札幌でジンギスカンの食べ放題を探していると、必ず候補に上がるのがサッポロビール園です。ただ、いざ予約サイトを開くと「ランチ食べ放題」「キングバイキング」「わくわく食べ放題コース」と名前の違うコースが並び、しかも同じ敷地の中で店(ホール)が4つに分かれています。料金も3,300円から9,500円まで幅があって、どれを選べばいいのか迷った経験がある人は多いはずです。
先に結論からお伝えすると、サッポロビール園の食べ放題はランチなら3,300円〜3,800円、ディナーなら4,300円〜5,400円が標準ラインです。そこに飲み放題(900円〜2,800円)を付けるかどうかで、最終的な支払いが決まります。ラム肉のグレードを上げると7,500円や9,500円のコースになりますが、初めての人が選ぶべきはそこではありません。
この記事では、ライラック・開拓使館・ガーデングリル・ポプラ館の4ホールについて、公式サイトに掲載されている食べ放題コースの料金と席時間、飲み放題の価格差、そして予約や追加オプションで損をしないポイントまで整理しました。旅行の予算を組む段階で読んでおくと、当日「聞いていた金額と違う」となる場面を避けられます。
・4ホールの食べ放題コース料金を、大人・小学生・中高生まで一覧で比較
・飲み放題は食べ放題とは別料金。900円〜2,800円の価格差の中身
・席時間は80分・90分・120分の3パターン。時間で選ぶという発想
・予約の締め切り、追加オプションの申込期限など当日ハマりやすい落とし穴
札幌のビール園の食べ放題は料金3,300円からが入口

結論:ランチ3,300円台、ディナー4,300円台が標準の入口価格
サッポロビール園の食べ放題は、いちばん手前の価格帯がランチで3,300円(ポプラ館の大人料金)、ディナーで4,300円(開拓使館の「定番」キングバイキング大人料金)です。まずこの2つの数字を覚えておくと、他のコースが「そこからいくら上乗せなのか」で理解できるようになります。
上の価格帯を見ていくと、ライラックのランチ食べ放題が大人3,800円、ディナー食べ放題が大人5,400円。開拓使館の「イチ押し」キングバイキングが大人4,800円、ガーデングリルの「実り」コースが4,500円です。さらに上には開拓使館の至福の「ラムづくし」キングバイキング8,000円、ガーデングリルの「極み」コース9,500円があります。同じ敷地内で、入口と最上位ではコース料金が倍以上違うわけです。
旅行で初めて訪れる人、家族で行く人は、まず入口〜中間の価格帯(3,300円〜5,400円)から選んで問題ありません。ラム肉の部位やアラカルトの品数で差はつきますが、ジンギスカンとビールを味わうという目的なら標準コースで満たせます。記念日や接待で肉質にこだわりたいときだけ、上位コースを検討するのが現実的な使い分けです。
注意したいのは、ここで挙げた金額はすべて「食べ放題のコース料金のみ」という点です。ビールやサワーを飲む場合は飲み放題やドリンク代が別に乗ります。予算を組むときは、コース料金+飲み放題で考えておくと当日の会計で驚かずに済みます。
4つのホールは「肉のグレード」と「にぎやかさ」で分かれている
サッポロビール園には食べ放題を提供するホールが複数あり、それぞれ性格が違います。ざっくり分けると、ライラックは味付けジンギスカン、開拓使館はラム肉のグレードを選べるキングバイキング、ガーデングリルは落ち着いた空間、ポプラ館は大人数向けの開放的な空間、という住み分けです。
ライラックは、秘伝のタレをもみ込んだ味付けジンギスカンが看板です。公式サイトでも「秘伝のタレをたっぷりもみ込んだ様々な『味付けジンギスカン』が食べられるのはサッポロビール園でライラックだけ」と説明されています。生ラムのイメージが強いジンギスカンとは別ジャンルの味わいなので、タレ味が好きな人はここ一択になります。
一方、開拓使館は2026年4月1日にリニューアルオープンしたホールで、「定番」「イチ押し」「ラムづくし」と3段階のコースが用意されています。予算に合わせてラム肉のグレードを選べるのが特徴です。ガーデングリルはオーストラリア産のグレインフェッドラム(穀物飼育)を使い、IH式の平鍋と集煙機能を備えた完全禁煙の空間。ポプラ館は700席規模の大型ホールで、団体やグループ利用に向いています。
選び方の注意点として、「ビール園に行く」と決めていても、どのホールを予約したかで食べられる肉も料金もまったく変わります。同行者と話すときは「ビール園」ではなく「ライラック」「ガーデングリル」とホール名まで共有しておくのが確実です。
