札幌市街から車で約1時間、気軽に行ける温泉地として人気の定山渓。ところが「着いてから駐車場が見つからない」「無料だと思っていたのに有料だった」とつまずく人が急増しています。理由はシンプルで、長年みんなが停めていた温泉街の無料公共駐車場が、2025年9月10日から有料のタイムズ定山渓観光駐車場に生まれ変わったからです。
先に結論をお伝えします。温泉街のど真ん中に停めたいなら、24時間500円のタイムズ定山渓観光駐車場(54台)が事実上の唯一の選択肢です。一方で、温泉街から少し離れた豊平峡ダムや定山渓ダム下流園地、豊平峡温泉などには今も無料駐車場が残っています。つまり「どこに停めるか」ではなく「何をしに行くか」で正解が変わる、というのが2026年の定山渓の駐車場事情です。
この記事では、定山渓エリアの駐車場7か所を料金・台数・営業時間つきで整理し、紅葉シーズンや冬の混雑をどう避けるか、シーン別にどこへ直行すべきかまでまとめました。行き当たりばったりで到着して30分ロスする前に、停める場所だけ先に決めておきましょう。
・温泉街の無料駐車場がなくなった経緯と、今の停め場所の正解
・タイムズ定山渓観光駐車場の料金・台数・キャッシュレス専用という落とし穴
・今も無料で停められる定山渓エリアの6か所(台数・営業期間つき)
・紅葉シーズンと冬の混雑を避ける時間帯とルート
定山渓の駐車場は「温泉街に停める」か「目的地に直付け」かで正解が変わる

2025年9月、温泉街の無料公共駐車場は有料駐車場に切り替わった
定山渓温泉の中心部にあった無料の公共駐車場(旧・定山渓スポーツ公園公共駐車場)は、2025年9月10日にタイムズ定山渓観光駐車場としてオープンし、有料になりました。場所は札幌市南区定山渓温泉東4丁目、ホテルミリオーネの横で、定山渓まちづくりセンターの裏手にあたります。以前と同じ場所なので、カーナビの目的地としては変わりません。変わったのは料金だけです。
背景にあるのは、札幌市とタイムズ24による日帰り客向け駐車場の整備・運用の実証実験です。無料時代は管理が行き届かず、長時間の放置や混雑が課題になっていました。有料化によって回転率が上がり、日帰りで散策したい人が停めやすくなったという側面もあります。料金は駐車後24時間ごとに最大500円で、収容台数は54台。24時間入出庫できるので、朝の散策でも夜の食事でも使えます。
日帰りで温泉街を歩きたい人、二見吊橋やかっぱ淵、足湯めぐりをしたい人にとっては、ここが起点になります。逆に「無料で停められる場所を探して温泉街をぐるぐる回る」のは、2026年現在ではほぼ徒労に終わります。近隣の宿の駐車場は宿泊者・利用者専用で、無断駐車はトラブルのもとです。500円を先に払って、あとは歩く。これがいちばん時間を無駄にしない選び方です。
古い観光ブログや口コミサイトには「定山渓スポーツ公園 無料駐車場 50台」という情報が今も残っています。同じ場所が2025年9月10日から有料に切り替わっているため、無料前提で計画を立てると現地で戸惑います。出かける前に定山渓観光協会の公式お知らせで最新の運用を確認しておくと安心です。
温泉街の外には今も無料駐車場が残っている
「定山渓=有料になった」と落胆する必要はありません。有料化されたのは温泉街中心部の観光駐車場だけで、そこから車で5〜15分離れたエリアには無料駐車場がしっかり残っています。豊平峡ダムの冷水駐車場は250台で無料、やわらぎの里 豊平峡温泉は約200台で無料、奥定山渓カムイの森は乗用車200台が無料です。定山渓ダム下流園地の第一・第二駐車場も無料で停められます。
台数を並べると、温泉街の54台に対して郊外側は数百台規模。混雑リスクという意味でも、郊外の施設に直付けするほうが確実です。ただし共通するのは「その施設を利用する人のための駐車場」だということ。豊平峡温泉に停めて温泉街まで歩く、といった使い方は距離的にも現実的ではありませんし、施設側の想定外です。目的地の駐車場に停めて、その目的地を楽しむ。これが基本になります。
ドライブがてら滝や湖を見たい人、日帰り入浴だけしたい人、子どもを遊ばせたい人は、そもそも温泉街に入る必要がないケースも多いです。定山渓は温泉街だけの町ではなく、豊平川沿いに観光施設が点在するエリアだと考えると、駐車場選びは一気にラクになります。注意点としては、ダム関連の施設は冬期休業があるため、11月〜4月は選択肢が絞られます。
宿泊するなら宿の駐車場が最優先|日帰り客とは条件が違う
定山渓温泉の主要ホテル・旅館は、宿泊者向けの駐車場を備えているのが一般的です。宿泊するなら、まず予約している宿の駐車場条件を確認してください。無料の宿もあれば、1泊あたり数百円の駐車料金が別途かかる宿もあります。チェックイン前・チェックアウト後も停めさせてもらえるかは宿によって対応が分かれるため、荷物を置いて散策したい場合は事前に電話で聞いておくのが確実です。
ここで見落とされがちなのが、日帰り入浴で宿の風呂を使う場合です。日帰り入浴の利用者に駐車場を開放している宿もありますが、繁忙期は宿泊者優先になることがあります。日帰り入浴の受付時間は宿ごとに異なり、14時〜19時前後といった限られた枠のところが多いので、駐車場と入浴時間はセットで確認しておきましょう。
