札幌のスープカレー店は200軒以上あると言われていますが、「カレー魂デストロイヤー」の名前を聞いたことはありますか?名前のインパクトだけで気になっている人も多いはず。このお店、実は札幌スープカレー界の伝説「村上カレー店・プルプル」の流れを汲む”スリ狂系”と呼ばれるジャンルの正統派です。18種のスパイスに鶏ガラと和風だしのダブルスープ、そしてじっくり炒めた玉ねぎの甘みが生む深い味わいは、一度食べると忘れられません。この記事では、カレー魂デストロイヤーのメニュー・トッピング・辛さ選び・2店舗の違い・混雑回避術まで、初めて行く人が迷わず楽しめるように丸ごと解説します。
・カレー魂デストロイヤーの全メニューと初心者におすすめの3杯
・トッピング・辛さ・ライス量のベストな選び方
・北14条店と西18丁目店の違い・アクセス・営業時間
・混雑を避けるコツと注文時の注意点
カレー魂デストロイヤーとは?村上カレー店プルプルの意志を継ぐスリ狂系スープカレー

「スリ狂系」ってなに?札幌スープカレーの系譜を知ると味がもっとわかる
カレー魂デストロイヤーは「スリ狂系」と呼ばれるスープカレーのジャンルに属しています。スリ狂系とは、札幌スープカレーの草分け的存在「マジックスパイス」から派生し、「村上カレー店・プルプル」が独自に進化させたスタイルのこと。スパイスの香りを前面に押し出しつつ、和風だしの旨味を重ねることで日本人の舌に馴染む奥深い味わいを実現しています。カレー魂デストロイヤーの店主はプルプルで修業を重ねた経歴を持ち、その味を正統に受け継ぎながら独自のアレンジを加えています。札幌には「スープカレーならどこも同じでしょ」と思っている人も多いですが、スリ狂系は他の系統(エスニック系・薬膳系・欧風系)とはスパイス使いがまったく違います。初めてスリ狂系を食べると「スープカレーってこんな味もあるのか」と驚く人が多いので、スープカレー好きなら一度は試す価値があります。ただし、スパイス感が強めなので、マイルドなスープカレーが好みの人は辛さを控えめに設定するのがおすすめです。
18種のスパイス×ダブルスープが生む唯一無二の味わい
カレー魂デストロイヤーのスープは、18種類のスパイスをブレンドし、鶏ガラスープと和風だし(昆布・鰹節ベース)を合わせたダブルスープ構成です。ここにじっくり1時間以上炒めた玉ねぎのペーストが加わることで、辛さの中にしっかりとした甘みとコクが生まれます。スプーンですくって口に含むと、まずスパイスの華やかな香りが鼻に抜け、次に鶏ガラの旨味がじわっと広がり、最後に和風だしの余韻がふわっと残る三段構成。一般的なスープカレー店ではトマトベースやココナッツミルクベースが多いですが、デストロイヤーはそのどちらでもない独自路線です。スープは1杯ずつ仕上げるため提供までに10〜15分ほどかかることがありますが、この手間が味の深みにつながっています。急いでいるランチタイムには少し余裕を持って訪問してください。
店名「デストロイヤー」の由来と店主のこだわり
「カレー魂デストロイヤー」という強烈な店名は、プロレスラーのリングネームに由来しています。店主がプロレス好きであることと、「カレーへの魂を込めて既存の概念を破壊する」という意味が込められています。店内にはプロレス関連のグッズや写真が飾られていて、初めて入ると少し驚くかもしれません。ただ、雰囲気は気さくでカウンター中心のアットホームな空間です。店主が一人で調理から接客まで行っている時間帯もあるため、注文後は静かに待つのがマナー。常連客はカウンター越しに店主と会話を楽しんでいますが、混雑時は控えめにしたほうがスムーズです。席数は各店舗10〜15席程度なので、グループで行く場合は4人以上だと相席や待ち時間が発生しやすい点に注意してください。
「スリ狂系」の名前は、マジックスパイスの辛さレベル名「虚空(スリ狂)」に由来しています。プルプル→デストロイヤーと続く系譜は、札幌スープカレーマニアの間では”知っていて当然”の基礎知識。お店で「スリ狂系って初めてなんです」と伝えると、店主が丁寧に説明してくれることもあります。