飲み放題は食べ放題とは別料金。900円〜2,800円の3段階
食べ放題コースの料金には、基本的にドリンクは含まれません。飲み放題は各ホールでオプションとして用意されていて、ソフトドリンクのみなら900円〜1,000円、アルコール込みなら2,000円〜2,800円が目安です。
具体的には、ライラックがソフトドリンク飲み放題900円、スタンダード飲み放題2,000円、デラックス飲み放題2,600円の3段階。開拓使館はソフトドリンク飲み放題900円、スタンダード飲み放題2,000円、プレミアム飲み放題2,600円。ガーデングリルはソフトドリンク飲み放題1,000円、スタンダード飲み放題2,000円、スペシャル飲み放題はスタンダードに800円を足した2,800円という設定です。ポプラ館のランチ・ディナーでは、コースにアルコールを追加する形で1,300円という設定があります。
使い分けの目安はシンプルで、ビールを3杯以上飲むならスタンダード飲み放題を付けたほうが計算が合いやすく、1杯だけ乾杯して終わりなら単品で頼んだほうが安く収まります。車で行く人や未成年が混じる家族連れは、ソフトドリンク飲み放題を人数分ではなく飲む人だけに付けられるかを予約時に確認しておくと安心です。
注意点は、上位の飲み放題ほど銘柄の幅が広がる分、席時間の中で飲みきれるかという問題が出てくること。席時間は最長でも120分なので、デラックスやスペシャルを選ぶなら「乾杯から逆算して何杯飲むか」を考えたうえで決めるのが賢い選択です。
席時間は80分・90分・120分。時間で選ぶという発想
意外と見落とされがちなのが席時間です。サッポロビール園の食べ放題は時間制で、ディナーは120分(L.O.100分)が基本ですが、ランチは短めに設定されています。ライラックのランチ食べ放題は90分(L.O.60分)、ポプラ館のランチは80分(L.O.60分)です。
ラストオーダーが60分というのは、着席して60分後には追加注文を締め切るということ。ジンギスカンは自分で焼く料理なので、焼く時間を考えると実質的に注文できる回数はそれほど多くありません。ランチ食べ放題で元を取りたいなら、着席したらメニューを眺める前にまず肉と飲み物を頼み、焼きながら次を考えるくらいのペース配分が必要です。
逆に、ディナーの120分(L.O.100分)はかなり余裕があります。乾杯してアラカルトをつまみ、ジンギスカンを焼いて、締めにデザートまで回しても時間が余るくらいです。観光の最終日に荷物を持って立ち寄る人や、この後に夜景スポットへ移動したい人は、ランチの短い枠をあえて選ぶという手もあります。
注意したいのは、席時間のカウントが「予約時間から」なのか「着席から」なのかで体感が変わる点です。予約時刻に遅れると、その分だけ実質の滞在時間が削られます。特に札幌駅から向かう場合は移動時間を多めに見積もり、10分前には受付を済ませられるよう動くのが安全です。
ランチ食べ放題はディナーより安い代わりに、席時間が80分〜90分と短く設定されています。「安いほうでいいか」と選んだ結果、焼いている間にラストオーダーが来た、というのがいちばん多い失敗です。ゆっくり食べたい日は、料金だけでなくL.O.までの時間も見て決めてください。
4ホールのコース料金を横並びで比較すると見えてくること
さっぽろノート調べ:基本コースの料金と席時間を一覧化
各ホールの公式サイトに掲載されている食べ放題コースを、価格と席時間の観点で並べ直しました。ホールごとにコース名が違うため、同じ表に並べて初めて「どこが割安か」が見えてきます。
| 比較項目 | ライラック | 開拓使館 | ガーデングリル | ポプラ館 |
|---|---|---|---|---|
| 入口のコース(大人) | ランチ3,800円 | 定番4,300円 | 実り4,500円 | ランチ3,300円 |
| 中位のコース(大人) | ディナー5,400円 | イチ押し4,800円 | 恵み5,500円 | わくわく4,800円 |
| 上位のコース(大人) | 設定なし | ラムづくし8,000円 | 極み9,500円 | ラムづくし7,500円 |
| 小学生料金(入口) | 1,800円 | 2,400円 | 設定なし | 2,000円 |
| 席時間 | 昼90分/夜120分 | 120分 | 120分 | 昼80分/夜120分 |
| アルコール飲み放題 | 2,000円/2,600円 | 2,000円/2,600円 | 2,000円/2,800円 | 追加1,300円 |