使い分けの目安はこうです。宿泊なら宿の駐車場、日帰りで温泉街を歩くならタイムズ定山渓観光駐車場、日帰り入浴だけなら施設の無料駐車場。この3パターンを頭に入れておけば、現地で迷う場面はほぼなくなります。デメリットを挙げるとすれば、宿の駐車場は台数に限りがあり、大型連休はチェックイン時間が集中して入庫待ちが発生することです。15時ちょうどを外して16時以降に着くと、スムーズに停められることが多くなります。

「定山渓に足湯カフェがあるって聞いたけど、どこがいいの?」——札幌から車で1時間ほどの定山渓温泉は、日帰りでも気軽に温泉気分を味わえる街として人気です。なかでも…
「とりあえず温泉街へ」で失敗する人が多い理由
定山渓でいちばん多いつまずきが、目的を決めずに温泉街へ入ってしまうパターンです。国道230号沿いの温泉街は道幅が広くなく、路肩に停める余地はほとんどありません。土日の昼どきは対向車と観光バスで流れが悪くなり、Uターンできる場所を探すだけで時間が溶けます。到着してから「どこに停めよう」と考え始めると、確実に出遅れます。
もうひとつの原因は、Googleマップで「定山渓 駐車場」と検索したときに、宿泊施設専用の駐車場や、すでに運用が変わった駐車場が混ざって表示されることです。地図上に駐車場アイコンが並んでいるので「たくさんあるんだな」と思ってしまいますが、日帰り客が自由に使えるのは実質的に温泉街ではタイムズ定山渓観光駐車場だけ、というのが現実です。
対策はシンプルで、家を出る前に停める場所を1か所決めてカーナビに入れておくこと。温泉街散策ならタイムズ定山渓観光駐車場、紅葉なら豊平峡ダムの冷水駐車場、入浴なら豊平峡温泉、といった具合に目的から逆算します。第2候補まで決めておけば、満車だったときも慌てません。所要時間の目安は、札幌市中心部から国道230号経由で約1時間、朝の時間帯なら50分ほどです。
温泉街のど真ん中に停める方法は、いま事実上ひとつしかない
500円で24時間停められる|54台・キャッシュレス専用という中身
タイムズ定山渓観光駐車場は、駐車後24時間ごとに最大500円という料金設定です。1時間停めても8時間停めても500円なので、日帰りでゆっくり散策する人にとっては使いやすい料金体系といえます。24時間ごとに繰り返し適用されるため、事情があって長く停める場合も料金が読めます。収容台数は54台、24時間入出庫可能です。
見落としやすいのが車両制限です。全長5m、全幅1.9m、全高2.1m、重量2.5tまでという条件があるため、大型ミニバンやキャンピングカー、ルーフキャリアを載せた車は入庫できないことがあります。レンタカーで来る場合も、ワンボックスの大型クラスを選んでいるなら事前に寸法を確認しておきましょう。
そしてもうひとつ重要なのが、この駐車場がキャッシュレス専用だということです。精算時に現金は使えず、クレジットカード・電子マネー・QRコード決済・スマホ精算などでの支払いになります。敷地内にはタイムズのカーシェア車両も1台配置されています。デメリットとしては、温泉街の中心にある以上、紅葉シーズンの土日は昼前に満車になりやすいこと。時間に余裕がない日は、開場が早い朝のうちに入れてしまうのが安全です。
| 住所 | 北海道札幌市南区定山渓温泉東4丁目(ホテルミリオーネ横/定山渓まちづくりセンター裏) |
| 営業時間 | 24時間入出庫可 |
| 料金 | 500円(駐車後24時間ごと・繰り返し適用) |
| 収容台数 | 54台(2025年9月10日オープン) |
| 車両制限 | 全長5m・全幅1.9m・全高2.1m・重量2.5t |
| 支払い方法 | キャッシュレス専用(現金不可)/定山渓観光協会 公式お知らせ |
ここから歩ける定山渓の見どころと徒歩の目安
この駐車場が便利なのは、定山渓温泉の主要スポットが半径500m前後に集まっているからです。二見公園までは徒歩約4分。そこから二見吊橋、かっぱ淵へと川沿いの遊歩道が続きます。定山渓神社は札幌市南区定山渓温泉東3丁目にあり、駐車場からは徒歩5分ほど。無料で立ち寄れる「足のふれあい太郎の湯」も徒歩5分圏内です。
散策のモデルコースとしては、駐車場を出て定山渓源泉公園で足湯と手湯を楽しみ、川沿いに下って二見吊橋で渓谷を眺め、戻りに温泉まんじゅうを買って帰る、という2時間コースが定番です。歩く距離は2km前後、坂や階段があるのでスニーカーが無難です。500円で24時間なので、途中で日帰り入浴を挟んでも料金は変わりません。
一人旅なら朝イチに停めて渓谷の写真を撮り、カフェで休んで昼過ぎに帰るプランが快適です。カップルや友人同士なら、夕方に停めて足湯と食事を組み合わせると滞在の密度が上がります。注意点は、遊歩道が冬季に一部通行止めになること。11月下旬〜4月上旬は歩けるルートが限られるため、雪のある時期は無理に川沿いへ下りず、国道沿いの歩道を使うほうが安全です。
現金しか持たずに向かうと精算でつまずく