カレー魂デストロイヤーのメニュー全種類|初めてならこの3杯から選ぼう
定番メニュー10種を一覧で紹介|価格帯は1,100〜1,500円
カレー魂デストロイヤーのカレーメニューは約10種類。チキンレッグ、ポーク角煮、ハンバーグ、ベジタブル、納豆挽肉(ナット挽肉)、エビ、きのこ、豚しゃぶなど、具材のバリエーションが豊富です。価格帯は1,100円〜1,500円程度で、札幌のスープカレー店としては平均的か、やや良心的な設定。ライスは別料金ではなくセットに含まれています。メニュー表は壁に貼ってある形式で、初めてだと少し見づらいかもしれません。迷ったらカウンター越しに「おすすめはどれですか」と聞けば、店主が好みに合わせて提案してくれます。ランチタイムはメニューを絞って提供する日もあるので、特定のメニューを狙って行く場合は事前にInstagramで確認するのが確実です。
初心者はまずチキンレッグを|骨付きもも肉がスープに沈む迫力
初めてカレー魂デストロイヤーに行くなら、チキンレッグカレーが間違いありません。大きな骨付きの鶏もも肉がスープの中にどんと沈んでいて、見た目のインパクトも十分。鶏肉はスプーンで崩せるほどやわらかく煮込まれていて、スープの旨味が肉の繊維にしっかり染み込んでいます。じゃがいも・にんじん・ピーマンなどの定番野菜も入っていて、栄養バランスも悪くありません。価格は1,200円前後で、ボリュームを考えるとコストパフォーマンスは高いです。一人ランチでも、デートの食事でも、まずはこの一杯から始めるのが王道。ただし、骨付き肉なので食べるときに少し手が汚れます。お手拭きは用意されていますが、白い服で行くとスープが跳ねる可能性があるので注意してください。
リピーターに人気の「ナット挽肉」は他店にない個性派メニュー
カレー魂デストロイヤーで常連客から支持されているのが「ナット挽肉(納豆挽肉)カレー」です。納豆と挽肉をスープカレーに合わせるという発想は他のスープカレー店ではほとんど見かけません。納豆のねばりがスープに溶け込むことで、通常のサラサラしたスープカレーとは違うとろみとコクが生まれます。納豆の風味はスパイスと合わさると意外なほどマイルドになるので、「納豆が苦手」という人でなければ一度試す価値はあります。挽肉のジューシーさと納豆の旨味が重なり、ライスとの相性も抜群です。価格はチキンレッグとほぼ同じ1,200円前後。ただし、納豆が苦手な人には当然おすすめできません。また、このメニューは日によって提供されないこともあるため、どうしても食べたい場合はSNSでその日のメニューをチェックしてから向かいましょう。
ベジタブルカレーは野菜の素揚げがゴロゴロ|女性やヘルシー志向に
肉が苦手な人やヘルシーな食事を求める人には、ベジタブルカレーがおすすめです。じゃがいも、にんじん、ナス、ピーマン、れんこん、かぼちゃなど、季節の野菜が素揚げされてゴロゴロと入っています。素揚げすることで野菜の甘みが凝縮され、スパイシーなスープとのコントラストが楽しめます。価格は1,100円前後で、メニューの中では最もリーズナブル。カロリーを気にする人はライスを小盛りにすれば、野菜中心でしっかり満足できます。家族連れで訪問した際、辛いものが苦手な人がベジタブルを辛さ控えめで注文するケースも多いです。注意点として、野菜の種類は仕入れ状況によって変わるため、「前回あったナスが今回はない」ということもあります。アレルギーがある場合は注文時に必ず確認してください。
| メニュー | 価格(税込目安) | 特徴 | 初心者おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| チキンレッグ | 約1,200円 | 骨付きもも肉丸ごと、王道 | ★★★ |
| ナット挽肉 | 約1,200円 | 納豆×挽肉の個性派、リピーター人気 | ★★☆ |
| ポーク角煮 | 約1,300円 | とろける角煮、食べ応え◎ | ★★★ |