(料金・席時間は各ホール公式サイトの掲載内容をさっぽろノートが整理。コース名は公式表記を短縮しています)
子ども連れの家族が一番安く収まるのはどこか
家族で行く場合、大人の料金差より子ども料金の設計を見たほうが総額の差が出ます。小学生料金はポプラ館のランチが2,000円、ライラックのランチが1,800円、ディナーになるとライラック2,500円、開拓使館の定番2,400円という水準です。
特徴的なのがポプラ館で、ここだけ「中高生」の区分があります。ランチ食べ放題は中高生3,000円、わくわく食べ放題コースは中高生3,600円という設定です。中学生・高校生の子どもがいる家庭では、大人料金を払うか中高生料金で済むかが総額に効いてきます。よく食べる年頃の子どもを連れて行くなら、この区分があるホールは検討する価値があります。
使い方としては、小学生以下の子ども連れならランチ帯、中高生がいるならポプラ館のディナー帯が噛み合いやすい構成です。ジンギスカンは焼きながら食べる料理なので、小さな子どもがいる場合は鍋の熱源の位置も確認しておくと安心できます。ガーデングリルはIH式の平鍋を使っていて、集煙機能も備えています。
注意点は、ガーデングリルには小学生料金の設定が公式サイトのコース表に見当たらないこと。コースが一律料金なので、小さい子ども連れで行くなら他のホールのほうが予算を組みやすくなります。子連れで検討している人は、予約前に人数構成を伝えて確認するのが確実です。
実は、地元の人がビール園に行くのは観光シーズンより「宴会シーズン」です。歓送迎会や忘年会でホールを押さえる文化があるため、春と冬は団体予約で席が埋まりやすくなります。意外と知られていないのは、その裏返しで平日のランチ帯は比較的落ち着いていること。観光で1日に1食だけ贅沢するなら、混雑の少ないランチ帯を狙って、夜は別のジャンルに回すという組み立てもできます。
大人数の宴会・団体で使うときの料金の考え方
グループ利用では、人数によって使えるプランが変わります。ポプラ館の2階ビュッフェコースは41名以上が対象で、大人4,300円・中高生3,800円・小学生2,800円という設定です。少人数のコースより単価を抑えつつ、ビュッフェ形式で回せるのが団体プランの強みです。
逆に少人数の場合は、ガーデングリルが2名から受け付けています。カップルや夫婦での利用なら、席数の多い大型ホールよりも落ち着いた空間のほうが合うことが多く、ここが選択肢に入ります。人数が中間(10名前後)のときは、どのホールでも対応できる範囲なので、肉のグレードと予算で選んで構いません。
シーン別に整理すると、会社の宴会・部活動・修学旅行のような大人数はポプラ館、家族旅行はライラックか開拓使館、記念日やふたりの食事はガーデングリル、という当てはめがわかりやすい形です。どれも同じ敷地内にあるので、待ち合わせ場所を決めやすいのもグループ利用に向いている点です。
注意すべきは、団体プランは席の確保だけでなく料理の準備にも時間がかかるため、直前の予約が難しいこと。人数が確定していない段階でも、おおよその人数で仮押さえできるかを早めに問い合わせるのが安全です。特に週末や連休は、希望の時間帯が先に埋まります。

札幌観光で「サッポロビール園に行ってみたいけど、実際どうなの?」と気になっていませんか。レストランが4つ(+夏季限定ビアガーデン)あって料金もバラバラ、予約なし…
味付けジンギスカンで選ぶならライラックが答えになる

6種類の味付けジンギスカンはここでしか食べられない
ライラックの一番の特徴は、味付けジンギスカンの種類の多さです。公式サイトによれば、秘伝のタレをもみ込んだ味付けジンギスカンを食べられるのはサッポロビール園の中でライラックだけ。6種類の味付けジンギスカンに加えて、アラカルトが30種以上そろいます。
味付けジンギスカンは、あらかじめタレに漬け込んでから焼くタイプです。焼いた瞬間にタレが焦げる香ばしい匂いが立ちのぼり、羊肉のクセがタレの甘辛さでやわらぐので、ジンギスカンを食べ慣れていない人でも箸が進みます。生ラムを塩で食べるスタイルとはまったく別の満足感があり、白いご飯やビールとの相性でいえばこちらのほうが好き、という人も少なくありません。
どんな人に向くかというと、「ジンギスカンは前に食べて匂いが気になった」という人、そして味のバリエーションを楽しみたいグループです。6種類あるので、テーブルで食べ比べながら好みを探すという遊び方ができます。子どもがいる家族連れでも、タレ味なら食べやすいという場面は多いはずです。