この駐車場でいちばん起きやすい失敗が、財布に現金しか入れずに来てしまうケースです。タイムズ定山渓観光駐車場はキャッシュレス専用で、精算機に現金を投入できません。「小銭を用意してきたのに使えない」と出庫のところで足止めになる、というのが典型的なパターンです。定山渓は温泉街なので、周辺にコンビニやATMが密集しているわけでもありません。
原因は、日本の観光地の駐車場は現金精算が当たり前という思い込みです。対策は3つ。ひとつめは、クレジットカードか交通系ICカードを必ず持っていくこと。ふたつめは、スマホのQRコード決済(PayPayなど)をあらかじめ使える状態にしておくこと。みっつめは、タイムズクラブの会員なら事前にアプリを入れてスマホ精算を設定しておくことです。
とくに家族連れやグループで来る場合は、支払える人が1人だけだと出庫の順番待ちで気を使います。同行者にも決済手段があるか、出発前に一言確認しておくとスムーズです。逆に言えば、キャッシュレス対応さえ済ませておけばゲート前で並ぶ時間はほとんどなく、雪の日に窓を開けて小銭を出す手間もありません。デメリットというより「準備が要るだけ」の駐車場です。
満車だったときに向かうべき次の一手
54台という規模は、紅葉のピークや連休には決して余裕のある数字ではありません。満車だった場合、温泉街の中で代わりを探すのは現実的ではないので、発想を切り替えて郊外の無料駐車場へ移動するのが正解です。豊平峡温泉なら車で約7分、約200台の無料駐車場があります。奥定山渓カムイの森は車で約10分、乗用車200台が無料です。
紅葉シーズンなら、そもそも最初から豊平峡ダムの冷水駐車場(250台・無料)を目指すという手もあります。温泉街の散策は諦めることになりますが、渓谷美という意味では豊平峡のほうが見応えがあります。「温泉街の散策」と「渓谷の紅葉」は別物と割り切って、混んでいる日は空いているほうへ振り替える。これが定山渓を無駄なく回るコツです。
もうひとつの選択肢が、車を札幌市街に置いてバスで来ることです。じょうてつバスの快速便やかっぱライナー号を使えば、札幌駅前から定山渓まで乗り換えなしで到着します。運転しないぶん温泉でゆっくりでき、雪道の心配もありません。冬に定山渓へ行くなら、駐車場を探すよりバスのほうが結果的にラク、という判断は十分に成り立ちます。
買い物や食事のついでに停める「目的地駐車場」の使い方

定山渓物産館の駐車場は4台だけ|買い物専用と割り切る
定山渓温泉西4丁目343にある定山渓物産館は、大正15年から続く老舗の土産店です。ここにも駐車場はありますが、収容は4台のみ。散策の拠点にはできない規模なので、あくまで「まんじゅうを買う数分だけ停める場所」と考えてください。営業時間は8:00〜20:00、電話は011-598-2178です。
名物は自家製の定山渓湯の里温泉まんじゅうで、黒糖とよもぎの2種類。温泉卵用の生卵も売っているので、源泉公園の温泉卵づくりとセットで立ち寄る人が多い店です。マスコット「かっぽん」のグッズや北海道産のワイン、木彫り熊なども並んでいて、定山渓らしい土産をまとめて買うには便利な一軒といえます。
使い方の正解は、タイムズ定山渓観光駐車場に停めて歩いて立ち寄るか、帰り際に空いていれば4台の枠に短時間だけ停めるか。土日の午後は4台がすぐ埋まるので、あてにしない前提で計画しましょう。なお営業時間は情報源によって21時までと記載されている場合があるため、閉店間際に向かうなら電話で確認してから動くのが確実です。
| 住所 | 〒061-2303 北海道札幌市南区定山渓温泉西4丁目343 |
| 電話番号 | 011-598-2178 |
| 営業時間 | 8:00〜20:00 |
| 定休日 | 年中無休(不定休あり) |
| 駐車場 | あり(4台・無料) |
| 名物 | 定山渓湯の里温泉まんじゅう(黒糖・よもぎ)/温泉卵用の生卵 |

札幌の奥座敷・定山渓温泉を歩いていると、あちこちのお店から湯気が立ちのぼり、甘い香りがふわりと漂ってきます。その正体が「温泉まんじゅう」です。温泉旅館に泊まった…
日帰り入浴と駐車場をセットで考える
定山渓に車で来る人の目的として多いのが日帰り入浴です。この場合、入浴する施設の無料駐車場に直接停めるのがいちばん効率的で、駐車料金もかかりません。代表格がやわらぎの里 豊平峡温泉で、札幌市南区定山渓608-2、約200台の無料駐車場を備えています。入浴料は大人1,300円、小人600円です。
営業時間は10:00〜22:30(最終受付21:45)で年中無休。館内には本格的なインド料理を出すレストランがあり、11:00〜21:00の営業です。和食は11:00〜14:00と17:00〜20:00の二部制。入浴のあとに食事まで済ませられるので、駐車場から一歩も動かずに半日過ごせます。
一人旅や出張の合間に立ち寄るなら、平日の午前中が空いていて快適です。家族連れなら夕方前に入って食事まで済ませる流れが組みやすいでしょう。注意点は、露天風呂が広く冬は湯冷めしやすいこと、そして人気施設なので土日の夕方は駐車場の入口付近が混みやすいことです。奥のスペースまで進めばだいたい停められます。
