札幌のスープカレー店を調べていると、必ずと言っていいほど名前が挙がるのが「カレー魂 デストロイヤー」です。名前のインパクトが強いせいで「辛さで勝負する激辛店なのでは」と身構えてしまう人も多いのですが、実際に評価されているのはスープの完成度のほうです。
結論から書くと、デストロイヤーは札幌市内に北14条店と西18丁目店の2店舗があり、どちらも月曜定休のランチ営業中心です。初めてなら看板メニューのナット挽肉カレーを、辛さは控えめから。この2つを決めておけば、注文で固まることはありません。
この記事では、2店舗の違い、メニューの選び方、辛さの決め方、行列と売り切れを避ける時間帯まで、初訪問で迷いそうなポイントを順番に整理します。地下鉄からの歩き方や席数といった細かい部分も含めて、行く前に読んでおけば当日の判断が早くなるはずです。
・北14条店と西18丁目店では、アクセスのしやすさと席数が違う
・看板はナット挽肉カレー1,200円。主要メニューは横並びの価格設定
・辛さは5段階から選択。「普通」でもスパイス感は強め
・混雑ピークは11:30~12:30、13時以降は売り切れが出やすい
カレー デストロイヤーが札幌で語り継がれる理由

食べログカレーEAST百名店2026に選ばれた実力
デストロイヤーは、食べログのカレーEAST百名店2026に選出された店です。札幌にはスープカレー店が何十軒とありますが、全国区の選出枠に入る店はごく一部で、ここはその一角に入っています。名前の派手さが先行しがちですが、評価の中心はスープの作り込みにあります。
この選出が効いてくるのは、札幌に来たけれど店が多すぎて選べない、という場面です。口コミの平均点だけを見て回ると、観光向けに整えられた店ばかりを選んでしまいがちですが、百名店の選出はそれとは別の軸の目印になります。出張の合間に1食だけスープカレーを入れたい人ほど、この手の目印は使う価値があります。
一方で注意しておきたいのは、選出店は当然ながら注目度が上がるという点です。平日昼でもカウンターが埋まることは珍しくありませんし、後述する売り切れのリスクも高くなります。「有名店だから席がたくさんあるだろう」という前提で向かうと、店の小ささに驚くことになります。
18種のスパイスと二度取りのダシが生む厚み
デストロイヤーのスープは、18種のスパイスをブレンドし、鶏ガラスープと和風だし(昆布・鰹節ベース)を合わせたダブルスープ構成です。ここにじっくり炒めた玉ねぎが加わることで、スパイスの香りだけが尖った味にならず、全体がまとまります。
作り方はさらに手が込んでいて、地元メディアの取材では「鶏がらと野菜でスープをとり、ガラをこしたあとに昆布、しいたけ、煮干しを入れてもう1度煮る」という製法が紹介されています。ベースになるのは8時間以上炒めたたまねぎに、スパイスやにんにく、しょうが、トマトピューレを混ぜたもの。時間をかけて煮出した一杯なので、スプーンですくった瞬間に出汁の香りが立ちます。
この構成が向いているのは、スパイスの刺激よりも旨みを味わいたい人です。鶏ガラの厚みと和のダシが同居しているぶん、辛さを上げなくても飲み応えがあります。逆に、トマトの酸味が効いた欧風系や、ココナッツで甘くまとめたタイプを想像していくと「思っていた方向と違う」と感じることはあります。好みが分かれるのは辛さではなく、この出汁の方向性のほうです。
「スリ狂系」という札幌独自のスタイル
デストロイヤーは、札幌のスープカレー文化のなかで「スリ狂系」と呼ばれる系統に位置づけられます。スパイスの主張が強く、辛さの調整幅が広いのが特徴で、札幌の伝説的な一軒として知られる村上カレー店・プルプルの流れを汲む系譜として語られてきました。
スープカレーは1990年代から2000年代にかけて札幌で独自進化したジャンルで、店ごとにスープの方向性がまったく違います。えびだしを前面に出す店、羊骨を使う店、薬膳寄りの店、それぞれに固定客がいます。そのなかでスリ狂系は、スパイスの香りとダシの厚みを両立させる方向で支持を集めてきました。
札幌のスープカレーを何軒か食べ比べるなら、系統をバラして回ったほうが満足度が上がります。同じ日にスリ狂系を2軒はしごすると舌が慣れてしまい、2軒目の印象が薄くなりがちです。系統違いを1日1軒ずつ、が現実的なペースです。
実は「辛さを競う店」ではない
