方メートルという規模で、日本最大級のラベンダー畑とされています。入園料は無料。

本園が「花畑のテーマパーク」だとすれば、こちらは「ラベンダーだけの平原」です。斜面ではなく平らな土地に一面のラベンダーが広がり、背景に十勝岳連峰と夕張山地が入ります。写真の構図が本園とはまったく違うので、両方回る価値があります。

園内にはラベンダーバスが走っています。ラベンダー色のトラクターが客車をけん引する形で、15〜20分かけて畑の中を進みます。料金は大人(中学生以上)500円、子供(4歳〜小学生)250円、3歳以下無料。定員は前席7人・後席10人の計17人で、日本語・英語・中国語・韓国語のアナウンス付きです。歩かずに畑の奥まで入れるので、高齢の家族と一緒でも楽しめます。

最大の注意点は営業期間の短さです。2026年は6月20日〜7月20日の営業で、時間は9:30〜16:30。この期間を外すと入れません。駐車場は普通車73台・大型車7台と本園より小さいため、ピーク時は本園以上に停めにくくなります。

📍 ファーム富田 ラベンダーイースト
住所 北海道空知郡上富良野町東6線北16号
電話番号 0167-39-3939
営業期間 2026年は6月20日〜7月20日
営業時間 9:30〜16:30
入園料 無料(ラベンダーバスは大人500円・子供250円)
駐車場 普通車73台・大型車7台
公式サイト ラベンダーイースト

徒歩圏の「とみたメロンハウス」で富良野メロンを

ファーム富田から歩ける距離にあるのが、とみたメロンハウスです。富良野メロンの直売とメロンスイーツに特化した施設で、営業期間は5月17日〜10月14日、時間は9:00〜17:00。夏季は無休です。

カットメロンが400円、富良野メロンパンが290円という価格帯で、赤肉と青肉クリームの2種類のメロンパンが並びます。ほかにメロンソフト、メロンシェイク、メロンスムージー、メロンプリン、メロンバウムクーヘンなど、メロン一色の品ぞろえです(価格は口コミ情報のため、最新の金額は店頭で確認してください)。

ファーム富田でラベンダーソフトを食べ、こちらでメロンを食べる、という組み合わせは中富良野の定番コースです。駐車場は300台と大きく、本園の駐車場が満車のときの回避先としても機能します。

注意点は営業期間です。10月中旬で閉まるため、秋の富良野旅行では時期を確認してから向かってください。メロンの収穫状況によって営業日程が前後することもあります。

📍 とみたメロンハウス
住所 〒071-0714 北海道空知郡中富良野町宮町3-32
電話番号 0167-39-3333
営業期間 5月17日〜10月14日
営業時間 9:00〜17:00
定休日 夏季無休(5月〜10月中旬)
駐車場 300台
公式サイト とみたメロンハウス

リフトで丘の上へ「北星山ラベンダー園」

中富良野駅から徒歩10分の場所にあるのが、町営の北星山ラベンダー園です。入園無料で、スキー場のリフトを夏季に運行し、ラベンダーの斜面を上がっていく構造になっています。

リフト料金は往復で大人(高校生以上)700円、小人(小中学生)350円、幼児無料。運行期間は6月下旬〜8月中旬、時間は9:00〜16:40です。上まで上がると、中富良野の町並みと十勝岳連峰が一望できます。ファーム富田が「畑の中を歩く」体験なら、こちらは「上から見下ろす」体験です。

町営駐車場は100台。ファーム富田が混雑しているときでも比較的停めやすく、駅から歩ける立地なので公共交通派にも向いています。斜面を歩いて登ることもできるため、リフトを使わずに無料で楽しむことも可能です。

注意点として、リフトは冬季はスキー場として運行されますが、2025-2026シーズンは積雪不足で営業が中止されました。夏のラベンダーシーズン以外に訪れる場合は、事前に運行状況を確認してください。