温泉街を歩くなら「停めっぱなし」が結局いちばん安い
定山渓の温泉街は、端から端まで歩いても20分ほどのコンパクトなエリアです。にもかかわらず、スポットごとに車を動かして駐車場を探し直す人が少なくありません。二見公園に停めて、次は神社の近くに移動して、最後に物産館へ——という動き方をすると、そのたびに空きを探すことになり、時間も燃料も無駄になります。
タイムズ定山渓観光駐車場は24時間500円なので、朝に入れて夕方に出しても料金は同じです。1回停めたらあとは徒歩、という前提で動くほうが、結果的に安く済みますし気持ちにも余裕が生まれます。札幌市街の駐車場が30分単位で課金されていくのに慣れていると、この「24時間500円」の感覚はつかみにくいかもしれません。
荷物が多い人や小さな子ども連れの場合は、駐車場を拠点にして2回に分けて回るのもありです。午前中に川沿いの遊歩道、いったん車に戻って休憩、午後に神社と土産物店、という流れなら体力的にも無理がありません。デメリットは、雨や真冬の日に「歩く前提」がつらくなること。天候が悪い日は、そもそも室内で完結する日帰り温泉施設に切り替えるほうが快適です。

用がないのに停めるのはトラブルのもと
無料駐車場が残っている施設は、いずれも「その施設を利用する人のための駐車場」です。豊平峡温泉の駐車場に停めて温泉街へ向かう、カムイの森に停めて別の場所へ行く、といった使い方は施設側の想定外で、繁忙期には本来の利用者が停められなくなります。定山渓のように駐車枠が限られたエリアでは、こうした行為が回り回って有料化や利用制限につながります。
宿泊施設の駐車場も同様です。ホテルの敷地は宿泊者・入浴利用者のためのもので、無断で停めると移動を求められることがあります。冬場は除雪の都合で夜間に車を動かす必要が出る場合もあり、連絡が取れない車があると施設側の負担になります。
逆に言えば、施設を利用する人にとって定山渓の駐車環境は決して悪くありません。入浴するなら無料、買い物するなら無料、散策するなら500円。「使う人が停める」というルールさえ守れば、必要なぶんの枠はきちんと用意されています。マナーの話に聞こえるかもしれませんが、次に来たときに自分が困らないための実利的な話でもあります。
今も無料で停められるのはこの5か所|台数と営業期間つきで整理
豊平峡ダム 冷水駐車場|250台無料、その先は電気バスか徒歩30分
紅葉の名所として知られる豊平峡ダムは、ダムのすぐそばまで車で入ることができません。手前の冷水駐車場(250台・無料)に停めて、そこから豊平峡電気バスに乗り換えるか、片道約30分歩くことになります。住所は札幌市南区定山渓840番地先、問い合わせは011-598-3452です。
電気バスの料金は時期で変わります。通常期(5月2日〜9月30日)は大人往復1,000円・片道600円、小学生往復500円・片道300円。繁忙期(10月1日〜11月3日)は大人往復1,200円、小学生往復600円に上がります。運行時間は8:45〜16:00で、上り最終便が15:30、下り最終便が16:00。2025年の運行期間は5月3日〜11月3日で、5月は土日祝のみの運行でした。
駐車場そのものは無料ですが、ダムまでの移動に料金がかかる点は押さえておきましょう。家族4人(大人2・小学生2)なら繁忙期で往復3,600円になります。歩けば無料ですが、片道30分の上り坂は小さな子ども連れにはきついので、往路をバス・復路を徒歩にする人も多いです。11月上旬〜4月下旬は冬期休業で、駐車場ごと閉鎖されます。
| 住所 | 〒061-2301 北海道札幌市南区定山渓840番地先 |
| 電話番号 | 011-598-3452 |
| 駐車場 | 冷水駐車場 250台・無料 |
| 電気バス料金 | 通常期(5/2〜9/30)大人往復1,000円・片道600円/繁忙期(10/1〜11/3)大人往復1,200円 |
| 運行時間 | 8:45〜16:00(上り最終15:30/下り最終16:00) |
| 公式サイト | 豊平峡ダム 営業案内・料金 |
定山渓ダム下流園地|無料駐車場が2つ、開園は4月26日から
さっぽろ湖をつくる定山渓ダムの足元に広がるのが定山渓ダム下流園地です。住所は札幌市南区定山渓8区。第一駐車場(トイレ併設)と第二駐車場があり、どちらも無料で停められます。入園も無料なので、ドライブ途中の休憩スポットとして使い勝手が良い場所です。
開園期間は4月26日〜11月3日、園地の開園時間は9:00〜17:00。併設の定山渓ダム資料館は9:30〜16:00で、月曜休館(月曜が祝日の場合は翌平日)です。ダム堤体内の管理用通路の一部が「クロスギャラリー」として開放されており、開園期間中の10:00〜16:00に見学できます。ダムの内部を歩けるのは、子どもだけでなく大人にも刺さる体験です。
