札幌で味噌ラーメンを食べるなら、まず名前が挙がるのが「すみれ札幌本店」です。1964年創業の「純連(すみれ)」から始まり、現在の「すみれ」として札幌市豊平区中の島に本店を構えるこのお店は、濃厚な味噌スープとラードの層が特徴的な”札幌味噌ラーメンの代名詞”ともいえる存在。ただ、初めて訪れるとなると「メニューは何がおすすめ?」「待ち時間はどれくらい?」「営業時間が季節で変わるって本当?」と気になることが多いですよね。この記事では、すみれ札幌本店のメニュー・料金・営業時間・アクセスはもちろん、混雑を避けるコツやシーン別の楽しみ方まで、地元目線でまるっと紹介します。
・すみれ札幌本店のメニュー全種類と価格帯(味噌・醤油・塩+サイドメニュー)
・夏冬で異なる営業時間と定休日、最寄り駅からの行き方
・曜日・時間帯別の待ち時間目安と混雑回避テクニック
・一人旅、デート、家族連れ、出張など目的別のおすすめの楽しみ方
すみれ札幌本店が「札幌味噌ラーメンの頂点」と呼ばれる理由|60年の歴史が詰まった一杯

すみれの始まりは1964年の「純連」|親子二代で磨き上げた味噌ラーメン
すみれの歴史は1964年、創業者の村中明子さんが札幌市中の島で「純連(すみれ)」を開業したところから始まります。当時はまだ札幌味噌ラーメンという文化が広まり始めたばかりの時代。息子の村中伸宜さんが1989年に「すみれ」として独立し、現在の本店の味を確立しました。創業から60年以上にわたって受け継がれてきたのは、豚骨・鶏ガラ・野菜を長時間煮込んだ濃厚スープと、表面を覆うラードの熱々の層。このラードが蓋の役割を果たし、最後の一口までスープが冷めないという仕組みです。ラーメン評論家やメディアでも「札幌味噌ラーメンの最高峰」として紹介されることが多く、全国から食べに来る人が後を絶ちません。ただし、この濃厚さゆえに「こってりが苦手な人には重い」という声もあるので、あっさり系が好みの方は醤油か塩を選ぶのも手です。
すみれの味噌ラーメンが他店と違う3つのポイント
すみれの味噌ラーメンが他の味噌ラーメン店と一線を画すポイントは3つあります。1つ目は「ラードの層」。スープの上に張られた熱々のラードが断熱材のように働き、丼の底までアツアツの状態が続きます。冬の札幌で食べると、この熱さがありがたさに変わります。2つ目は「中太ちぢれ麺」。西山製麺の特注麺を使用しており、濃厚スープがしっかり絡む太さとコシが計算されています。3つ目は「味噌ダレの深み」。数種類の味噌をブレンドし、ニンニクや生姜で香りを立てた自家製ダレは、一口目から味噌の旨味が口いっぱいに広がります。注意点として、ラードの層は見た目以上に熱いので、提供直後にスープを飲むと口の中をやけどする可能性があります。少し麺を持ち上げて冷ましながら食べるのがコツです。
全国に名を広めたきっかけ|新横浜ラーメン博物館への出店
すみれの名前が全国区になった大きなきっかけは、1994年の新横浜ラーメン博物館への出店です。当時、北海道以外で本格的な札幌味噌ラーメンを食べられる店は少なく、すみれの出店は大きな話題を呼びました。ラーメン博物館の中でも常に行列ができる人気店となり、「いつか本店で食べてみたい」と札幌旅行の目的の一つにする人も増えました。現在もすみれは新横浜店を含め複数店舗を展開していますが、本店でしか出せない味があるといわれています。その理由は水の違い。札幌の水道水は豊平川水系の軟水で、スープの味わいに影響を与えるとされています。旅行で札幌に来るなら、やはり本店で食べる価値があります。
すみれと純連(じゅんれん)は名前が似ていますが別のお店です。もともと「純連」と書いて「すみれ」と読んでいましたが、のちに息子さんが「すみれ」を独立。現在の「純連」は「じゅんれん」と読みます。どちらも濃厚味噌ラーメンの名店ですが、スープの方向性が異なるので、食べ比べもおすすめです。
すみれ札幌本店のメニューと価格を徹底解説|味噌・醤油・塩の選び方
看板メニュー「味噌ラーメン」は1,300円前後から|濃厚スープと中太麺の黄金バランス