意外と知られていないのですが、デストロイヤーは辛さの限界に挑むタイプの店ではありません。店名から激辛チャレンジのような場を想像して来る人がいますが、辛さは5段階から選ぶ方式で、上げなくても十分に完成された一皿として出てきます。
むしろ辛さを上げすぎると、せっかくの昆布やしいたけ、煮干しから取ったダシの輪郭が舌の上で消えてしまいます。スパイスの刺激で汗をかくこと自体は気持ちがいいのですが、それはこの店の主役ではありません。初訪問で「普通」を頼んでも、スパイス感は強めに感じられる設計になっています。
だからこそ、おすすめの向き合い方は「まず控えめで全体像をつかみ、次回から好みに寄せる」です。1回で自分の適正段階を当てにいく必要はありません。辛いものが得意な同行者の前で見栄を張って上の段階を選び、味が分からないまま食べ終えるのがいちばんもったいないパターンです。
北14条と西18丁目、どっちに行けばいいのか
駅からの近さで選ぶなら西18丁目店
移動時間を最優先するなら、西18丁目店が有利です。札幌市営地下鉄東西線の西18丁目駅から徒歩1分という立地で、地下鉄を降りて地上に出ればすぐ。荷物が多い旅行者や、限られた滞在時間でもう1か所回りたい人には現実的な選択肢になります。
営業形態はランチ中心で、火~日の11:00-15:00(L.O. 14:30)、ディナー時間帯は休止中です。定休日は月曜で、月曜が祝日の場合は営業して翌火曜が休みになります。夜に行こうとして空振りするパターンが起きやすいので、予定を組むときは昼枠で押さえておくのが安全です。
気をつけたいのは席数です。カウンター8席という小ぶりな構成なので、3人以上のグループだと横並びで座れないことがあります。デートや友人同士でも、会話より一杯に集中する時間だと割り切れる人向け。逆に、一人客にとっては入りやすいサイズ感です。
| 住所 | 〒060-0061 北海道札幌市中央区南一条西18-1-13 1F |
| 電話番号 | 011-688-7212 |
| 営業時間 | 火~日 11:00-15:00(L.O. 14:30)※ディナー休止中・月曜定休・祝日営業・翌日休み |
| 定休日 | 月曜(祝日営業の場合は翌火曜) |
| アクセス | 札幌市営地下鉄東西線 西18丁目駅 徒歩1分 |
| 駐車場 | あり(2台程度) |
| 公式サイト | 公式サイト |
北大や北区に用があるなら北14条店
北14条店は札幌市営地下鉄南北線の北12条駅から徒歩5分。北海道大学のキャンパスが近く、大学見学や北区での用事と組み合わせやすい場所にあります。札幌駅から地下鉄で数駅なので、観光の動線からも外れすぎません。
営業時間は火~日の11:00~14:30(L.O. 14:30)で、定休日は月曜(祝日の場合は営業して翌日休み)。席はカウンター11席で、支払いは現金のみ、予約は受け付けていません。カード類が使えると思って財布に現金を入れずに向かうと、その場で近くのATMを探すことになります。
向いているのは、平日の早い時間に動ける人です。北大の植物園やキャンパス散策と絡めて11:00の開店に合わせれば、待ち時間ほぼゼロで席につけます。一方、土日の昼どきはカウンターが埋まりやすく、店の外で待つ場面も出てきます。冬場の待機は体にこたえるので、寒い時期ほど時間をずらす価値があります。
| 住所 | 〒060-0814 北海道札幌市北区北14条西3丁目1-31 総業第五ハイム1F |
| 電話番号 | 011-374-8841 |
| 営業時間 | 火~日 11:00~14:30(L.O. 14:30)※月曜定休・祝日営業・翌日休み |
| 定休日 | 月曜(祝日営業の場合は翌火曜) |
| アクセス | 札幌市営地下鉄南北線 北12条駅 徒歩5分 |
| 公式サイト | 公式サイト |
北区でほかのランチ候補も押さえておきたい人は、こちらも参考になります。

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2店舗の違いを表で比較(さっぽろノート調べ)
公開情報を並べて比較すると、選ぶ基準がはっきりします。以下はさっぽろノート調べとして、両店の条件を整理したものです。
| 比較項目 | 北14条店 | 西18丁目店 |
|---|---|---|
| 最寄り駅からの徒歩 | 北12条駅 徒歩5分 | 西18丁目駅 徒歩1分 |