芝生と広い空間があるので、家族連れがお弁当を広げるのに向いています。トイレのある第一駐車場に停めると小さな子ども連れでも安心です。注意点は、冬期は閉園して駐車場も使えないこと、そして山あいで日が陰るのが早いこと。夕方16時を過ぎると急に冷え込むので、上着を1枚持っておくと快適に過ごせます。問い合わせ先は札幌市建設局みどりの推進部みどりの管理課(011-211-2536)です。
| 住所 | 〒061-2301 北海道札幌市南区定山渓8区 |
| 開園期間 | 4月26日〜11月3日 |
| 開園時間 | 園地9:00〜17:00/資料館9:30〜16:00 |
| 休館日 | 資料館は月曜(祝日の場合は翌平日) |
| 駐車場 | 第一駐車場(トイレ併設)・第二駐車場ともに無料 |
| 公式情報 | 札幌市 定山渓ダム下流園地(011-211-2536) |
やわらぎの里 豊平峡温泉|約200台の無料駐車場で夜まで使える
温泉と食事を一度に済ませたいなら、やわらぎの里 豊平峡温泉が便利です。札幌市南区定山渓608-2にあり、約200台の無料駐車場を備えています。入浴料は大人1,300円、小人600円。営業時間は10:00〜22:30(最終受付21:45)で年中無休なので、夕方から夜にかけての利用でも駐車場の心配がありません。
この施設が支持される理由のひとつが、館内のインド料理レストランです。11:00〜21:00の営業で、本格的なカレーとナンが食べられます。和食は11:00〜14:00と17:00〜20:00の二部制。露天風呂は自然に囲まれた開放的なつくりで、源泉かけ流しの湯を長く楽しめます。電話番号は011-598-2410です。
出張で札幌に来た人が、夕方に車を走らせて入浴と夕食を済ませて帰る、という使い方にもはまります。カップルや友人同士なら、日中に温泉街を散策してから夕方にここへ移動する流れが組みやすいでしょう。注意点は、土日の夕方に駐車場の入口付近が埋まりやすいこと。奥まで進めば空きがあることが多いので、手前で諦めずに進んでみてください。
| 住所 | 北海道札幌市南区定山渓608-2 |
| 電話番号 | 011-598-2410 |
| 営業時間 | 10:00〜22:30(最終受付21:45) |
| 定休日 | 年中無休 |
| 入浴料 | 大人1,300円/小人600円 |
| 駐車場 | 約200台・無料 |
| 公式サイト | やわらぎの里 豊平峡温泉 |
札幌市定山渓自然の村|日帰り9:00〜17:00、駐車場は無料
豊平峡ダム下流の国有林野の中にあるのが、札幌市定山渓自然の村です。管理センター前が駐車場になっており、無料で利用できます。日帰り利用は9:00〜17:00、宿泊は13:00〜翌12:00(チェックアウトは11:30まで)。電話は011-598-3100です。定期休業日は設けられておらず、臨時休業は公式サイトで告知されます。
日帰りの利用料金は、コテージ1,600円、テントハウス1,300円、テントサイト(普通)170円、テントサイト(特別)340円。テントサイトの170円という価格は、札幌市内でここまで安く自然の中に滞在できる場所がほとんどないことを考えると、かなり良心的な設定です。市の施設なので、料金も運用も明快です。
家族連れで自然遊びをしたい人、キャンプ道具を試したい人に向いています。宿泊利用の場合、チェックイン開始の13:00までは管理センター前の駐車場で待つ形になるので、早く着きすぎても車で待機できます。注意点は、山の中なので夏でも夜は冷え込むことと、施設内の移動が徒歩中心になること。荷物が多いなら、キャリーカートがあると移動がぐっとラクになります。
| 住所 | 〒061-2301 北海道札幌市南区定山渓(豊平峡ダム下流国有林野) |
| 電話番号 | 011-598-3100 |
| 利用時間 | 日帰り9:00〜17:00/宿泊13:00〜翌12:00 |
| 日帰り料金 | コテージ1,600円/テントハウス1,300円/テントサイト170円・340円 |
| 駐車場 | 管理センター前・無料 |
| 公式サイト | 札幌市定山渓自然の村 ご利用方法 |
奥定山渓カムイの森|乗用車200台が無料、名前が変わった点に注意
かつて「定山渓ファーム」として親しまれていた施設は、奥定山渓カムイの森という名称に変わりました。住所は札幌市南区定山渓832、電話は011-598-4050です。駐車場は乗用車200台・大型バス20台が無料。支笏洞爺国立公園の中にある約21ヘクタールの森を歩ける施設で、駐車場の規模だけ見ても定山渓エリアではトップクラスです。
営業期間は5月〜10月で、営業時間は5〜8月が10:00〜17:00、9〜10月が10:00〜16:00。定休日は毎週火曜・水曜(祝日の場合は営業)です。入園には「森パス」が必要で、中学生以上は4〜5月2,000円、6月2,200円、7〜8月2,500円、9〜10月2,800円と季節で変動します。小学生は1,000円〜1,400円、4〜5歳は800円〜1,000円です。
フルーツ狩り目当てで「定山渓ファーム」を検索して来ると、内容も料金体系も変わっているため戸惑うかもしれません。家族連れで半日しっかり遊ぶ想定なら十分に価値がありますが、「無料駐車場だけ借りたい」という使い方は当然できません。注意点は火曜・水曜の休園と、10月末で営業期間が終わること。行く前に営業日を確認してから出発してください。