すみれ札幌本店の看板メニューは、やはり味噌ラーメンです。価格は1,100円(税込・時期により変動あり)で、札幌の人気ラーメン店としては標準的な価格帯。丼を覆う黄金色のラードの下に、濃厚な味噌スープと中太ちぢれ麺、チャーシュー、メンマ、ネギ、そして炒めたひき肉が入っています。特徴的なのは、具材をスープの中で炒め煮にする「炒め調理」で、野菜と肉の旨味がスープに溶け込んでいます。味噌ラーメン一杯でかなりの満足感があるので、ライスを追加するかどうかはお腹と相談してください。大盛りにも対応していますが、通常サイズでも麺量は多めです。初めてなら通常サイズから試すことをおすすめします。
醤油と塩も隠れた実力派|味噌が苦手でも楽しめるラインナップ
すみれといえば味噌のイメージが強いですが、醤油ラーメンと塩ラーメンも用意されています。醤油ラーメンは、厳選された醤油ダレを使い、豚骨ベースのスープと合わせた一杯。味噌ほどのこってり感はなく、醤油の香ばしさとスープの旨味を楽しめます。塩ラーメンは3種類の中で最もスープの素材感が伝わる味わいで、あっさり系が好みの方に向いています。価格帯は味噌とほぼ同じ1,100円です。「味噌は重そう」と感じる方や、2回目以降の来店で別の味を試したい方には醤油や塩がぴったりです。ただし、すみれのスープはどの味もラードの層がかかっているため、一般的な「あっさり」とは少し違います。こってり感はありつつ、味の方向性が違うという認識で注文してください。
サイドメニューの「すみれご飯」とチャーシュー丼も見逃せない
ラーメン以外にもチェックしたいのがサイドメニューです。「すみれご飯」は、すみれ特製の味噌ダレを絡めたご飯もので、ラーメンとの相性を考えて作られています。チャーシュー丼もあり、ラーメンで使用しているチャーシューをご飯に乗せた一品。価格は300〜500円程度で、ラーメンにプラスしても合計1,500円程度に収まります。餃子も提供されており、ラーメンとセットで注文する人も多いです。注意点としては、サイドメニューを追加するとかなりのボリュームになること。すみれのラーメンは麺量が多めなので、小食の方はラーメン一杯で十分お腹いっぱいになります。サイドメニューを頼むなら、同行者とシェアするのが賢い選択です。
| メニュー | 価格帯(税込目安) | こってり度 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|
| 味噌ラーメン | 1,100円 | ★★★★★ | 初来店・こってり好き |
| 醤油ラーメン | 1,100円 | ★★★★☆ | 2回目以降・醤油好き |
| 塩ラーメン | 1,100円 | ★★★☆☆ | あっさり派・素材重視 |
| すみれご飯 | 300〜400円 | — | 味噌ダレ好き |
| チャーシュー丼 | 400〜500円 | — | がっつり食べたい人 |
※さっぽろノート調べ。価格は時期により変動する場合があります。
営業時間・定休日・アクセス|夏と冬で閉店時間が違うので要注意

営業時間は夏冬の2パターン|冬は閉店が1時間早い
すみれ札幌本店の営業時間は、季節によって2パターンに分かれます。4月〜10月の夏時間は11:00〜15:00・16:00〜21:00。11月〜3月の冬時間は11:00〜15:00・16:00〜20:00です。冬は夜の閉店が1時間早くなるので、夕食で訪れる場合は注意が必要です。土日祝日は昼と夜の間の中休みなしで通し営業になるのがありがたいポイント。平日の15:00〜16:00は営業していないため、この時間帯に到着すると入れません。観光スケジュールを組むときは、この中休みの1時間を頭に入れておいてください。定休日は不定休ですが、年末年始やお盆期間に休みになることがあるので、遠方から来る場合は事前に公式サイトか電話(011-824-5655)で確認するのが確実です。
最寄り駅は地下鉄南北線「中の島駅」から徒歩5分|迷わない行き方
すみれ札幌本店へのアクセスは、地下鉄南北線「中の島駅」が最寄りです。1番出口を出て、環状通沿いに西方向へ歩いて約8分。大通駅から中の島駅までは地下鉄で約5分なので、中心部からのトータル所要時間は15分程度です。道は一本道でわかりやすく、途中に案内看板もあります。車で訪れる場合は、店舗前に専用駐車場があり、約20台分のスペースがあります。ただし、週末のランチタイムは駐車場も満車になりやすいので、公共交通機関の利用がおすすめです。札幌駅からタクシーを使う場合は約15分、料金は1,500〜2,000円程度が目安です。