注意点は、味付け肉は焦げやすいこと。タレの糖分が鍋に残るため、火加減を強くしたまま放置すると短時間で焦げ付きます。焼き係を交代しながら、鍋の状態を見て肉を置く位置を変えていくと、最後まで気持ちよく食べられます。
ランチ食べ放題3,800円は昼の時間帯だけの価格
ライラックのランチ食べ放題は大人3,800円、小学生1,800円です。提供時間帯は11:30~15:00(L.O.15:00)で、この枠の中だけの料金になります。同じ内容でも夜に行けばディナー料金になるので、価格で選ぶなら時間帯の指定は外せません。
席時間は90分(L.O.60分)です。ランチ帯は観光の途中で立ち寄る人が多く、限られた時間で味付けジンギスカンを一通り試したいという使い方に向いています。午前中に観光施設を回ってから昼に立ち寄り、午後は札幌駅周辺で買い物、という動き方なら時間のロスが出ません。
向いているのは、夜に別の店を予約している旅行者、ビールを1〜2杯だけ楽しみたい人、そして出張の合間に札幌名物を押さえたいビジネス層です。昼から飲むかどうかで飲み放題を付けるかを判断すれば、支払いはかなり読みやすくなります。
注意点は、L.O.が着席から60分という点です。90分の席時間があっても、後半30分は焼いて食べる時間になります。ラスト1品を頼み忘れたまま時間が来るのを避けるため、開始40分を過ぎたあたりで「あと何を頼むか」をテーブルで確認しておくと後悔しません。
ディナーは5,400円。飲み放題を付けたときの考え方
夜のライラックは、ディナー食べ放題が大人5,400円、小学生2,500円です。席時間は120分(L.O.100分)と長く、飲みながらゆっくり進める前提の設計になっています。ここに飲み放題を付けるなら、ソフトドリンク900円、スタンダード2,000円、デラックス2,600円から選ぶ形です。
2時間の枠でビールを何杯飲むかを考えると、乾杯からゆっくりでも3〜4杯は入る計算になります。ビール中心で飲むならスタンダード飲み放題、日本酒やウイスキーまで広げたいならデラックス飲み放題という選び分けが素直です。飲まない同行者にはソフトドリンク飲み放題があるので、テーブルごとに一律で決めなくても組み立てられます。
使う場面としては、旅行の初日や最終日の夕食、家族での記念の食事、出張メンバーでの会食などが挙げられます。営業時間は11:30~21:00(L.O.20:40)なので、19時前に入れば席時間をフルに使い切れます。逆に20時台に入店すると、席時間よりラストオーダーが先に来ます。
注意点は、ディナー帯は週末を中心に予約が埋まりやすいこと。当日ふらっと行って入れる日もありますが、人数が4名以上なら事前予約が現実的です。定休日は12月31日のみなので、年末年始の旅行で訪れる人はこの日だけ避けてください。
| 住所 | 〒065-0007 北海道札幌市東区北7条東9丁目2-10 |
| 電話番号 | 0570-098-346 |
| 営業時間 | 11:30~21:00(L.O.20:40) |
| 定休日 | 12月31日 |
| アクセス | JR苗穂駅北口から徒歩約8分/東豊線東区役所前駅4番出口から徒歩約10分/札幌駅北口2番乗り場からサッポロビール園・アリオ線で約7分 |
| 駐車場 | 150台完備(利用者は5時間まで無料) |
| 公式サイト | 公式サイト |
ジンギスカンは煙が出る料理です。ライラックやポプラ館のような炭火・ガス式の鍋を使うホールでは、上着に匂いが残ります。この後にホテルのラウンジや観劇の予定がある日は、上着を1枚脱いで椅子にかけておくか、匂いが気になりにくいガーデングリル(集煙機能つき・完全禁煙)を選ぶという回避策があります。
リニューアルした開拓使館はラムのグレードで料金が動く
3段階のキングバイキングは4,300円・4,800円・8,000円
開拓使館の食べ放題は「キングバイキング」という名前で、3つのグレードに分かれています。「定番」キングバイキングが大人4,300円・小学生2,400円、開拓使館の「イチ押し」キングバイキングが大人4,800円・小学生2,900円、至福の「ラムづくし」キングバイキングが大人8,000円・小学生4,500円です。
価格差の中身はラム肉のグレードとアラカルトの構成で、上のコースに行くほど上質なラムが使われます。初めて訪れる人や、まずジンギスカンを体験したい人は「定番」で十分に満足できる内容です。ラム肉そのものを味わいたい、脂の甘さや赤身の香りを比べたいという目的があるなら「ラムづくし」を選ぶ価値があります。