📍 北星山ラベンダー園(中富良野町営)
住所 〒071-0714 北海道空知郡中富良野町宮町1番41号
電話番号 0167-44-2133(中富良野町企画課)
リフト運行 6月下旬〜8月中旬 9:00〜16:40
料金 入園無料/リフト往復 大人700円・小人350円・幼児無料
駐車場 町営駐車場100台
アクセス JR中富良野駅から徒歩10分
公式情報 中富良野町 公式サイト

締めのスイーツは「カンパーナ六花亭」

ファーム富田から車で15分ほど南へ下ると、ぶどう畑の中に建つカンパーナ六花亭があります。店舗・喫茶室ともに10:00〜17:00(喫茶室ラストオーダー16:30)、夏季は無休、駐車場は200台。

ここはガラス張りの店内から十勝岳連峰とぶどう畑を見渡せる構造で、ファーム富田で歩き回ったあとに座って休むのに向いています。六花亭の限定商品も扱っており、お土産の追加購入もできます。

📍 カンパーナ六花亭 〒076-0048 北海道富良野市清水山1161

カンパーナ六花亭の限定メニューやアクセスについては、別記事で詳しくまとめています。

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一人旅・カップル・家族・出張、それぞれの回り方が違う

一人旅なら開園直後、奥の畑まで歩く

一人で訪れるなら、8時台に到着して開園直後から歩き始めるのが最適解です。中心部の彩りの畑とトラディショナルラベンダー畑を先に押さえ、人が増えてくる10時前には白樺の森や山の彩りの畑といった奥のエリアへ移動します。

奥のエリアは来園者が少なく、写真に人が入りません。花と十勝岳連峰だけの構図が撮れるのは、この時間とこの場所の組み合わせです。ソフトクリームはプチルネやアルブの舎など、混雑が分散する舎で買うと待ち時間がありません。

公共交通で来る場合、中富良野駅から徒歩25分という距離が一人旅では逆に利点になります。同行者に気を使わず自分のペースで歩けるので、行きは歩き、帰りはタクシーという組み立ても取れます。

注意点は昼食です。園内は軽食中心なので、しっかり食べたい場合は富良野市街に出る必要があります。バスの時刻を先に確認しておかないと、駅で待ち時間が発生します。

カップル・友人同士は7月中旬の平日午前

2人で訪れるなら、彩りの畑とトラディショナルラベンダー畑の両方が見頃になる7月中旬が狙い目です。平日の午前中を選べれば、写真を撮る場所も選べます。

回り方は、彩りの畑の下から全景を撮り、斜面を上がって十勝岳連峰を背景に撮る流れ。そのあと香水の舎で香りを比べ、花人の舎2階の香りの体験室で香りのしおりを作るところまでが1セットです。しおりは無料なので、旅の記念として持ち帰れます。

スイーツは2〜3種類を買って分けるのが効率的です。ラベンダーミルクプリン690円とメロンミルクプリン740円を1つずつ買って交換すれば、片方だけでは分からない味の違いが分かります。

デメリットとして、7月中旬は最も混む時期でもあります。土日を避けられないなら、駐車場の待ち時間を旅程に30分ほど織り込んでおいてください。

家族連れは無料の体験と平坦なルートを軸に

子ども連れの場合、園内で無料で楽しめる要素を軸に組み立てると満足度が上がります。入園料が0円、香りのしおり作りも無料、花畑を歩くのも無料。有料なのは食べ物と土産だけです。

ルートは平坦な花人ガーデンと花人の畑を中心にすると、ベビーカーでも回りやすくなります。急な斜面のある彩りの畑は、下からの眺めだけで切り上げるという判断もありです。花人の舎の東側入口にはコインロッカー(500円)があるので、荷物を預けてから歩けます。

食べ物は、ソフトクリームをカップ(400円)で買うと歩きながらでもこぼれにくくなります。メロンパン390円やカットメロン520円〜も、小さい子と分けやすいサイズです。

注意点は日差しと距離です。園内は日陰が少なく、夏場は熱がこもります。帽子と飲み物を用意し、休憩を挟みながら回ってください。トイレは香水の舎など複数の施設にあります。