すみれ札幌本店は住宅街の中にある|周辺環境と知っておきたいこと
すみれ札幌本店は、豊平区中の島の住宅街に位置しています。繁華街のすすきのや札幌駅前とは雰囲気が違い、静かなエリアです。周辺にコンビニはありますが、飲食店は多くないため「すみれの後にカフェでお茶」という流れを考えている場合は、中の島駅方面に戻るか、地下鉄で大通・すすきの方面に移動するのが現実的です。冬場は道路が凍結するため、中の島駅からの徒歩5分でも滑りやすい靴だと危険です。スノーブーツや滑り止め付きの靴で訪問してください。お店の前に到着すると、木造風の外観に「すみれ」の看板が見えます。入口は1つで、混雑時は外に並ぶ形になります。
| 店名 | すみれ 札幌本店 |
| 所在地 | 北海道札幌市豊平区中の島2条4丁目7-28 |
| 営業時間 | 【夏】4〜10月 11:00〜15:00 / 16:00〜21:00 【冬】11〜3月 11:00〜15:00 / 16:00〜20:00 ※土日祝は通し営業 |
| 定休日 | 不定休(年末年始・お盆は休業の場合あり) |
| 電話番号 | 011-824-5655 |
| 予算目安 | 1,100〜1,500円 |
| アクセス | 地下鉄南北線「中の島駅」1番出口から徒歩約5分 |
待ち時間と混雑回避のコツ|並ばずに食べる方法はある?
平日でも昼は30分待ち|週末ランチは45〜60分が当たり前
すみれ札幌本店は、平日でも昼時は行列ができます。11:30〜13:00のピークタイムは30分待ちが標準で、週末や祝日のランチタイムは45〜60分待ちも珍しくありません。特に観光シーズンの7〜8月と雪まつりが開催される2月は、平日でも週末並みの混雑になることがあります。店内の座席数はカウンターとテーブルを合わせて約30席。回転率はラーメン店としては標準的で、一組あたりの滞在時間は20〜30分程度です。つまり、15〜20人並んでいれば30分前後の待ち時間になる計算です。待っている間は屋外に並ぶことになるので、冬場は防寒対策が必須です。
週末の12:00前後に到着して45分以上待った、という声は少なくありません。飛行機の時間が迫っている場合や、次の観光スケジュールが詰まっている場合は、ピークタイムを外すか平日を選ぶのが安全です。待ち時間はあくまで目安で、日によって大きく変動します。
狙い目は「開店直後」と「中休み明けの16時」|待ち時間を最小限にする2つの時間帯
混雑を避けたいなら、狙い目の時間帯は2つあります。1つ目は開店直後の11:00。開店の10〜15分前に到着すれば、1巡目に入れる可能性が高く、ほぼ待ち時間なしで食べられます。ただし、週末は開店30分前から並ぶ人もいるため、10:30到着がベターです。2つ目は平日の中休み明け16:00。午後の部の開始直後は比較的空いていて、10〜15分で入れることが多いです。観光の合間に中途半端な時間ができたら、16時のすみれを候補に入れてみてください。逆に避けたい時間帯は、平日12:00〜13:00と週末11:30〜14:00。この時間帯に行くなら、待ち時間は覚悟の上で向かいましょう。
冬の行列は防寒装備が必須|待ち時間を快適に過ごすための準備
冬場(11月〜3月)のすみれ札幌本店は、外気温がマイナス5〜10度になることも珍しくありません。行列は屋外で、屋根のない部分に並ぶこともあるため、防寒対策なしでは体力を消耗します。具体的には、厚手のダウンジャケット、手袋、ニット帽、マフラーは必須。カイロもあると快適です。足元は防水のスノーブーツが理想で、薄手のスニーカーだと足先から冷えてきます。一方、夏場(7〜8月)は日差しが強いので、日傘や帽子があると便利です。待ち時間中にスマートフォンで周辺の観光情報を調べたり、帰りのルートを確認したりすると、時間を有効に使えます。
失敗しない注文の仕方|初めてでも迷わないオーダーガイド

初来店なら迷わず味噌ラーメンを選ぶべき理由