| ベジタブル | 約1,100円 | 素揚げ野菜たっぷり、ヘルシー | ★★☆ |
| ハンバーグ | 約1,300円 | 手作りハンバーグ、ガッツリ派向け | ★★☆ |
| エビ | 約1,300円 | プリプリ海老、海鮮好きに | ★★☆ |
※さっぽろノート調べ。価格は時期により変動する場合があります。
トッピング・辛さ・ライス量の選び方

トッピングは「チーズ」と「角煮追加」が二大人気|組み合わせのコツ
カレー魂デストロイヤーではトッピングでカスタマイズが可能です。人気が高いのはチーズと角煮の追加。チーズはスープに溶かすとまろやかさが加わり、辛さが苦手な人にもおすすめです。角煮の追加はベジタブルカレーに足すと、野菜と肉の両方を楽しめるので満足度が上がります。トッピング1品あたり100〜300円程度で、2品追加しても合計1,500〜1,800円ほどに収まります。ただし、トッピングを入れすぎるとスープ本来のスパイス感が薄れてしまうことも。初回はトッピングなし、もしくは1品だけにして、まずはスープそのものの味を確認するのが賢い選び方です。2回目以降にチーズや角煮を追加して味の変化を楽しむと、何度行っても飽きません。
辛さは5段階|「普通」でもスパイス感は強め、初心者は「控えめ」からスタート
辛さは5段階から選べます。下から「控えめ」「普通」「中辛」「辛口」「激辛」の順で、追加料金は中辛以上から発生します(50〜100円程度)。ここで知っておきたいのは、デストロイヤーの「普通」は一般的なスープカレー店の「普通」よりスパイス感が強いということ。スリ狂系の特徴として、唐辛子の辛さだけでなくスパイス全体の刺激が強いため、辛いものが得意でない人は「控えめ」から始めたほうが安心です。逆に、辛さに強い人は「辛口」以上にすると、スパイスの香りがさらに立って別次元の味わいになります。お子さん連れの場合、辛さを限界まで下げてもスパイスの香りは残るため、小学校低学年以下のお子さんには厳しいかもしれません。お子さん用の甘口メニューは用意されていないので、家族連れで行く場合はその点を考慮してください。
「普通」を選んだら想像以上にスパイシーで汗が止まらなかった、という声は多いです。辛さ耐性に自信がない人は遠慮なく「控えめ」で注文しましょう。控えめでもスパイスの風味はしっかり感じられるので、物足りなくなることはまずありません。
ライスの量は「小・中・大」から選択|中盛りでも十分なボリューム
ライスは小盛り・中盛り・大盛りから選べます。中盛りが標準サイズで、成人男性でも十分に満足できる量です。女性や少食の人は小盛りで注文すれば、スープを最後まで楽しめます。大盛りは追加料金(50〜100円程度)がかかりますが、がっつり食べたい人にはうれしいオプション。スープカレーの食べ方として、ライスをスプーンですくってスープに浸す「ディップ式」が定番ですが、デストロイヤーのスープは濃厚なので、ライスにスープを少しずつかけて食べるスタイルもおすすめです。ライスは北海道産米を使用しており、単体で食べても甘みがあって美味しいです。出張で訪れるビジネスパーソンには、中盛り+トッピング1品が時間的にもボリューム的にもちょうどいいバランスです。
北14条店|アクセス・営業時間・混雑状況
地下鉄南北線「北12条駅」から徒歩5分|迷わない行き方
北14条店の最寄り駅は地下鉄南北線「北12条駅」で、徒歩約5分の距離です。駅を出たら北方向(北大方面)に向かって歩き、北14条の交差点を目指します。交差点付近のビル1階に看板が出ているので、見落とすことはほぼありません。札幌駅からも徒歩15分ほどなので、天気がよければ散歩がてら歩いてもいい距離です。住所は札幌市北区北14条西3丁目1-31総業第五ビル。周辺は北海道大学のキャンパスが近いため、学生街の雰囲気があります。駐車場は店舗専用のものがないため、車で行く場合は近隣のコインパーキングを利用してください。北14条周辺には60分200円程度のパーキングが複数あります。冬場は路面が凍結するので、できれば地下鉄でのアクセスをおすすめします。