出張の合間なら富良野駅前からバス12分

富良野に出張で来ていて空き時間がある、というケースでも訪問は可能です。ふらのバスの快速ラベンダー号なら富良野駅前から中富良野まで約12分。往復とファーム富田の滞在で、3時間あれば足ります。

この場合は欲張らず、彩りの畑とトラディショナルラベンダー畑の2か所に絞り、花人の舎でお土産を買って戻るのが現実的です。ドライフラワーや香水は常温で持ち帰れるので、そのまま出張先の荷物に加えられます。

旭川空港から向かう場合も、快速ラベンダー号で約48分。帰りの便までに時間があるなら、空港で待つより中富良野まで往復するほうが時間の使い方として濃くなります。

注意点はバスの本数です。1日8往復程度の運行なので、帰りの時刻を先に押さえてから行動してください。時刻を読み違えると、次の便まで1時間以上待つことになります。

車で行くメリット車で行くデメリット
ラベンダーイースト(車で約7分)まで足を延ばせる
カンパーナ六花亭や美瑛まで1日で回れる
駐車場は無料・約500台
到着時刻を自分で調整できる
7月の土日はピーク時30分以上の駐車待ち
路上駐車・バス専用区画は駐車禁止
札幌からは片道約2時間30分の運転
入口の渋滞に捕まると回避しにくい

まとめ:ファーム富田のレビュー総括と、行く前に決めておく3つのこと

⛄ この記事の結論

ファーム富田は入園料も駐車場も無料で、滞在の目安は2〜3時間です。狙う週は7月上旬〜中旬、到着は8時台にすると混雑を外せます。

✅ 要点チェック
  • 費用:入園料・駐車場ともに無料
  • 時期:見頃は6月下旬〜7月中旬、最盛期は7月上旬〜中旬
  • 時間:混雑ピークは11時〜14時、8時台着が有利
  • 必見:彩りの畑とトラディショナルラベンダー畑
  • 予算:ソフトクリーム450円、メロンパン390円
  • 周辺:ラベンダーイースト・とみたメロンハウス・北星山

ファーム富田は、入園料無料で14の花畑と14の施設を開放している珍しい観光施設です。それでいて「無料だから軽く見る場所」ではなく、香料用ラベンダー栽培から始まった歴史を持ち、香水の舎や蒸留の舎ではその工程を見学できます。花を見る、香りを嗅ぐ、食べる、歴史を知る、という4つの体験が1か所にそろっているのが、他のラベンダー畑との違いです。

一方で、期待どおりの景色に当たるかどうかは訪問時期に大きく左右されます。ラベンダーは4品種で見頃が3週間ずれ、7月下旬には収穫で刈り取られる畑も出てきます。「7月ならいつでも紫一面」ではないという点だけは、旅程を組む前に頭に入れておいてください。

行く前に決めておくことは3つです。1つ目は訪問する週。7月上旬〜中旬を軸に、彩りの畑まで見たいなら7月中旬に寄せます。2つ目は到着時刻。7月の土日なら8時台、平日なら9時台でも動けます。3つ目は周辺スポットを回るかどうか。ラベンダーイーストまで行くなら6月20日〜7月20日の営業期間内に限られるため、この判断が旅程全体を決めます。

最初の一歩としては、出発前日に公式サイトで開花状況を確認することから始めてください。ラベンダーの開花は年ごとの気温で1週間ほど前後します。そのうえで到着時刻を決め、駐車場の待ち時間を30分ほど旅程に織り込んでおけば、当日に慌てることはありません。

2026年に行くなら、ノロッコ号のラストランという要素も加わります。1976年の国鉄カレンダーが観光地としてのファーム富田を生み、その鉄道が2026年9月23日で一区切りを迎える。ラベンダー畑駅から歩く7分間は、今年の夏だけの体験になります。

※営業時間・料金・営業期間は変更される場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

北海道・札幌好きのグルメ大好き。グルメ好きだからこそ知っている穴場のお店や、観光では見落としがちなスポットを調査して発信しています。休日はカフェ巡りと温泉が趣味。札幌の四季折々の魅力をお届けします。

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