初めてすみれ札幌本店を訪れるなら、注文は味噌ラーメン一択です。理由は明確で、すみれの技術と哲学が最も凝縮されたメニューだからです。味噌ダレのブレンド、ラードの温度管理、中太ちぢれ麺との相性——すべてが味噌ラーメンのために最適化されています。醤油や塩ももちろん美味しいですが、すみれの真価を知るにはまず味噌を食べてから。2回目以降に醤油や塩を試すと、同じ店でこれだけ味の幅があるのかと驚くはずです。トッピングは標準のまま(チャーシュー、メンマ、ネギ、ひき肉)で十分完成された一杯なので、まずはシンプルに味わってみてください。バターやコーンの追加トッピングもありますが、初回はスープの味をそのまま楽しむのがベストです。
食べ方のコツ|ラードの層を崩さず麺から攻める
すみれの味噌ラーメンが運ばれてきたら、まず気をつけたいのがスープの温度です。表面のラードの層は100度近い温度になっていることもあり、最初にスープをすくって飲むと口の中をやけどします。正しい食べ方は、まず麺を箸で持ち上げ、少し冷ましてから食べること。麺をすすりながら、自然とスープもついてきます。ラードの層は食べ進めるうちに自然と崩れ、スープと混ざっていきます。中盤あたりでスープを味わうと、ラードと味噌スープが混ざり合った深い味わいを楽しめます。丼の底にはひき肉が沈んでいるので、麺を食べ終えたら底をさらうように最後まで味わってください。
意外と知られていない裏メニューと注文時の小技
実は、すみれ札幌本店では麺の硬さやスープの濃さの調整には基本的に対応していません。これはすみれが「最高の状態で提供する」というポリシーを持っているためで、注文時にカスタマイズの選択肢は限られます。ただし、大盛りや小盛りの対応はしているので、食べる量に不安がある方は小盛りを相談してみてください。また、ライスを注文して残ったスープに投入する「〆ライス」は、地元のラーメン好きがよくやる食べ方です。公式メニューではありませんが、ライスを別で頼めば誰でもできます。お冷やはセルフサービスで、カウンター席の場合は目の前で調理の様子を見られるのも楽しみの一つです。
すみれ札幌本店での注文は味噌ラーメン+ライスが鉄板の組み合わせです。まず味噌ラーメンを味わい、最後にライスをスープに入れて〆る。これで1,400〜1,600円程度。コスパ良く、すみれの味噌スープを最後の一滴まで楽しめます。
シーン別に楽しむ方法|一人旅からファミリーまで
一人旅・出張ならカウンター席が特等席|調理の臨場感を独り占め
一人でのラーメン店訪問は何も気を遣うことがなく、むしろ一人の方がカウンター席に案内されやすいというメリットがあります。すみれ札幌本店のカウンター席は、厨房との距離が近く、大きな中華鍋で具材を炒める音やスープの香りをダイレクトに感じられます。出張で札幌に来たビジネスパーソンにもおすすめで、地下鉄で中の島駅まで来れば大通エリアから15分程度。夕方16:00の開店直後に来れば待ち時間も短く、18時前にはホテルに戻れます。一人だとテーブル席よりもカウンター席の方が回転が早いため、混雑時でも比較的早く案内されることが多いです。
カップル・友人同士ならテーブル席をリクエスト|ラーメンデートのすすめ
カップルや友人2〜3人で訪れる場合は、テーブル席を希望するとゆっくり食事できます。すみれ札幌本店には4人掛けのテーブル席があり、対面で座って会話しながら食べられます。ラーメン店デートは「短時間で終わる」のがメリットで、ラーメンを食べた後に中の島駅から大通やすすきのに移動してカフェやショッピングを楽しむプランが組みやすいです。2人なら味噌と醤油を1杯ずつ頼んでシェアする楽しみ方もあります。ただし、ラーメンは提供後すぐに食べないとスープが変化していくので、写真撮影は手早く済ませましょう。テーブル席は数が限られているため、混雑時はカウンター席に案内される場合もあります。
家族連れでも安心|子ども向けの対応と気をつけたいこと