| 席数 | カウンター11席 | カウンター8席 |
| ラストオーダー | 14:30 | 14:30 |
| 定休日 | 月曜 | 月曜 |
| ナット挽肉カレー | 1,200円 | 1,200円 |
| 向いている人 | 北大周辺と合わせたい人 | 移動時間を削りたい人 |
表にすると分かるとおり、価格と定休日、ラストオーダーの考え方は共通です。違いが出るのはアクセスと席数、そして営業の枠組み。つまり「どっちが美味しいか」で悩む必要は薄く、自分の当日の動線で決めてしまって問題ありません。
西18丁目店には「移転してきた」という背景がある
西18丁目店を語るうえで外せないのが、前身にあたる西線14条店の存在です。2016年8月3日から営業していた西線14条店は2024年6月30日をもって閉店し、南1条西18丁目へ移転。現在の西18丁目店は2024年8月20日にオープンしています。
この経緯を知らないと、古い記事やまとめサイトを見て西線14条の住所に向かってしまう事故が起きます。市電沿線の店として紹介されている情報は移転前のものなので、地図アプリに古い店名が残っている場合も要注意です。現在地は地下鉄東西線側だと覚えておけば間違えません。
もうひとつ、この移転は「地下鉄で行ける店が増えた」という意味を持ちます。以前は市電を使う必要がありましたが、いまは東西線一本。大通・円山エリアの観光と組み合わせる人にとっては、動線に乗せやすくなりました。旅程を組むときは、円山公園方面と合わせて考えると効率的です。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 2店舗とも地下鉄駅から徒歩圏 価格が横並びで選びやすい カウンター中心で一人でも入りやすい | 席数が少なく大人数に不向き ランチ時間帯しか営業していない 売り切れで早じまいの可能性がある |
何を頼めば外さない?看板メニューの選び方

迷ったらナット挽肉カレー1,200円
初訪問で悩む時間を減らしたいなら、ナット挽肉カレー1,200円が第一候補です。地元メディアでも定番メニューとして紹介されている一皿で、納豆と挽肉という組み合わせが、この店のダシの効いたスープと噛み合います。
納豆と聞いて身構える人もいますが、スープに溶けると粘りが角のない濃度に変わり、挽肉のコクと一体になります。スパイスの香りが立ったスープに、納豆特有の発酵の風味が乗る感じで、和風だしを使うこの店だからこそ成立する組み合わせです。ご飯を少しずつ浸しながら食べ進めると、後半になるほど味が濃くなっていきます。
向いているのは、スープカレーの定番であるチキンレッグは他店でも食べられるから、この店らしい一皿を選びたい人。ただし納豆が本当に苦手な人が意地で頼むメニューではありません。その場合は素直に別の具材を選んだほうが満足度は高くなります。
初回はナット挽肉カレー、辛さは控えめ、ライスは普通盛り。この組み合わせなら、スープ本来の輪郭をいちばんつかみやすくなります。2回目以降に具材と辛さを動かしていくのが、失敗の少ない進め方です。
変化球が並ぶメニュー構成の面白さ
デストロイヤーのメニューは、王道だけで固めていないのが特徴です。ニラナンコツキーマ1,200円やサバ缶青汁1,200円といった、他店ではまず見かけない名前が並びます。名前だけ見ると実験的に思えますが、ベースのスープが同じなので、極端に外れる心配はありません。
ニラナンコツキーマは、ニラの香りと軟骨の食感がキーマと重なる一皿。噛むたびにコリコリとした歯ごたえが来るので、具材の存在感を楽しみたい人に向きます。サバ缶青汁は名前のインパクトが強いものの、青魚のうまみとスパイスは相性がよく、ダシ系のスープと合わせると納得感のある味に落ち着きます。
こうした変化球は、2回目以降の訪問や、複数人でシェアして味見し合う場面で生きます。注意点は、変わり種ほど数に限りがある可能性があること。どうしても食べたい一皿がある日は、早い時間に行くのが確実です。
メニュー全体の価格帯と予算の立て方
主要メニューは1,200円で横並びの価格設定になっており、公開情報を総合すると1,100~1,500円程度を見ておけば足ります。トッピングやライス量の変更を加える場合は、その分を上乗せして考えておくと安心です。