席時間は120分(L.O.100分)で、営業時間は11:30~21:00(L.O.20:40)です。ランチ・ディナーで料金が分かれていないため、昼に行っても夜に行っても同じコース料金で食べられます。これは他のホールにはない特徴で、「昼にしっかり食べたいが、ランチ限定メニューでは物足りない」という人には噛み合う設計です。
注意点として、コース名が似ているため予約時に取り違えやすいこと。「定番」と「イチ押し」は大人料金で500円の差ですが、内容は別物です。予約サイトで選ぶときは、コース名と金額の両方を見て確定させてください。
カニの追加は前日16:00まで。当日は頼めない
開拓使館では、タラバガニとズワイガニの冷製盛り合わせを1人あたり3,500円で追加できます。ただしこれは要予約のオプションで、前日の16:00までに申し込む必要があります。当日テーブルで「やっぱりカニも」と言っても頼めません。
これは実際に起こりやすい失敗パターンのひとつです。北海道旅行でジンギスカンとカニの両方を食べたいという希望はよくありますが、ビール園で両方を1回にまとめるつもりなら、予約の時点でカニを申し込んでおく必要があります。原因は「食べ放題のオプションは当日でも追加できる」という思い込みで、対策は予約フォームの備考欄まで含めて申込内容を確認することです。
どんな場面で使うオプションかというと、家族旅行や親族での食事、道外からの来客をもてなす席など、「北海道らしさをまとめて出したい」場面です。ジンギスカンを焼きながら冷たいカニをつまむ構成は、テーブルの見栄えとしても分かりやすく仕上がります。
注意点は、1人あたりの追加料金という点です。大人数で頼むと総額が大きく動くので、テーブル全体で頼むのか、食べたい人だけ頼めるのかを予約時に確認しておくと予算がぶれません。
2026年4月にリニューアル。明治の建物で食べるという体験
開拓使館は改装のため休業していましたが、2026年4月1日にリニューアルオープンしました。もともと1992年開業の歴史ある建物で、赤レンガの重厚な空間そのものがサッポロビール園の象徴になっています。改装後は内装が整い、以前より快適に過ごせる空間になりました。
この「建物の中で食べる」という体験価値が、開拓使館を選ぶ最大の理由です。ジンギスカンの味だけなら市内に名店は多くありますが、明治期の面影を残す建物で煙を上げながら食べる時間は、旅行の記憶として残りやすいものです。写真を撮る目的で訪れる人にも向いています。
飲み放題はスタンダード2,000円、プレミアム2,600円、ソフトドリンク900円の3段階。ホール内の雰囲気に合わせてゆっくり飲みたい人は、席時間120分(L.O.100分)をフルに使える早めの時間帯に入るのがおすすめです。
注意点は、リニューアル直後は注目が集まりやすく、休日を中心に混み合うこと。観光シーズンの土日は特に予約が先行するので、日程が決まった段階で押さえておくと安心です。館の公式情報は開拓使館の公式サイトで確認できます。
| 住所 | 〒065-0007 北海道札幌市東区北7条東9丁目2-10 |
| 電話番号 | 0570-098-346 |
| 営業時間 | 11:30~21:00(L.O.20:40) |
| 定休日 | 12月31日 |
| アクセス | JR苗穂駅北口から徒歩約8分/東豊線東区役所前駅4番出口から徒歩約10分/札幌駅北口2番乗り場からサッポロビール園・アリオ線で約7分 |
| 駐車場 | 150台完備(利用者は5時間まで無料) |
| 公式サイト | 公式サイト |
静かに味わいたい日はガーデングリルという選択肢

4つのコースは4,500円から9,500円まで
ガーデングリルのコースは4段階です。「実り」コースが4,500円、「恵み」コースが5,500円、「薫り」コースが7,500円、「極み」コースが9,500円(いずれも1人あたり)。他のホールに比べると入口が少し高めですが、そのぶん空間と肉質にコストがかかっている構成です。
使われているのはオーストラリア産のグレインフェッドラム。公式サイトでは「穀物で育てることによりくせのないマイルドな味わい」と説明されています。羊肉特有の香りが苦手な人でも食べやすく、ジンギスカンに苦手意識のある同行者を連れて行くときに選びやすいホールです。
設備面では、IH式の平鍋を使い、周囲の集煙機能を備えた完全禁煙の空間になっています。食べログのレビューでも「ワンランク上の店舗で、内装がきれいでIH式の平鍋を使用し、周囲に集煙機能がしっかりしており、完全禁煙」と評価されています。服に匂いを残したくない日、この後に予定がある日には、この設備差が効いてきます。