小さな子ども連れでもすみれ札幌本店は利用できます。テーブル席なら子ども用の椅子を貸してもらえることもあるので、入店時にスタッフに相談してみてください。ただし、すみれのラーメンは表面のラードが熱いため、小さな子どもには取り分ける際にやけどに注意が必要です。麺を別皿に取り分けてしっかり冷ましてから食べさせましょう。子ども向けの専用メニューはないので、大人のラーメンをシェアする形になります。味噌ラーメンは味が濃いめなので、小学校低学年以下のお子さんには醤油や塩の方が食べやすいかもしれません。混雑時は待ち時間が長くなるため、子ども連れなら平日の開店直後がベストタイミングです。
観光客が効率よく回るなら午前中に訪問して午後は観光へ
札幌旅行ですみれ札幌本店を組み込む場合、おすすめのタイムスケジュールは「午前中にすみれ → 午後から観光」です。11:00の開店に合わせて到着し、食べ終わるのが11:40〜12:00頃。その後、中の島駅から地下鉄で大通・すすきの方面に移動すれば、12時台には次の目的地に着けます。逆パターンの「午後観光 → 夕方すみれ」もありですが、冬場は閉店が20:00と早いので余裕を持ったスケジュールが必要です。新千歳空港から直接すみれに向かう場合は、JR快速エアポートで新さっぽろ駅まで行き、地下鉄東西線→南北線で中の島駅へ。空港から約1時間で到着できます。帰りの飛行機の日にすみれを予定する場合は、待ち時間を含めてフライトの3時間前には到着しておきたいところです。
他店舗・類似店を比較|本店でしか味わえないものは何か
すみれ札幌本店とすすきの店の違い|同じ「すみれ」でも体験が違う
すみれは札幌本店のほかに、すすきの店をはじめ複数の店舗を展開しています。味の方向性は統一されていますが、本店とすすきの店では体験が異なります。本店は住宅街にあり、「わざわざ足を運ぶ」感覚。席数は約30席で、カウンターから調理の様子を見られる臨場感があります。一方、すすきの店は繁華街の中にあり、飲み会の〆や観光の合間に立ち寄りやすい立地。夜遅くまで営業しているので、すすきので飲んだ後のラーメンとして利用する人が多いです。味は基本的に同じレシピですが、本店は「創業の地で食べている」という空気感や、店主との距離感が違います。アクセスのしやすさで選ぶならすすきの店、すみれの原点を体験したいなら本店、と使い分けるのがおすすめです。
すみれと純連(じゅんれん)はどう違う?|ルーツは同じ、方向性は別
すみれと純連(じゅんれん)は、よく比較される2店です。もともとは同じ「純連(すみれ)」から分かれた兄弟店のような関係。現在の純連(じゅんれん)は澄川に本店があり、すみれとはスープの方向性が異なります。純連はよりワイルドで力強い味噌スープが特徴で、すみれは洗練された濃厚さを追求しています。どちらが上ということはなく、好みの問題です。純連は地下鉄南北線「澄川駅」から徒歩5分で、すみれ本店からは地下鉄で3駅の距離。時間に余裕があれば、1日ですみれと純連のハシゴをする「味噌ラーメン食べ比べ」も可能です。ただし、どちらも濃厚なスープなので、胃のキャパシティと相談してください。
お土産用のすみれラーメンと本店の味はどこが違うのか
すみれの味噌ラーメンはお土産用の即席麺やチルド麺としても販売されており、北海道のお土産コーナーでは定番商品の一つです。新千歳空港や札幌駅のお土産店で購入でき、価格は2食入りで600〜800円程度。自宅で手軽にすみれの味を再現できますが、本店の味とは明確に差があります。一番の違いは「ラードの熱さ」と「麺の食感」。本店ではスープの上にたっぷりのラードが張られ、中太ちぢれ麺は茹でたてのコシがあります。お土産麺は再現度が高いものの、この2つの要素は自宅では完全には再現できません。逆に言えば、お土産麺で「美味しい」と思った方は、本店で食べたらさらに感動するはずです。お土産として買うなら、食べ比べの楽しみも含めて2〜3箱まとめ買いする人が多いです。
| 本店で食べるメリット | 本店で食べるデメリット |
|---|---|
| ラードの熱々スープを体験できる 茹でたて中太麺のコシが格別 調理の臨場感(カウンター席) 本店限定の空気感と歴史 |
待ち時間が30〜60分かかる 中心部から地下鉄で移動が必要 平日は中休み(15〜16時)がある 冬場の行列は寒さとの戦い |
よくある疑問|事前に知っておくと安心なQ&A
支払い方法は現金のみ?クレジットカードは使える?