| 住所 | 〒061-2301 北海道札幌市南区定山渓832 |
| 電話番号 | 011-598-4050 |
| 営業時間 | 5〜8月10:00〜17:00/9〜10月10:00〜16:00(営業期間5月〜10月) |
| 定休日 | 毎週火曜・水曜(祝日の場合は営業) |
| 駐車場 | 乗用車200台・大型バス20台/無料 |
| 入園料(森パス) | 中学生以上2,000円〜2,800円(季節変動)/公式サイト |
一年でいちばん停めにくいのは紅葉シーズンの土日|混雑ピークと回避策
見頃は10月上旬〜中旬、混雑ピークは11時〜15時
定山渓の紅葉は9月下旬から色づき始め、見頃は10月上旬〜中旬。この時期の土日は、札幌近郊で最も車が集中するエリアのひとつになります。混雑のピークは11:00〜15:00で、二見吊橋や錦橋、豊平峡ダムといった人気スポットは人であふれます。駐車場の空き待ちが発生するのもこの時間帯です。
タイムズ定山渓観光駐車場は54台なので、紅葉ピークの土日は昼前に満車になることが珍しくありません。豊平峡ダムの冷水駐車場は250台と規模が大きいものの、電気バスの乗車待ちが発生します。つまり「駐車場に停められる」と「目的地にたどり着ける」は別問題で、紅葉時期は両方の待ち時間を見込む必要があります。
狙い目は早朝5:00〜9:00と、夕方16:00以降です。朝は光が斜めから入るので渓谷の色が深く見え、人も少なく写真も撮りやすい。夕方は帰りの車が動き出す時間なので、駐車場の回転が良くなります。デメリットは、朝は施設がまだ開いていないこと、夕方は日没が早く16時半には暗くなり始めることです。散策メインなら朝、入浴メインなら夕方と割り切りましょう。
意外と知られていないのですが、定山渓は「駐車場を探す町」ではなく「目的地に直付けする町」です。札幌市街の感覚で”まず駐車場、それから行き先”と考えると、選択肢の少なさに戸惑います。逆に行き先を1つ決めてしまえば、そこには必ず駐車場がある。豊平峡ダムに行くなら冷水駐車場、入浴なら豊平峡温泉、散策ならタイムズ。この順番で考えるだけで、定山渓のドライブは驚くほどスムーズになります。
紅葉時期は電気バスの料金も上がる
豊平峡ダムの電気バスは、10月1日〜11月3日が繁忙期料金になります。大人往復1,000円が1,200円、小学生往復500円が600円へ。紅葉のいちばんきれいな時期がそのまま繁忙期にあたるため、事前に予算を見ておかないと現地で驚くことになります。片道600円という設定は据え置きなので、往路のみバスを使い復路は歩いて下る、という組み方も可能です。
冷水駐車場からダムまでは片道約30分。下り方向なら傾斜が味方するので、体力に不安がなければ復路徒歩は現実的な選択です。渓谷沿いを歩くこと自体が紅葉狩りになるので、時間に余裕があるならむしろおすすめできます。ただし舗装路とはいえアップダウンがあるので、サンダルやヒールは避けてください。
家族連れの場合、大人2人と小学生2人なら繁忙期の往復で3,600円。ここに定山渓までのガソリン代が加わります。予算を抑えたいなら、無料の定山渓ダム下流園地で紅葉を楽しむという選択肢もあります。豊平峡ほどの断崖の迫力はありませんが、さっぽろ湖とダム施設を無料で見られるので、コストパフォーマンスという意味では優秀です。
昼に着いて満車、周辺をぐるぐる30分という失敗
紅葉時期に最も多いのが、日曜の11時半ごろに温泉街へ着いて駐車場が満車、周辺を回っているうちに30分が過ぎる、というパターンです。原因は出発時刻の設定にあります。札幌市街を10時に出ると、到着はちょうど混雑のピークに重なります。9時到着を目指すなら8時前には出る必要があり、この1〜2時間の差が駐車場の空き状況を大きく変えます。
対策は3つあります。ひとつめは、出発を朝7時台に前倒しすること。ふたつめは、逆に14時以降に出発して夕方の回転を狙うこと。みっつめは、最初から郊外の大型無料駐車場を目的地にして、温泉街には立ち寄らない計画にすることです。豊平峡ダムなら250台、豊平峡温泉なら約200台と収容力に差があります。
もうひとつ効くのが、平日に行くという単純な手です。定山渓の紅葉は10月上旬〜中旬の2週間ほどですが、平日ならこの期間中でも駐車場の空き待ちはほとんど発生しません。休みが取れるなら、10月の平日午前という組み合わせが最も快適です。逆に、体育の日を含む3連休は道路も駐車場も最も混む時期なので、時間に追われたくない人は外すのが賢明です。
渋滞は駐車場より手前の「国道230号」で起きる
定山渓へのアクセスは国道230号の一本道です。紅葉の土日は、駐車場に着く前の道路そのものが渋滞します。札幌市街から通常50分〜1時間の道のりが、ピーク時には1時間半近くかかることもあります。駐車場の空きだけを気にしていると、この道中のロスを見落とします。