注意点は、コースの下限が4,500円なので、「安く食べ放題を済ませたい」という目的には合わないこと。価格で選ぶならポプラ館やライラックのランチ帯、体験で選ぶならガーデングリル、という切り分けが現実的です。
2日前までの予約が必須。当日ふらっとは通用しない
ガーデングリルを利用するうえで最も重要なルールが、2日前までの予約が必要という点です。あわせて2名以上からの受付となっています。他のホールと同じ感覚で当日に向かうと、席が空いていても案内されない可能性があります。
これが2つ目の失敗パターンです。「サッポロビール園は当日でも入れる」という情報を見て現地に行き、ガーデングリルだけ予約が必要と知って別のホールに回ることになる、という流れです。原因は4ホールで予約ルールが違うことを知らないまま行動すること。対策は、行きたいホールを決めた時点で、そのホールの公式サイトの予約条件を確認しておくことです。
逆に言えば、予約を前提に動ける人にはメリットが大きいホールです。記念日や接待、親を連れての食事など、「席が確保されている安心感」が必要な場面では、2日前予約というルールはむしろ味方になります。個室も備えているので、落ち着いて話したい席にも向きます。
注意点は、人数変更や時間変更の締め切りも予約時に確認しておくこと。席時間は最大120分(L.O.100分)で、ランチメニューの提供は11:30~14:30までとなっています。昼に行くならこの時間帯を外さないよう注意してください。
追加オプションで満足度を上げる方法
ガーデングリルには、コースに加えられるオプションがあります。まるごとジンギスカンの追加が1,000円、タラバガニとズワイガニの冷製盛り合わせが3,500円です。飲み放題はスタンダード2,000円、スペシャル飲み放題はスタンダードに800円を足した2,800円、ソフトドリンク飲み放題が1,000円という設定になっています。
おすすめの組み立ては、コースを「実り」または「恵み」にして、その分をオプションに回す形です。肉の量を増やしたいなら、まるごとジンギスカンの追加1,000円のほうが上位コースに上げるより体感の満足度は上がりやすくなります。飲む量が多いグループなら、スペシャル飲み放題にして銘柄の幅を広げるのも手です。
シーン別では、記念日のふたりなら「恵み」+スタンダード飲み放題、道外からの来客をもてなすなら「薫り」+カニ追加、会社の少人数会食なら「実り」+スペシャル飲み放題という当て方がバランスします。2名から利用できるので、少人数でも組み立てやすいのが強みです。
注意点は、オプションを重ねると1人あたりの支払いが上位コースを超えることがある点です。先にコースを決めてからオプションを足すのではなく、1人あたりの上限を決めてから配分を考えると、会計で驚くことがなくなります。
| 住所 | 〒065-0007 北海道札幌市東区北7条東9丁目2-10 |
| 電話番号 | 0570-098-346 |
| 営業時間 | 11:30~21:00(L.O.20:40) |
| 定休日 | 12月31日 |
| アクセス | JR苗穂駅北口から徒歩約8分/東豊線東区役所前駅4番出口から徒歩約10分/札幌駅北口2番乗り場からサッポロビール園・アリオ線で約7分 |
| 駐車場 | 150台完備(利用者は5時間まで無料) |
| 公式サイト | 公式サイト |
匂いを残したくない日・静かに話したい日・予約を前提に動ける日は、ガーデングリルが噛み合います。逆に「思い立って今日行きたい」「とにかく安く食べ放題を」という日は、他のホールを選んだほうがストレスがありません。
大人数で集まるならポプラ館。ただし休館期間は要確認
ランチ食べ放題3,300円は4ホールで最も手前の価格
ポプラ館のランチ食べ放題は、大人3,300円・中高生3,000円・小学生2,000円です。サッポロビール園の食べ放題の中では最も手前の価格帯で、料金を優先するならここが第一候補になります。アルコールを追加したい場合は1,300円、食べ放題ではないランチセットは2,200円という選択肢もあります。
提供時間帯は11:30~15:00(L.O.14:40)で、席時間は80分(L.O.60分)です。1階のコースは配膳ロボットを使ったスタイルで、料理が運ばれてくる様子そのものが子どもには楽しいポイントになります。家族旅行でランチに立ち寄るなら、この体験も込みで選ぶ価値があります。