営業時間は昼のみ|平日11:00〜14:30ラストオーダー、土日は夜営業もあり
北14条店の営業時間は、平日が11:00〜14:30(ラストオーダー)で15:00閉店。土日は昼11:00〜14:30に加えて、夜17:00〜18:30(ラストオーダー)の二部制になっています。平日は昼だけの営業なので、仕事の合間に行くなら早めのランチがおすすめです。14:00を過ぎるとラストオーダーが近づき、売り切れのメニューが出ることも。定休日は毎週月曜日ですが、祝日と重なった場合の営業は不定期です。臨時休業や営業時間の変更はInstagram(@currytamasii)で告知されるので、訪問前にチェックする習慣をつけましょう。特にゴールデンウィークやお盆、年末年始は通常と異なるスケジュールになることがあります。
混雑ピークは11:30〜12:30|開店直後か13時以降が狙い目
北14条店の混雑ピークは11:30〜12:30の1時間です。席数が限られているため、この時間帯は30〜45分の待ち時間が発生することも珍しくありません。開店直後の11:00に到着すれば、ほぼ待たずに座れる可能性が高いです。もう一つの穴場は13:00以降で、ランチの波が引いたタイミングで入れば待ち時間なしで入店できます。ただし、13:00以降は人気メニューが売り切れていることもあるので、「確実に好きなメニューを食べたい」なら開店直後がベストです。土日の夜営業は昼ほど混まない傾向がありますが、営業時間が短い(17:00〜18:30LO)ため油断は禁物。待ち時間中は外で並ぶことになるので、冬場はしっかり防寒して行きましょう。
| 店名 | カレー魂 デストロイヤー 北14条店 |
| 所在地 | 札幌市北区北14条西3丁目1-31 総業第五ビル |
| 営業時間 | 平日 11:00〜14:30(LO) 15:00閉店 / 土日 11:00〜14:30 + 17:00〜18:30(LO) |
| 定休日 | 月曜日 |
| 予算目安 | 1,100円〜1,500円 |
| アクセス | 地下鉄南北線 北12条駅から徒歩約5分 |
西18丁目店|もう1つの店舗の特徴と違い
西18丁目店は地下鉄東西線「西18丁目駅」徒歩3分|アクセスのよさが魅力
カレー魂デストロイヤーには北14条店のほかに、中央区にある西18丁目店があります。最寄りは地下鉄東西線「西18丁目駅」で、駅から徒歩わずか3分という好立地。大通エリアからも近いため、観光の合間に立ち寄りやすいのが大きなメリットです。北14条店が北大エリアの学生街にあるのに対し、西18丁目店はオフィスや住宅が混在するエリアにあり、客層もやや大人寄り。円山公園や北海道神宮の観光とセットで訪れる人も多く、観光客にとっては西18丁目店のほうがスケジュールに組み込みやすいでしょう。ただし、西18丁目店も駐車場はないため、車の場合は周辺コインパーキングの利用が必要です。西18丁目周辺のパーキングは北14条よりやや割高で、60分300円程度が相場です。
2店舗でメニューや味に違いはある?結論:基本は同じ、日替わりが異なることも
結論から言うと、ベースのスープやレギュラーメニューは2店舗ともほぼ同じです。店主が両店舗の味を統一しているため、「北14条で食べた味と違う」ということは基本的にありません。ただし、日替わりメニューや限定メニューは店舗ごとに異なる場合があります。たとえば、北14条店だけで提供される限定カレーがあったり、西18丁目店で先行販売される新メニューがあったりと、タイミングによっては違いが生まれます。両店舗を制覇して限定メニューの違いを楽しむのもリピーターならではの楽しみ方です。営業時間も異なるため、「今日はどっちが営業しているか」を確認してから向かうと無駄足を防げます。Instagramでは両店舗の情報が同じアカウントで発信されているので、フォローしておけばどちらの店舗情報もキャッチできます。