回避策としては、朝の早い時間に抜けてしまうのが最も確実です。また、帰りは15時台に集中するので、16時半以降まで温泉や食事で時間を潰してから戻ると流れが良くなります。夕方の定山渓は人が減って静かになるので、渋滞を避けながら落ち着いた雰囲気も味わえる、一石二鳥の時間帯です。
途中に立ち寄れる場所を組み込んでおくのも有効です。定山渓ダム下流園地や豊平峡温泉は温泉街の手前・奥にあるため、渋滞のピークをずらすクッションとして使えます。注意点は、国道230号沿いには途中で休憩できる施設が多くないこと。トイレ休憩は札幌市街を出る前か、定山渓に着いてからと考えておくと安心です。
冬とイベント時の定山渓は駐車事情がガラッと変わる
雪が積もると実質の駐車枠が減る
冬の定山渓で見落とされがちなのが、除雪した雪を敷地内に積み上げるため、実際に停められる台数が公称より減るという点です。54台の駐車場でも、真冬は雪山のぶんだけ枠が使えなくなります。ライン自体が雪に埋もれて見えなくなるので、停め方が乱れてさらに効率が落ちる、ということも起こります。
対策としては、車間を詰めすぎず、隣の車のドアが開くスペースを確保して停めること。狭いところに無理に入れると、あとから来た車が入れなくなります。また、除雪の都合で駐車場の一部が一時的に使えなくなることもあるため、冬は時間に余裕を持って動くのが基本です。
路面はほぼ全面が圧雪かアイスバーンです。スタッドレスタイヤは必須で、四輪駆動でも下り坂では慎重な運転が求められます。とくに温泉街周辺は坂と橋が多く、橋の上は凍りやすい構造です。運転に不安があるなら、冬はバスを選ぶのがいちばん安全な判断になります。
冬期閉鎖される駐車場がある
定山渓の無料駐車場のうち、季節営業のものは冬に使えません。定山渓ダム下流園地は4月26日〜11月3日の開園なので、11月4日以降は駐車場ごと閉鎖されます。豊平峡ダムも11月上旬〜4月下旬は冬期休業で、冷水駐車場に停めることはできません。奥定山渓カムイの森も営業期間が5月〜10月です。
つまり冬に定山渓へ行く場合、選択肢はタイムズ定山渓観光駐車場、やわらぎの里 豊平峡温泉、札幌市定山渓自然の村、そして各宿泊施設の駐車場に絞られます。夏場と同じ感覚で「無料駐車場がいっぱいあるはず」と考えていると、現地で行き場を失います。
逆に言えば、冬は観光客の総数も減るため、営業している駐車場に限れば混雑はゆるやかです。豊平峡温泉は年中無休で10:00〜22:30まで営業しているので、雪見風呂を目当てに向かうなら駐車場の心配はほとんどありません。冬の定山渓は「行ける場所が減るぶん、行った先は空いている」と考えると計画が立てやすくなります。
雪灯路やルミナリエの日は駐車場が別枠になることがある
定山渓では冬に「雪灯路」、初夏から秋にかけて「ネイチャールミナリエ」といったイベントが行われます。こうしたイベント期間中は、通常の駐車場とは別に臨時駐車場が用意されたり、会場周辺の動線が変わったりすることがあります。イベント目的で行くなら、通常の駐車場情報だけを見て出発しないほうが安全です。
確認先は定山渓観光協会の公式サイトです。イベントごとに駐車場の案内が出るので、開催日の直前にチェックしておけば当日迷いません。問い合わせ電話は011-598-2012。人手が集中するイベント日は、平常時の感覚が通用しないと考えておきましょう。
また、夜のイベントは終了時刻に車が一斉に出るため、出庫渋滞が発生します。終演の10分前に切り上げて先に出るか、逆にゆっくり温泉に浸かってから帰るか、どちらかに寄せると待ち時間を減らせます。カップルや友人同士なら、イベント後に豊平峡温泉へ移動して22:30まで過ごすという流れが、混雑も避けられて満足度も高い組み立て方です。
目的とシーン別で選ぶ|定山渓でどこに停めるのが正解か
【比較表】定山渓の駐車場7か所を料金・台数で並べてみた
ここまで紹介した駐車場を、料金・台数・利用条件で並べ直したのが下の表です。台数と料金を横並びにすると、「温泉街だけが有料で、あとは施設利用が条件の無料駐車場」という構図がはっきり見えてきます。
| 駐車場 | 料金 | 台数 | 利用の目安 |
|---|---|---|---|
| タイムズ定山渓観光駐車場 | 500円/24時間 | 54台 | 温泉街の散策・足湯めぐり(通年) |
| 豊平峡ダム 冷水駐車場 | 無料 | 250台 | 紅葉・渓谷(冬期休業) |
| やわらぎの里 豊平峡温泉 | 無料 | 約200台 | 日帰り入浴・食事(年中無休) |
| 奥定山渓カムイの森 | 無料 | 乗用車200台 | 森遊び(5〜10月・火水休) |
| 定山渓ダム下流園地 | 無料 | 第一・第二の2か所 | ドライブ休憩・ダム見学(4/26〜11/3) |
| 札幌市定山渓自然の村 | 無料 | 管理センター前 | 日帰りアウトドア(9:00〜17:00) |
| 定山渓物産館 | 無料 | 4台 | 土産の買い物のみ(8:00〜20:00) |
※各施設の公式サイト・公式発表をもとにさっぽろノート調べ(2026年7月時点)
一人旅・出張の合間なら豊平峡温泉に直行