向いているのは、コストを抑えたい家族連れ、団体旅行の昼食、学生グループです。中高生の区分があるため、部活動や学校行事のような年齢層がそろった集まりでも予算が組みやすくなります。
注意点は席時間80分。4ホールの中で最も短いため、着席してからの動きを決めておかないと、食べ切れないまま終わります。最初にジンギスカンを頼み、焼いている間にアラカルトを選ぶという段取りで進めるのが現実的です。
ディナーはわくわく食べ放題4,800円とキングバイキング
夜のポプラ館は選択肢が増えます。わくわく食べ放題コースが大人4,800円・中高生3,600円・小学生2,500円。加えてキングバイキングの3コースがあり、定番コースが大人3,600円・小学生1,800円、イチ押しコースが大人4,000円・小学生2,000円、ラムづくしコースが大人7,500円・小学生3,750円という設定です。
注目したいのはキングバイキング定番コースの大人3,600円で、これは夜の食べ放題としては手頃な水準です。ジンギスカン6種とアラカルト30種以上を味わえる構成で、「夜にしっかり食べたいが予算は抑えたい」という要望に噛み合います。アルコールを追加する場合は1,300円です。
夜の営業は17:00~21:00(L.O.20:40)、席時間は120分(L.O.100分)です。ランチの80分と比べて余裕があるので、人数が多い集まりや、話しながらゆっくり食べたい日は夜のほうが向いています。
注意点は、コースによって子ども料金の刻み方が違うこと。わくわく食べ放題は中高生の設定がありますが、キングバイキングは大人と小学生の2区分です。中学生・高校生を連れて行く場合、どちらのコースが総額として有利かは人数構成で変わります。
2026年10月25日から休館。旅行日程との突き合わせを
ポプラ館を検討するうえで必ず確認したいのが休館情報です。公式のお知らせによると、ポプラ館は2026年10月25日(日)から2027年1月31日(日)まで一時休館します。理由は館内内装のリニューアル工事で、2026年10月24日(土)までは通常営業の予定です。
つまり、秋の紅葉シーズン後半から年末年始の旅行シーズンにかけて、ポプラ館は使えません。冬の札幌旅行を計画している人が「一番安いコースがあるホール」として当てにしていると、当日になって別のホールを探すことになります。旅行日程が11月以降なら、ライラック・開拓使館・ガーデングリルの3ホールから選ぶ前提で組み立ててください。
ポプラ館は1992年の開業以来、30年以上にわたって営業を続けてきた施設です。大人数を受け入れられる規模と開放的な空間が持ち味で、リニューアル後はさらに過ごしやすい空間になる予定とされています。最新の情報はサッポロビール園の公式お知らせで確認できます。
注意点として、休館期間中は他のホールに予約が集中する可能性があります。冬の旅行シーズンに訪れる人は、通常より早めに予約を入れておくほうが安全です。
| 住所 | 〒065-0007 北海道札幌市東区北7条東9丁目2-10 |
| 電話番号 | 0570-098-346 |
| 営業時間 | 17:00~21:00(L.O.20:40)※ランチ11:30~15:00(L.O.14:40) |
| 定休日 | 12月31日 |
| アクセス | JR苗穂駅北口から徒歩約8分/東豊線東区役所前駅4番出口から徒歩約10分/札幌駅北口2番乗り場からサッポロビール園・アリオ線で約7分 |
| 駐車場 | 150台完備(利用者は5時間まで無料) |
| 公式サイト | 公式サイト |

札幌に来たら絶対に食べたいグルメの筆頭がジンギスカン。でも「観光地価格で高いんじゃ…」と不安になる人、けっこう多いんです。安心してください。札幌には1,000円…
| ポプラ館を選ぶメリット | 選ぶ前に知っておく点 |
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| ランチ食べ放題が大人3,300円と手前の価格 中高生料金があり家族の総額を抑えやすい 41名以上の団体プランがある 夜のキングバイキング定番は大人3,600円 | 2026年10月25日〜2027年1月31日は休館 ランチの席時間が80分(L.O.60分)と短い コースごとに子ども料金の区分が違う 大型ホールのため静かな席を求める人には不向き |
予約・アクセス・当日の動き方で損をしないために
予約はWEBか自動応答電話。当日電話は繋がりにくい