この価格帯は、札幌のスープカレー全体で見ると標準的なゾーンです。観光地の相場より安いわけでも高いわけでもなく、内容を考えれば妥当な線。ランチ1食にこの金額を払う価値があるかどうかは、スープの作り込みを楽しめるかで決まります。
予算を組むときの注意は、現金の用意です。北14条店は現金のみの支払いなので、キャッシュレス前提で旅行している人は事前に崩しておく必要があります。空港から直行して手持ちが小銭だけ、という状態は避けましょう。
メニューの細かいラインナップや頼み方の詳細は、こちらの記事でも掘り下げています。

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ライス量とトッピングの考え方
ライスは小盛り・中盛り・大盛りから選べます。スープカレーは見た目より満腹感が来るので、初回は中盛り相当を選んでおくと過不足がありません。スープを飲み切るつもりなら、ライスを減らして余白を残すのも手です。
トッピングはチーズや角煮が定番の人気どころ。チーズはスープの塩気と合わさって後半の味変になり、角煮は肉のボリュームを足したいときに効きます。ただし最初から盛りすぎると、スープそのものの香りが分かりにくくなります。
特に気をつけたいのが、辛さを上げたうえでトッピングも重ねるパターンです。刺激と脂が同時に来ると、終盤で舌が疲れてしまいます。組み合わせを試すなら、変える要素は1回につき1つ。これは他のスープカレー店でも使える考え方です。
辛さは何段階目を選ぶのが正解か
5段階のうち初回は控えめが安全
辛さは5段階から選択できます。初めてなら控えめを選ぶのが無難です。理由は単純で、この店は「普通」でもスパイス感が強めに出る設計だから。他店の中辛の感覚で普通を頼むと、想定より刺激が強いと感じる可能性があります。
控えめを選んでも味が薄くなるわけではありません。18種のスパイスは香りとして残るので、辛さを落とすと逆にダシの層が分かりやすくなります。昆布やしいたけ、煮干しが効いた部分を味わいたい人ほど、低めの段階を選ぶ意味があります。
向いている場面は、旅行中の昼食としてここを選ぶときです。午後に観光や商談が控えているなら、汗だくになる辛さは避けたほうが動きやすくなります。反対に、その日の予定が食べて帰るだけなら、上の段階に踏み込んでも支障はありません。
よくある失敗が、辛いもの好きを自認する人が初回からいきなり上の段階を選び、スープの出汁感が分からないまま完食してしまうケースです。原因は「他店の辛さ基準で判断したこと」。対策はシンプルで、初回は必ず控えめか普通に留め、自分の基準値を作ってから段階を上げることです。
辛さを上げると何が変わるのか
段階を上げると、単に痛いだけになるわけではなく、スパイスの立ち方が変わります。香りの尖った部分が前に出て、玉ねぎの甘みやダシの丸さが後ろに下がる感覚です。好みの問題なので、どちらが正解ということはありません。
たとえば、すでに札幌のスープカレーを何軒か食べていて、味の輪郭を強くしたい人には上の段階が合います。逆に、スープカレー自体が初めてで、このジャンルの基準を知りたい段階の人が上を選ぶと、比較の物差しが作れません。経験の量に応じて選ぶのが実用的です。
注意点として、辛さは後から下げられません。運ばれてきてから調整することはできないので、迷ったら低いほうを選ぶのが鉄則です。物足りなければ次回上げればいい、という余白を持って頼みましょう。
辛いものが苦手な同行者がいる場合
同行者に辛さが得意でない人がいるなら、控えめを選んだうえでライスを多めにするのが現実的な組み立てです。ご飯と一緒に食べることで刺激が和らぎ、スープだけを飲むよりも食べ進めやすくなります。
子ども連れの場合は、席の構成も合わせて考える必要があります。両店ともカウンター中心で、席数も11席・8席と限られています。ベビーカーでの入店や小さい子との長居は現実的ではないので、家族での札幌スープカレー体験を優先するなら、テーブル席のある別の店を選ぶ判断もありです。
北14条店はテイクアウトに対応しているため、宿に持ち帰って食べるという選択肢もあります。ホテルの部屋でゆっくり食べれば、席数や待ち時間の制約から解放されます。小さい子がいる家族連れや、時間が読めない出張者には現実的な逃げ道です。
行列と売り切れを避ける時間帯の正解