一人で定山渓へ向かうなら、駐車場探しに神経を使わずに済むやわらぎの里 豊平峡温泉が快適です。約200台の無料駐車場があるので、平日はもちろん土日でもまず停められます。入浴料1,300円で10:00〜22:30まで利用でき、館内のインド料理レストランで食事まで完結します。
出張で札幌に来ている人にもはまります。仕事が17時に終わったあと車を走らせれば、18時台には温泉に入れて、20時ごろ食事、21時に出発して札幌市街へ戻る、という組み立てが可能です。最終受付が21:45なので、多少遅くなっても間に合う余裕があります。
一人旅で温泉街の散策もしたいなら、朝にタイムズ定山渓観光駐車場へ入れて午前中に川沿いを歩き、午後に豊平峡温泉へ移動する二段構えも良い流れです。500円は先に払ってしまえば24時間有効なので、時間を気にせず歩けます。注意点は、冬の夜は路面が凍ること。夜に運転して帰る予定なら、冬季はスタッドレスと余裕のある時間設定が前提になります。
カップル・友人同士は温泉街に停めて歩くのが正解
2人以上で来て写真も撮りたい、食べ歩きもしたい、というプランなら、タイムズ定山渓観光駐車場に停めて歩き回るのがいちばん充実します。二見公園まで徒歩約4分、定山渓神社まで徒歩5分ほど、無料の足湯も徒歩圏内。500円を2人で割れば1人250円なので、コスト面でも気になりません。
夕方から夜にかけての時間帯もおすすめです。日中の混雑が引いたあとの温泉街は静かで、ライトアップの時期なら雰囲気も変わります。24時間入出庫可能なので、夜遅くなっても出庫できないという心配がありません。食事を挟んで数時間滞在しても料金は500円のままです。
注意点は、遊歩道の一部が冬季に通行止めになること、そして夜は街灯の少ない区間があることです。冬に夜の散策をするなら、足元を照らせるライトがあると安心できます。散策のあと豊平峡温泉へ移動して22:30まで過ごす、という締め方にすると、1日の満足度がぐっと上がります。
家族連れは無料駐車場のある施設に直付けする
子ども連れの場合、駐車場から目的地までの距離が短いほど負担が減ります。定山渓ダム下流園地なら第一駐車場にトイレが併設されていて、入園も駐車も無料。ダム内部のクロスギャラリー(開園期間中10:00〜16:00)は子どもが喜ぶ見学スポットです。開園は4月26日〜11月3日、園地は9:00〜17:00です。
もっとしっかり遊ばせたいなら、札幌市定山渓自然の村が候補になります。管理センター前の駐車場は無料で、日帰りならテントサイト170円から利用可能。コテージ1,600円、テントハウス1,300円という料金設定なので、キャンプ道具がなくても自然の中で過ごせます。利用時間は9:00〜17:00です。
奥定山渓カムイの森は乗用車200台の無料駐車場を備えていますが、入園には森パス(中学生以上2,000円〜2,800円、小学生1,000円〜1,400円)が必要です。4人家族なら6,000円前後になるので、予算と滞在時間を見て判断してください。火曜・水曜が休園、営業期間が5月〜10月という条件も忘れずに。無料で済ませたい日は、ダム下流園地のほうが向いています。
まとめ|定山渓の駐車場は「行き先を先に決める」だけで解決する
定山渓の駐車場事情は、2025年9月の有料化を境に大きく変わりました。以前のように「温泉街に着いてから無料駐車場を探す」という動き方は通用しません。ただ、それは不便になったという話ではなく、目的地を先に決めておけば必要な駐車枠は必ずあるということでもあります。散策なら500円を払って停めっぱなし、入浴やドライブなら施設の無料駐車場に直付け。この2択で考えれば迷いません。
季節による違いも押さえておきましょう。4月下旬から11月上旬は定山渓ダム下流園地や豊平峡ダムの大型無料駐車場が使えて選択肢が豊富ですが、11月から4月にかけてはこれらが閉鎖され、実質的にタイムズ定山渓観光駐車場と豊平峡温泉、宿泊施設の駐車場に絞られます。冬に行くなら、行き先と駐車場をセットで決めてから家を出るのが鉄則です。
紅葉シーズンの土日に行くなら、朝9時前の到着を目指してください。11時から15時のピークを外すだけで、駐車場の空き待ちも国道230号の渋滞もほとんど回避できます。時間をずらせないなら、最初から250台の冷水駐車場や約200台の豊平峡温泉といった収容力のある場所を目的地にしておくと安全です。
最初の一歩は、出発前にカーナビの目的地を1つ決めてしまうこと。温泉街を歩きたいならタイムズ定山渓観光駐車場、渓谷の景色なら豊平峡ダム、温泉と食事なら豊平峡温泉、子どもと自然遊びなら定山渓ダム下流園地か定山渓自然の村。この4つのうちどれかを選んで入力しておけば、定山渓に着いてから困ることはまずありません。あとは道中の景色を楽しむだけです。
※料金・営業時間・営業期間は変更されることがあります。おでかけ前に各施設の公式サイトや定山渓観光協会(011-598-2012)で最新情報をご確認ください。

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