サッポロビール園の予約は、WEB予約(TableCheck)とAI自動応答の電話予約、そして総合予約センターの3ルートがあります。公式サイトでもWEB予約とAI自動応答電話予約が推奨されていて、当日の電話は繋がりにくい場合があると案内されています。
おすすめは、日程が決まった段階でのWEB予約です。ホールごとにコースと人数を選んで確定できるため、「どのホールの、どのコースを、何名で」という情報が明確に残ります。同行者への共有もURLを送るだけで済み、当日の受付もスムーズです。
使い分けとしては、人数が固まっている旅行・会食はWEB、団体で条件の相談が必要な場合は総合予約センターという形になります。カニの冷製盛り合わせのように前日16:00までの申込が必要なオプションがあるので、電話で相談する場合も前日の日中には連絡を済ませておきたいところです。
注意点は、ホールごとに予約ルールが違うこと。ガーデングリルは2日前までの予約かつ2名からという条件があります。「ビール園全体で同じルール」と思い込まず、行きたいホールのページで条件を確認してから動いてください。
アクセスは3ルート。荷物がある日は移動手段で選ぶ
サッポロビール園へのアクセスは、JR苗穂駅北口から徒歩約8分、地下鉄東豊線東区役所前駅4番出口から徒歩約10分、そして札幌駅北口2番乗り場からサッポロビール園・アリオ線で約7分という3通りがあります。
旅行者にとって使いやすいのは、札幌駅北口からのバスルートです。約7分で着くので、荷物がある日や冬の寒い日でも負担がありません。天気の良い日や、街並みを歩きたい人はJR苗穂駅から向かうルートが気持ちよく歩けます。地下鉄派なら東区役所前駅から徒歩約10分です。
シーン別では、家族連れや高齢の家族がいる場合はバス、身軽な観光ならJRか地下鉄という使い分けになります。冬季は路面が凍結するため、徒歩ルートを選ぶなら滑りにくい靴が前提です。特に夜は気温が下がって路面が固まるので、帰りの移動手段も考えておくと安心できます。
注意点は、食べ放題は時間制だという点です。移動に手間取って予約時刻に遅れると、その分だけ滞在時間が削られます。初めて行く人は、地図アプリの所要時間に10分ほど余裕を足して出発してください。
営業時間と定休日。年末の旅行者だけ注意
営業時間は、ライラック・開拓使館・ガーデングリルが11:30~21:00(L.O.20:40)。ポプラ館は夜が17:00~21:00(L.O.20:40)で、ランチは11:30~15:00(L.O.14:40)という構成です。定休日は12月31日のみで、それ以外の日は基本的に営業しています。
ラストオーダーが20:40なので、夜に訪れるなら19時前の入店が理想です。席時間120分をフルに使えて、L.O.まで余裕をもって注文できます。20時を過ぎての入店は、席時間より先にラストオーダーが来るため、食べ放題の良さを活かしきれません。
年末年始に札幌を訪れる人は、12月31日だけ避ければ大丈夫です。ただし年末年始は観光客が集中する時期でもあるため、営業していても席が埋まっている可能性があります。この時期に行くなら予約は必須と考えてください。
注意点は、ポプラ館の休館期間(2026年10月25日〜2027年1月31日)が年末年始と重なること。冬の札幌旅行でビール園を予定している人は、ポプラ館以外のホールで計画を立てる必要があります。
ジンギスカンは、鍋の中央の盛り上がった部分で肉を焼き、まわりに野菜を敷いて肉汁を吸わせるのが基本形です。野菜を先に敷いてから肉をのせると、肉汁が野菜に落ちて味が決まります。食べ放題の時間内で効率よく回すなら、焼き役を1人固定せず、肉を置く人と野菜を動かす人を分けるとテーブル全体のペースが上がります。

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札幌のビール園で食べ放題を選ぶときの料金まとめ
最初の一歩としておすすめしたいのは、旅行の日程とメンバーを決めたら、その場で行きたいホールのコース表を開いて「大人何名・子ども何名・どのコース」まで書き出してしまうことです。ここまで決めてしまえば、あとはWEB予約で選ぶだけになります。迷ったら、味付けジンギスカンを味わえるライラック、または3段階から選べる開拓使館から検討してみてください。
なお、料金・営業時間・コース内容は変更されることがあります。訪問前に各ホールの公式サイトで最新情報をご確認ください。

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