混むのは11:30~12:30、狙うなら開店直後
混雑のピークは11:30~12:30です。周辺の勤め人と観光客が重なる時間帯で、席数の少なさもあって外待ちが発生しやすくなります。確実に座りたいなら、開店の11:00に合わせて行くのがいちばん堅い戦略です。
開店直後が強いのは、席が空いているだけでなく、メニューが揃っている可能性が高いからです。変わり種を頼みたい人ほど、早い時間の価値が上がります。観光の予定を朝から詰め込んでいる人は、午前の行動を少し前倒しして昼をここに当てるとうまく回ります。
ただし、開店前から並ぶ必要があるかというと、そこまで極端ではありません。冬の札幌で外に立ち続けるのは体力を削るので、5分前後の余裕を見て到着する程度で十分。悪天候の日はむしろ13時以降のほうが快適に入れることもあります。
13時以降は売り切れとの戦いになる
13時以降は席が空きやすくなる一方で、人気メニューが売り切れている可能性が上がります。営業時間内でも売り切れ次第終了となるため、「ラストオーダーまで時間があるから大丈夫」という考え方は通用しません。
特に土日は動きが早く、早い時間に売り切れることがあります。狙っている具材がある場合、遅い時間に行くのはリスクを取る選択になります。逆に、その日出ているものを食べられればいいというスタンスなら、空いている時間帯を選ぶメリットのほうが大きくなります。
もうひとつの失敗が、「夜に行こう」と考えて予定を組んでしまうケースです。西18丁目店はディナー休止中で、両店ともラストオーダーは14:30。原因は夜営業を前提にした古い情報を見てしまうことにあります。対策は、訪問日を決める段階で昼枠として確保し、月曜が定休であることも合わせて押さえておくことです。
月曜と祝日の扱いを間違えない
定休日は両店とも月曜です。ただし月曜が祝日の場合は営業し、翌火曜が休みになります。この振り替えを知らないと、連休中に「今日は月曜だから休みだろう」と諦めたり、逆に火曜に行って閉まっていたりします。
旅行者にとって厄介なのは、連休の後半に札幌入りするパターンです。祝日の月曜に営業していた分、翌日の火曜は休み。旅程の都合でその日しか行けないなら、事前に公式の告知を確認してから動くのが確実です。北14条店は公式Instagram、西18丁目店は西18丁目店の公式アカウントで最新の営業情報が発信されています。
臨時休業の告知もSNSで出ることが多いため、遠方から向かう日は出発前のチェックを習慣にしておくと空振りが減ります。特に年末年始や大型連休は通常と違う動きをすることがあるので、当日の朝に一度見ておくと安心です。
待ち時間をどう使うか
外待ちが発生した場合、北14条店なら北大周辺、西18丁目店なら大通西側のエリアが時間つぶしの候補になります。どちらも歩いて回れる範囲に散策できる場所があるので、名前を書いて少し歩くという使い方ができます。
ただし、席数が少ない店では回転の読みが立てにくいという事情があります。スープカレーは提供までにある程度時間がかかるため、目の前の待ち人数だけで判断すると読みを外します。遠くまで離れるのは避け、店の周辺にとどまるのが無難です。
時間に余裕がない日は、待たずに別の候補へ回る判断も必要です。札幌にはスープカレーの名店が複数あるので、その日の状況で切り替えられるよう、第二候補を決めておくと旅程が崩れません。
初めてでも慌てない注文の流れと支払い
予約はできない、席は早い者勝ち
北14条店は予約を受け付けていません。カウンター11席の店なので、当日の到着順で席が決まります。グループでの利用を考えている場合、全員が同時に座れる保証はないという前提で計画する必要があります。
この方式は、一人客にとってはむしろ好都合です。カウンター席は回転が読みやすく、1名なら空いた席にすぐ案内されることが多くなります。出張の合間や一人旅なら、この店のサイズ感は使いやすい部類です。
注意したいのは、記念日や会食のような「失敗できない場面」での利用です。予約が取れない以上、その日その時間に確実に座れる保証はありません。大事な予定に組み込むなら、予約可能な店を選ぶほうが安全です。
注文時に決めるのは具材・辛さ・ライス量
注文の流れはシンプルで、具材を選び、辛さの段階を伝え、ライスの量を決める。この3つだけです。席についてから考え始めると時間がかかるので、並んでいる間に方針を決めておくとスムーズに進みます。