すみれ札幌本店の支払い方法は、現金に加えて一部キャッシュレス決済にも対応しています。ただし、対応している決済手段は時期によって変わることがあるため、念のため現金を用意しておくと安心です。一杯1,300円前後のラーメン店なので、2,000〜3,000円程度の現金があれば十分。最寄りの中の島駅周辺にATMやコンビニがあるので、手持ちが足りない場合は駅前で引き出せます。観光客で外国通貨しか持っていない場合は、大通やすすきの周辺の両替所で事前に日本円を用意してから向かいましょう。
予約はできる?|すみれ札幌本店は基本的に並んだ順
すみれ札幌本店では、基本的に予約は受け付けていません。来店した順に並び、空いた席に案内される仕組みです。予約ができない分、誰でも平等に食べられるのが良いところですが、確実に待ち時間なしで食べたいなら時間帯の選び方が重要になります。前述の通り、開店直後の11:00か、平日の中休み明け16:00が狙い目です。団体(5人以上)での来店を考えている場合は、席の都合上、事前に電話で相談しておくとスムーズです。電話番号は011-824-5655。営業時間内に問い合わせてみてください。
駐車場は何台分ある?満車の場合はどうする?
すみれ札幌本店には約20台分の専用駐車場があります。平日のランチタイム以外であれば比較的停めやすいですが、週末の11:00〜14:00は満車になることが多いです。満車の場合は、周辺のコインパーキングを利用する手がありますが、住宅街のため近隣のパーキングは数が限られています。確実に駐車したいなら、開店30分前(10:30頃)に到着するのが理想的です。なお、路上駐車は近隣住民の迷惑になるため厳禁です。車で来て駐車場が満車だった場合は、中の島駅周辺のコインパーキングに停めて徒歩で向かうのが現実的な選択肢です。
閉店間際に行ったらスープ切れで営業終了していた、という失敗談もあります。すみれ札幌本店はスープがなくなり次第終了する場合があるので、閉店時間ギリギリの到着は避けましょう。特に冬時間の20:00閉店の日は、19:00前には到着しておきたいところです。





まとめ|すみれ札幌本店は札幌味噌ラーメンの原点にして頂点
すみれ札幌本店は、60年以上の歴史を持つ札幌味噌ラーメンの代表格です。ラードの層で覆われた熱々の味噌スープ、中太ちぢれ麺、炒め調理で旨味を引き出した具材——そのすべてが一杯の丼に凝縮されています。住宅街の中にあるからこそ「わざわざ食べに行く」価値があり、本店でしか味わえない臨場感と空気感が待っています。
最後に、この記事のポイントを整理しておきます。
- 初来店ならまず味噌ラーメンを注文。すみれの真価はこの一杯に詰まっている
- 営業時間は夏(4〜10月)と冬(11〜3月)で異なり、冬は閉店が1時間早い
- 最寄りは地下鉄南北線「中の島駅」から徒歩5分。大通から約18分でアクセスできる
- 混雑を避けるなら開店直後の11:00か、平日の中休み明け16:00が狙い目
- ラードのスープは提供直後に飲むとやけどする。麺から食べ始めるのがコツ
- 予約は不可。並んだ順に案内されるので、時間に余裕を持って訪問を
- お土産用ラーメンも人気だが、本店の味を知ってから買うとより楽しめる
すみれ札幌本店の味噌ラーメンは、一度食べると忘れられない一杯になります。札幌を訪れる予定がある方は、ぜひ旅のスケジュールに組み込んでみてください。開店時間に合わせて中の島駅に向かうところから、もう「すみれ体験」は始まっています。
※メニュー価格や営業時間は変更になる場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。

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