西18丁目店は平日ランチの穴場|北14条店より混雑が少ない日が多い
意外と知られていないけれど、西18丁目店は北14条店に比べて平日の混雑がやや緩やかです。北14条店は北大の学生やスープカレーマニアが集中するため行列ができやすいのに対し、西18丁目店はオフィスワーカー中心で回転が速い傾向にあります。平日12:00〜12:30のピークタイムでも、北14条店ほどの長い待ち列にはなりにくいです。ただし、メディアに取り上げられた直後や、SNSでバズったタイミングでは西18丁目店も混雑するので過信は禁物。週末の昼は両店舗とも同じくらい混み合います。出張で札幌に来ているビジネスパーソンには、大通エリアからアクセスしやすく、比較的待ちが少ない西18丁目店の平日ランチがぴったりです。
| 店名 | カレー魂 デストロイヤー 西18丁目店 |
| 所在地 | 札幌市中央区大通西18丁目周辺 |
| 営業時間 | 店舗により異なる(Instagram @currytamasii で確認) |
| 定休日 | 不定休(SNSで要確認) |
| 予算目安 | 1,100円〜1,500円 |
| アクセス | 地下鉄東西線 西18丁目駅から徒歩約3分 |
シーン別に楽しむ|一人・デート・家族・出張
一人ランチに最適|カウンター席で黙々とスープカレーに没頭できる
カレー魂デストロイヤーはカウンター席がメインの店舗構成なので、一人でふらっと入りやすいお店です。周りも一人客が多く、「一人で入ったら浮くかも」という心配は不要。むしろ、一人だからこそカウンター越しにスパイスの香りを感じながら、店主の調理を間近で見られる贅沢があります。ランチの所要時間は待ち時間を除けば30〜40分程度。開店直後の11:00に入店すれば、11:40頃には食べ終わるので、午後の予定にも響きません。一人旅で札幌を訪れた日の最初の食事に、スパイスの刺激で目を覚ますという使い方もおすすめです。食べログやGoogleマップの口コミを見ると、一人客からの評価が高い傾向にあるのもうなずけます。
デートで使うなら西18丁目店の平日がおすすめ|ただし席間は狭め
デートでスープカレーを食べに行くなら、西18丁目店の平日がベター。北14条店は学生街の雰囲気が強く、席間も狭いため、ゆったりとした食事には向きません。西18丁目店のほうが落ち着いた雰囲気で、カップルで訪れている人も見かけます。ただし、どちらの店舗もカウンター中心のため、テーブル席を希望する場合は運次第。並んで座るカウンターデートを楽しめるかどうかが、このお店をデートに使えるかの分かれ目です。会話を楽しみたいディナーデートより、「美味しいものを一緒に食べに行こう」というカジュアルなランチデートに向いています。辛さの好みが異なる場合は、それぞれ違う辛さで注文して味を比べ合うのも盛り上がります。
家族連れは小学校高学年以上なら楽しめる|小さなお子さんには不向き
家族連れで訪問する場合、お子さんの年齢がポイントになります。小学校高学年以上でスパイシーな食べ物に抵抗がなければ、辛さ「控えめ」で十分楽しめます。ベジタブルカレーなら野菜中心で食べやすく、お子さんにも馴染みやすいでしょう。一方、未就学児や小学校低学年のお子さんにはおすすめしにくいです。辛さを最低にしてもスパイスの刺激はゼロにはならず、お子さん向けのメニュー(お子さまカレーなど)は用意されていません。席数も限られているため、ベビーカーでの入店は難しいと考えてください。家族4人以上で行く場合は待ち時間が長くなりやすいので、開店時間に合わせて行くか、混雑の少ない13:00以降を狙うのがおすすめです。
出張ビジネスパーソンの「札幌ランチ1食」にデストロイヤーを選ぶ理由