混雑時間帯は特に、店側も回転を意識しています。後ろに待っている人がいる状況で長考すると、自分も落ち着きません。事前に「ナット挽肉カレー、控えめ、普通盛り」のように言葉にできる形で決めておくと、初訪問でも迷いません。
迷いやすいのがトッピングの判断です。初回は付けずに一皿の完成形を知り、2回目以降で足していく。この順番なら、自分にとって何が効く追加なのかがはっきり分かります。最初から全部乗せにすると、比較の基準が作れません。
テイクアウトという選択肢
北14条店はテイクアウトに対応しています。席が埋まっている時間帯でも、持ち帰りなら受け取って移動できるため、時間が読めない旅程では有力な選択肢になります。
使いどころは、ホテルの部屋で食べたいとき、家族の分をまとめて買いたいとき、そして小さい子連れで長時間の着席が難しいときです。スープカレーは熱いうちに食べるのが前提なので、宿が近いか、移動時間が短いことが条件になります。
一方で、店内で食べる価値があるのも事実です。カウンター越しに調理の音や香りを感じながら食べる時間は、持ち帰りでは再現できません。時間に余裕があるなら、まずは店内で一杯目を体験してみることをおすすめします。
一人旅から家族連れまで、シーン別の使い分け
出張・一人旅で1食だけ選ぶなら
滞在時間が短く、スープカレーを1食だけ入れたいなら、西18丁目駅 徒歩1分という立地の西18丁目店が合理的です。地下鉄東西線で大通からすぐの位置なので、会議やイベントの前後に差し込みやすくなります。
一人客ならカウンター席は入りやすく、待ち時間も相対的に短くなりがちです。11:00の開店直後を狙えば、食事を終えて午後の予定に戻るまでの時間が読めます。注文をあらかじめ決めておけば、滞在は1時間弱で収まる想定が立ちます。
気をつけるのは、ランチ営業が中心という点です。夜の便で札幌入りして翌朝に出発、というスケジュールだと訪問枠がありません。行きたいなら、昼の時間をどこかで確保する前提で旅程を組む必要があります。
札幌のスープカレーを食べ比べたい人へ
デストロイヤーを起点に食べ比べをするなら、系統の違う店を組み合わせるのがコツです。えびだし系、羊骨系、薬膳系など、札幌にはスープの方向性が異なる店が揃っています。同系統を続けるより、対比があったほうが記憶に残ります。
日数の目安としては、1日1軒。スープカレーは満腹感が強く、はしごは現実的ではありません。2泊3日なら2~3軒が上限と考えておくと、どの店も落ち着いて味わえます。
どの店から回るか迷ったら、エリア別に整理したこちらの記事が候補選びに使えます。

札幌に来たら一度は食べてほしいのがスープカレー。でも「札幌 スープカレー おすすめ」で検索すると、200店以上がヒットして正直どこに行けばいいか迷いますよね。観…
家族連れ・グループでの現実的な判断
家族やグループで訪問する場合、両店ともカウンター中心で席数が限られている点が最大の制約になります。4人で行って全員並んで座れるとは限らず、待ち時間も人数が増えるほど長くなります。
現実的なのは、大人だけの少人数で行く、もしくはテイクアウトを使う判断です。小さい子どもがいる場合、カウンターで静かに食べ切るのは難しい場面が多く、周囲への気配りで味に集中できなくなります。
札幌の人気スープカレー店は、カウンター中心の小規模店が少なくありません。家族旅行でスープカレーを組み込むなら、席数の多い店を1軒押さえておき、カウンター店は大人だけの日に回す。この分け方にしておくと、どちらも無理なく楽しめます。
カレー デストロイヤーを札幌で楽しむための総まとめ
まず決めるべきは訪問する曜日と時間です。月曜が定休(祝日の場合は翌火曜休み)で、ラストオーダーは14:30。この2つを押さえたうえで、当日の動線に近いほうの店を選べば、初訪問でつまずく要素はほぼなくなります。地下鉄を降りたら、あとは控えめの辛さでナット挽肉カレーを頼むだけです。18種のスパイスと二度取りのダシが重なったスープを一口飲めば、なぜこの店が札幌で名前を挙げられ続けるのかが分かるはずです。
なお、営業時間やメニュー内容は変更される場合があります。訪問前に公式の発信で最新情報をご確認ください。

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