出張で札幌に来て「1食だけスープカレーを食べたい」という場合、カレー魂デストロイヤーは有力な選択肢です。理由は3つ。まず、価格が1,200円前後と手頃でランチ予算に収まること。次に、所要時間が30〜40分と短く、午後の商談に間に合うこと。そして、観光客向けの派手な店ではなく地元のスープカレーマニアが通う店なので、「本物の札幌スープカレー」を体験できること。西18丁目店なら大通エリアのホテルからタクシーで5分、地下鉄で1駅とアクセスも便利です。経費精算用のレシートも発行してもらえます。注意点として、スーツで食べるとスパイスの香りが残りやすいので、午後に大事なミーティングがある場合はジャケットを脱いでから食べることをおすすめします。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 一人客が入りやすいカウンター中心 価格が1,100〜1,500円と手頃 30〜40分でサクッと食べられる 2店舗あり予定に合わせて選べる | 席数が少なく混雑時は30分以上待つ 子ども向けメニューがない 駐車場がなく車だと不便 営業時間が短い(特に平日昼のみ) |
失敗しないための5つの注意点
注意点①:月曜定休と短い営業時間に気をつけよう
カレー魂デストロイヤーでもっとも多い失敗は「行ったら閉まっていた」というケースです。北14条店は毎週月曜が定休日で、平日は15:00に閉店します。14:30のラストオーダーを過ぎると注文できないため、14:00過ぎに到着したらかなりギリギリ。さらに、臨時休業や営業時間変更がSNSでしか告知されないため、「食べログに書いてあった時間に行ったのに休みだった」ということも起こりえます。対策はシンプルで、訪問当日の朝にInstagram(@currytamasii)をチェックすること。営業する日はストーリーズや投稿で告知されることが多いので、それを見てから向かえば確実です。特に祝日が月曜にあたる週は営業パターンが読みにくいので、必ず確認してください。
注意点②:人気メニューは売り切れが早い|13時以降は選択肢が減る
デストロイヤーのメニューは仕込み量に限りがあるため、人気メニューから順に売り切れていきます。特にチキンレッグとナット挽肉は人気が集中するため、13:00を過ぎると「売り切れです」と言われる可能性があります。「どうしてもナット挽肉が食べたい」という場合は、開店の11:00に合わせて行くのが確実。逆に「何でもいいからデストロイヤーのスープカレーが食べたい」という人は、13:00以降でも残っているメニューで十分満足できるはず。売り切れ情報もInstagramで更新されることがあるので、移動中にチェックできると便利です。限定メニューはさらに数が少ないため、限定を狙う場合は開店前から並ぶ覚悟が必要です。
注意点③:現金のみ対応の場合あり|事前に確認を
スープカレー店は個人経営が多く、キャッシュレス対応が進んでいない店舗もあります。カレー魂デストロイヤーも店舗や時期によって支払い方法が異なる場合があるため、念のため現金を1,500〜2,000円ほど用意して行くと安心です。最近はPayPayなどのQRコード決済に対応する店舗も増えていますが、確実なのは現金です。北海道旅行ではコンビニATMが充実しているので、手持ちがなくてもセイコーマートやコンビニで引き出してから向かえば問題ありません。クレジットカードのみで旅行している人は、事前にSNSで決済方法を確認するか、現金も少し持っておくことをおすすめします。
注意点④:冬場の待ち時間は防寒必須|外で並ぶことになる
札幌の冬(12月〜3月)にデストロイヤーに行く場合、待ち時間の防寒対策は必須です。店内の待ちスペースはほぼないため、順番待ちは屋外になります。気温がマイナス10℃を下回る日に30分以上外で待つと、体が冷え切ってしまいます。冬場に並ぶ場合は、ダウンジャケット・手袋・カイロは最低限の装備。スマホで時間をつぶそうとしても、寒さでバッテリーが急速に減るので予備バッテリーもあると安心です。逆に、冬場の平日13:00以降なら待ち時間が短く、防寒の心配もほぼありません。寒い中で待った後に食べる熱々のスープカレーは格別ですが、体調を崩しては元も子もないので、待ち時間の目安は到着時に他のお客さんの列を見て判断してください。
他の札幌スープカレー店を比較|どんな人に合う?
スープカレー初心者には「Suage+」や「奥芝商店」のほうが入りやすい
正直に言うと、スープカレーをまったく食べたことがない人がいきなりデストロイヤーに行くと、スパイスの強さに驚く可能性があります。「Suage+(すあげプラス)」や「奥芝商店」は観光客向けのわかりやすいメニュー構成で、辛さもマイルドなものから選べるため、スープカレー初体験にはそちらのほうが入りやすいでしょう。ただし、スープカレー初心者でも「スパイス料理が好き」「インドカレーやタイカレーをよく食べる」という人なら、デストロイヤーのスパイス感はむしろ歓迎するはず。自分のスパイス耐性を基準に選ぶのがポイントです。友人と一緒に行く場合は、グループ内のスパイス耐性レベルを事前に確認しておくと、到着後に「辛すぎて食べられない」というトラブルを防げます。
スパイス好き・カレーマニアにはデストロイヤーがドンピシャ|他店にない奥深さ
一方で、カレーマニアやスパイス好きにとって、カレー魂デストロイヤーは札幌で外せない一軒です。18種のスパイスブレンドと和風だしの組み合わせは、トマトベースやココナッツベースの店では味わえない独自の奥深さがあります。「札幌のスープカレー、有名店はだいたい行ったけど新しい発見がない」という人こそ、デストロイヤーの味に驚くはず。プルプル系譜のスリ狂系を知っているかどうかで、札幌スープカレーの理解度が一段変わると言っても過言ではありません。メニューの種類はSuage+や奥芝商店ほど多くありませんが、「一杯のスープの完成度で勝負する」というスタイルに惹かれる人は多いです。迷ったら、1回目はデストロイヤーのチキンレッグ、2回目にSuage+でパリパリチキン、と食べ比べてみると自分の好みがはっきりします。
価格帯は札幌スープカレーの平均ど真ん中|コスパは高い部類
札幌のスープカレー店の価格帯は1,000〜1,800円程度が相場です。デストロイヤーの1,100〜1,500円という設定は、ちょうど平均的なレンジの中に収まっています。ただし、スープの仕込みにかける手間(18種のスパイス、ダブルスープ、長時間炒め玉ねぎ)を考えると、この価格帯はコストパフォーマンスが高い部類に入ります。観光地価格で1,600〜1,800円するお店と比べると200〜400円安く、味の深みでは引けを取りません。トッピングを1品追加しても1,500円前後で収まるのは、ランチ予算としてもありがたい設定です。ただし「安いから」と言って毎日通うと出費がかさむので、週1〜2回のご褒美ランチとして楽しむのがちょうどいいバランスです。札幌在住の人にとっても、日常的に通える価格帯なのは大きなメリットです。
カレー魂デストロイヤーは「スパイスの香りと奥深さで勝負する」タイプのスープカレー店。マイルドで万人受けする味ではなく、スパイス好きに刺さる個性派です。初めてのスープカレーには他店がおすすめですが、2軒目・3軒目として訪れると、札幌スープカレーの幅広さを実感できます。
まとめ|カレー魂デストロイヤーは札幌スープカレーの「次の一杯」にぴったりの一軒
カレー魂デストロイヤーは、村上カレー店・プルプルの系譜を継ぐスリ狂系スープカレーの正統派です。18種のスパイスと鶏ガラ×和風だしのダブルスープが生む唯一無二の味は、札幌の200軒以上あるスープカレー店の中でも際立った個性を持っています。有名観光店とは違う「地元のスパイス好きが通う名店」だからこそ、この記事を参考に事前準備をして訪れれば、満足度の高い一杯に出会えるはずです。
最後に、この記事のポイントを振り返っておきましょう。
- カレー魂デストロイヤーは「スリ狂系」スープカレーの正統派。18種スパイス×ダブルスープの深い味わいが特徴
- 初心者はチキンレッグカレーから。リピーターにはナット挽肉(納豆挽肉)がおすすめ
- 辛さの「普通」は一般店より強め。初めてなら「控えめ」からスタートが安心
- 北14条店と西18丁目店の2店舗あり。観光なら西18丁目店がアクセス◎
- 混雑ピークは11:30〜12:30。開店直後の11:00か13:00以降が待ち時間の少ない狙い目
- 月曜定休・営業時間が短いので、訪問前にInstagram(@currytamasii)を必ずチェック
- 現金を1,500〜2,000円用意しておくと安心
まずはInstagramで今日の営業状況を確認して、次の札幌ランチの候補に入れてみてください。スープカレーの世界がもう一段深くなりますよ。
※メニュー内容・価格・営業時間は変更になる場合があります。最新情報は公式SNSでご確認ください。

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